函館本線冬の全駅間歩き(大沼-石谷) その10・渡島砂原駅から丘の下に広がる市街地へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その9からの続き

 

-渡島砂原(9:48着・10:05発)-

 

 

渡島沼尻駅から国道へ向かい、沼尻市街を通って渡島砂原駅へ向かっています。

 

ハマナス台場公園を通過。

予想通り、全く除雪されていませんでした。

 

かんじきに履き替えて写真の展望台まで行ってみたい気持ちもありましたが、

今回は先を急ぎました。

 

 

 

砂原市街は丘の下にあるため、

駅が近いとはいえ、沿道の民家はポツポツです。

 

 

 

渡島砂原駅に着きました。

 

くたびれた感じの木造駅舎が魅力的ですが、

この駅がこの位置に開業したのは1945年のこと。

実は、函館本線「砂原回り」も1945年の開業で、意外と新しい路線だったりします。

 

「砂原回り」の前身は1927年開業の森(東森)と砂原を結んだ渡島海岸鉄道で、

1945年に渡島海岸鉄道を国有化する形で現在線が開業しましたが、

尾白内から先は新線が建設されました。

 

旧線の線路跡が国道278号…というのは、

ブログ書いてる時に気づいた話。

 

 

 

ホームは2面2線。

渡島沼尻駅とはうって変わって、かなり長いホーム。

これだけ長くても、旅客列車は1両か2両…。

 

wikiさんによると1980年代には1日230人の利用があったそうで、

現在も1日45人程度の利用があるそうです。

 

 

 

休憩終えたら、次の駅へ向かいます。

せっかくなので、砂原市街へ行ってみたいと思います。

 

砂原市街は丘の下。

線路は大沼へ向かって登り始めているため、

高台に駅が設けられています。

 

 

 

海沿いの県道に出ました。

この道沿いに砂原市街が続いています。

 

 

 

この道には歩道がありますが、

例によって雪がしまっておらず、歩くとズブズブ埋まりました。

 

だんだん嫌になってきたので、

車が来ないときは車道を歩きました。

 

 

 

砂原漁港にさしかかったので、県道を外れてみました。

下り坂は滑りやすいから気をつけて、と。

 

 

 

たくさんの漁船が係留されていました。

 

 

 

ふたたび県道に戻って、西へ。

 

 

 

市街は細長く続いていました。

 

 

 

少し開けた場所から、北海道駒ヶ岳が見えました。

先ほどよりも大きく、そして険しそうに見えました。

 

 

 

歩道はいちおうあるのですが、もうまともな除雪がなされていないので、

ほぼドライな車道を歩きました。

 

 

 

民家がやや少なくなり、周囲が開けました。

 

 

 

再び民家が増えてくれば、掛澗(かかりま)の市街です。

 

 

その11へ続く

 

 

沼尻市街から砂原市街付近までのGPSログ(1/35,000)です。

中央左側の交差点から黄色い道に進めば砂原市街へ入ります。

 

 

 

渡島砂原駅周辺のGPSログ(1/35,000)です。

 

渡島海岸鉄道時代の砂原駅は、

図中「砂原」という文字の右上にある信号付近にあったそうです。