信越本線全駅間歩き2(高崎-軽井沢) その7・松井田宿とふたつの松井田駅 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その6から続き

 

-松井田(14:40着)-西松井田(15:07着・15:20発)-

 

 

※この記事は2020年11月に歩いたものです。

 

磯部温泉から国道と旧中山道を通って、松井田へ向かいました。

 

松井田駅に着きました。

 

1885年に信越本線の開業と同時に開設された駅にしては

中途半端に近代的な感じがすると思ったら、

60年ほど前に現在地へ移転したそうです。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式。

かつては向かいのホームにもう1本線路があって、2面3線だったとのこと。

ここでは真ん中の線路が現在線として生き残ったようです。

 

駅の標高は276メートル。

高崎駅が94メートルなので、結構登ってきましたね。

 

 

 

さて、次の駅へ向かいますよ。

左手に堤防のようなものが見えますが、

これは信越本線の盛り土なんです。

 

 

 

次の駅へは道なりに進めばあっという間ですが、

せっかくなので松井田宿を見ておきたいと思います。

 

碓氷川を渡ってから道を外れ、再び坂を登りました。

河岸段丘を登る坂は相変わらず急ですね。

 

 

 

住宅地を抜けると、ちょっと重厚な建物が見えてきました。

旧中山道まであと少しです。

 

 

 

旧中山道に合流しました。

ここは松井田の中心市街地であり、松井田宿だった場所。

なのに、市街地を行き交う人はほとんど見かけませんでした。

 

 

 

旧中山道を500メートルあまり進んだら、再び南下。

 

センターライン付きの静かな道ですが、

50年ほど前まで松井田駅がこの突き当たりにあったそうです。

つまり、この道は50年ほど前まで「駅前通り」だったのです。

 

そう言われたらそんな雰囲気もしますよね。

 

 

 

左手に安中市役所松井田支所と市民体育館を見ながら西へ。

 

松井田支所と体育館は、かつての松井田駅構内に建てられています。

かつての松井田駅はスイッチバック方式の駅で、駅は本線から離れていました。

 

 

 

スイッチバック線の跡に沿って歩くと、

信越本線の線路と西松井田駅が見えてきました。

 

 

 

西松井田駅に着きました。

 

松井田駅移転の代替措置として、1965年に開設されました。

ちょうどスイッチバック線と本線との分岐点付近に駅が設けられました。

 

 

 

跨線橋から横川駅方面。

だいぶん山がちな景色に変わってきましたね。

 

 

 

ホームは1面2線の島式です。

 

次は終点の横川駅です。

少しずつ陽が西に傾いてきています。

暗くなる前に横川駅に到着したいところです。

 

 

 

いったん旧中山道に向かいました。

 

この道はおそらく西松井田駅開業後にできた「駅前通り」。

でも、ずいぶん寂しいな。

 

 

 

旧中山道に合流して、西へ。

 

 

 

まもなく国道18号に合流しました。

 

まだ日没まで時間がありますが、

山の裏に陽が潜ってしまい、薄暗くなってしまいました。

ここからラストスパートです。

 

 

その8へ続く

 

 

[全駅間歩き動画]

 

松井田駅から西松井田駅までの駅間歩きノーカット動画です。

ブログ用の写真を撮りながら、動画も撮影しています。

 

 

 

 

松井田駅先から西松井田駅先までのGPSログ(1/32,000)です。

 

松井田駅から旧中山道までは意外と距離があります。

西松井田駅の先からは基本的に国道を歩きました。