-キャンプ場(17:05)
※この全駅間歩きは2014年9月に歩いたものです。
塘路駅から国道391号に戻り、キャンプ場へ向かうべく峠越えにさしかかりました。
峠の頂点で釧路町に入りました。
いよいよゴールの街と言いたいところですが…釧路市ではありません。
カントリーサインのミスではありません。
釧路市と釧路町、同じ名前の市と町が隣接しているのはそうそうないんじゃないでしょうか。
釧路市街地も一部は釧路町だったりするので合併した方が…とも思うのですが、
経緯を調べてみるといろいろあるみたいですね。
峠を越えたら、下り坂が始まりました。
転がり落ちるように坂を下り続けましたが、
意外と距離あったなぁ…
1km10分のペースで坂を下って、下り坂の終点が見えてきました。
下りきったところで国道を離れ、キャンプ場に繋がる道に入りました。
接続道路に入っても、まだ3km近くあるというイヂワル構造…。
西日に向かって遊歩道を歩きましたが、
残り1kmほどの所で車道から遊歩道が別れました。
どこに向かっているのか、ちょっと心配に…
左手に達古武(たっこぶ)湖が見えてきました。
ちょうど湖の対岸に陽が沈もうとしていました。
この日の宿泊地・達古武オートキャンプ場に着きました。
今日はここの簡易バンガローで一泊します。
キャンプ場のセンターハウスというので、
事務所+αの設備くらいしかないだろうと思っていましたが、
ここはかなりしっかりしていて、売店の他にシャワー室と休憩室まで完備、
売店はインスタント食品から焼肉用の肉まで揃っていました。
何故かバンガローは撮っていなかったので、入口の写真を。
夏場は非常に賑わうそうですが、この日の利用者は数組程度でした。
ちなみに、「簡易」バンガローなので、
部屋に鍵はかかりますが、それ以外の設備は電灯も含めて一切ありません。
そのため、ここではヘッドランプが大活躍。
昨日の夕方使ったヘッドランプですが、
本当はここで一泊するために持ってきたようなもの。
バンガローに荷物を置いたら、湖畔へ撮影に出かけました。
釧網本線はこの対岸を走っています。
陽が落ちたら、バンガローに戻って夕食タイム。
コッフェルで水を温めて、センターハウスで買ったやきそば弁当を食べました。
せっかくなので売ってたウーロン茶も温めましたよ。
本当は紅茶飲みたかったけど、紅茶も砂糖も無かった…。
夕食の後は、センターハウスにシャワーを浴びに行きました。
シャワー室の電気の点け方が分からず、真っ暗闇でシャワーを浴びたのは内緒。
シャワーの後は21時の閉館まで休憩室で地図を見ながらくつろいでいました。
外は冷えてきましたが、休憩室はテレビも暖房もあって快適でした。
閉館後はバンガローに戻りましたが、
戻ってもやることは無く、22時過ぎにはシュラフに入って寝てしまいました。
キャンプ場の照明は夜中でも点灯していましたが、それでも満天の星空が広がっていました。
(その21へ続く)
9月17日(水) 天気:晴れ 歩行区間:五十石-達古武 日出時刻:5:02 日没時刻:17:31
鉄道距離:約18km 歩行距離:29.4km 総歩数:50,273歩 所要時間:8時間25分
宿(8:40発)-0.5km-五十石(8:48着・9:05発)-5.9km-茅沼(10:11着・10;45発)-10.1km-
-二本松展望台(13:00着・13:28発)-3.3km-塘路(14:11着・14:55発)-9.5km-
-キャンプ場(17:05着)
塘路駅先から達古武湖までのGPSログ(1/40,000)です。
ここも基本的には一本道。
丘を下ってすぐにキャンプ場へ向かう接続路に入りますが、
入ってからも結構長いので油断しないように。
5日目全行程のGPSログです。
進んだ距離的にはそこまでではありませんが、
寄り道を何度かしたため、これでも30km近く歩いています。
5日目全行程の標高データです。
小さな丘越えを何度か重ねていることが分かるでしょうか。
最後は結構ガッツリ登っていますが。
達古武湖の標高は4メートル。
もう海とほとんど同じ高さですね。