(その8からの続き)
-倉橋(8:59着・9:10発)-猿田(9:51着)-
飯岡台地に登り、一面広がる畑を横切り、倉橋駅目指して歩いています。
総武本線の踏切を渡りました。
駅から少し行きすぎた場所に出たので、
ちょっとだけ西へ戻りました。
駅の近くには謎の空き地と謎の門が。
近くに「総武はな遊園」という立て看板が立っていました。
門扉の先も緑に覆われ、完全な廃墟状態。
ここにはかつて「総武はな遊園」というレジャー施設があったそうです。
遊園地というよりは、フラワーパークみたいな場所だったとのこと。
開園時期も閉園時期も定かではありませんが、
1990年代~2000年代の短い期間しか営業してなかったようです。
場所的にちょっと不利だったのでは…。
手前の空き地は駐車場だったのかな?
倉橋駅に着きました。
待合室代わりの駅舎がある、無人駅です。
今回は飯岡駅からここまで13km近く歩きましたが、
直接向かえば4kmほどの道のりです。
ちょうど銚子行きの列車が入ってきました。
ホームは1面1線の単式。
1960年の開設当初からこの形態だったようです。
次の猿田駅へは県道を歩きます。
歩道は無く、緑がすぐ横まで迫り、路肩は無いに等しい状況。
交通量もそれほど多くありませんが、車が突っ込んでくると少々緊張します。
いよいよ最後の街・銚子市に入りました。
北海道のカントリーサインを見慣れていると、
このサインがどうも単調に思えてしまう。
交通量の少ない県道に、歩道と信号が。
奥に見える信号の左側には、3年ほど前まで猿田小学校があったそうです。
たぶんこのあたりが猿田集落の中心部。
猿田神社の参道を進むと、階段が見えてきました。
この階段を登ったところで総武本線を跨ぎますが、
歩道橋はレンガ造りで、総武鉄道開通当時のものが今も使われているそうです。
線路を越えた先に猿田神社の拝殿が鎮座していました。
拝殿脇の通路から、奥に構える本殿外周を一回りすることができます。
猿田神社の主神は、名前の通り猿田彦大神。
伝承上2,000年以上の歴史を誇る、由緒ある神社です。
県道まで戻り、東へ進めばまもなく猿田駅です。
(その10へ続く)
倉橋駅手前から猿田駅までのGPSログです。
猿田神社は猿田駅から歩いて10分弱の距離。
駅訪問でも気軽に訪れることができるパワースポットです。