東北本線全駅間歩き6(黒磯-安積永盛) その6・白河にある「平和博物館」 | 駅から駅まで・旅のあしあと

駅から駅まで・旅のあしあと

鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
X(Twitter)アカウント:@Oaksky8

 

その6からの続き

 

-新白河(13:47着)-

 

 

線路跡をたどって県境を越え、福島県最初の駅・白坂駅に着きました。

 

次の駅へ向かいがてら昼食にしようと思いましたが、

ちょっと気になる場所があるので行ってみることにしました。

 

 

 

駅から300メートルほど歩いたところで左折。

住宅地の小道を進んだ先に…

 

 

 

アウシュヴィッツ平和博物館がありました。

…見かけは普通の古民家ですけどね。

 

名前の通り、

アウシュヴィッツ強制収容所の遺品資料の一部を

ポーランドの国立博物館から公式に借り受けて展示されています。

こんなところにこういう博物館があるのは意外以外のなにものでもない。

 

入館料払ったら、まず20分間のDVDを見るように伝えられました。

伝えたい内容がまとまっているから展示見るよりわかりやすいということでしたが…

あんまり時間に余裕が無い身としては、展示を見たかったのが正直なところ。

 

 

 

DVD観た後、いそいそと展示を見て、建物外にある貨車へ。

 

強制収容所への移送に使った貨車をイメージしていると思いますが、あくまで日本の貨車です。

中には戦時中の子供が描いた絵が展示されていました。

結構生々しいものもあったなぁ。

 

 

 

敷地内には「アンネの日記」で知られる、

アンネ・フランク関連の資料が展示されている建物も。

 

アンネの隠れ家を再現した模型も展示されていました。

左手前の書棚の裏に奥へ続く扉があったそうです。

狭いながらも長期居住に耐えられそうな造りだったようですね。

 

 

 

全速力で観て回りましたが、30分以上かかってしまいました。

急いで昼食場所に向かいた

県道184号を少し歩くと、

目星をつけてたお店が見えてきたのですが、

駐車場は車でいっぱい、外にはすでに入店を待つ人の姿。

 

 

ここで待ってるとさらにタイムロスが広がりそうだったので、

新白河駅まで食事抜きで歩くことにしました。

 

 

 

跨線橋渡って線路の西側へ。

 

 

 

その後は線路に沿って市道を北へ。

 

 

 

地図では池の隣を歩いているはずなのですが、

草が覆い繁っていて、何も見えませんでした。

 

 

 

ポツポツ連なっていた建物は消えましたが、歩道は続いていました。

 

 

 

道が大きく左にカーブするところで

線路に近づけそうな遊歩道があったのでちょっと寄り道。

これがどうやら地図で描かれていた大池みたいですね。

 

溜め池…なのかなぁ。

 

 

 

再び市道に戻り、跨線橋をもう一度渡りました。

左奥には東北新幹線と目指す新白河駅が見えました。

 

 

 

跨線橋を下ると、白河市街地に入りました。

 

 

 

このあたりは新幹線開業に伴って区画整理が行われているため、

比較的新しい家が目立ちました。

 

 

 

駅前通りにあたる新白河通りに入りました。

この突き当たりが新白河駅です。

 

 

その7へ続く

 

 

白坂駅手前から新白河駅手前までのGPSログ(1/30,000)です。

 

本当はいったん国道まで出て新白河ニュータウンを経由したかったのですが、

所要時間の関係で、最短距離をたどることにしました。