(その5からの続き)
-お花茶屋(10:10)-青砥(10:38着・10:47発)-
大雨の中、堀切菖蒲園駅を出て、お花茶屋駅へ向かった続きです。
お花茶屋駅に着きました。
花で有名な茶屋でもあったのかと思ったのですが、
鷹狩りに出かけていた徳川吉宗公が腰痛に襲われ、
茶屋の娘だったお花に介抱されたことがその由来なんだとか。
ホームには立ち寄らず、先へ進みます。
駅前のバス通りをまずは北へ。
この道があった場所には、かつて曳舟川が流れていたそうです。
今は埋め立てられ、川そのものが消滅してしまいました。
そのまま進むと「郷土と天文の博物館」に行き着きますが、
そこまで行かずに東へ。
国道6号を越えて、さらに先へ。
この角は右奥へ。
さっきまで土砂降りでしたが、
今は傘がいるかいらないかという程度の雨脚。
青戸団地の横を通過。
駅名は青砥ですが、地名は青戸なんですよね。
昔から地名としての表記は「青戸」だったそうで、
駅名は当地に「青砥氏」という武士が住んでいたことに由来するそうです。
偶然の近似ではないようにも思われますが。
青戸5丁目交差点を右折。
しばらく進むと駅前商店街にさしかかりました。
青砥駅が見えてきましたよ。
ここまできて雨脚がまた強くなってきた…。
青砥駅に着きました。
左側の字体、京成電鉄が使ってる昔ながらの字体ですね。
…といいつつ、扉の向こう側は駅じゃなくて商業施設ですね。
京成系の商業施設「ユアエルム」。あとは成田と八千代台にもあります。
どちらもモーニング・イブニングライナーの停車駅ですね。
ホームは1面2線×2階層の上下式です。
一見すると列車待避が可能なようにもみえますが、
上下どちらも左側ホームが上野方面発着、右側ホームが押上方面発着用となっており、
待避線はありません。
青砥駅は押上線との分岐駅。
「地上要塞」ともいわれる京急蒲田駅の原型ともいえますね。
さらに先へ行きますよ。
駅を出た頃から、また土砂降りに。
傘が無ければ、あっという間にずぶ濡れです。
環七通りを横切りました。
やっぱり信号待ちが長い…。
いったん線路をくぐって、東へ。
橋が見えてきましたよ。
中川を渡りました。
北総線の列車がやってきました。
写真からはわかりにくいですが、
青砥-京成高砂間は京成唯一の複々線区間です。
中川を渡りきると、そのまま新金貨物線を跨ぎました。
貨物線の架線は右中央付近を走っていますが、
見上げると、もうひとつ電線が。
何の電線だ?
さあ、京成高砂駅が見えてきましたよ。
(その7へ続く)
お花茶屋駅先から青砥駅先までのGPSログ(1/18,000)です。
今回歩いたルートは方向感覚が分かりにくくなりがちです。
曲がるポイントを地図で確認しておいた方が良いでしょう。