京成本線・金町線全駅間歩き(上野-京成金町) その6・青砥駅は蒲田要塞の原型? | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その5からの続き

 

-お花茶屋(10:10)-青砥(10:38着・10:47発)-

 

 

大雨の中、堀切菖蒲園駅を出て、お花茶屋駅へ向かった続きです。

 

お花茶屋駅に着きました。

 

花で有名な茶屋でもあったのかと思ったのですが、

鷹狩りに出かけていた徳川吉宗公が腰痛に襲われ、

茶屋の娘だったお花に介抱されたことがその由来なんだとか。

 

ホームには立ち寄らず、先へ進みます。

 

 

 

駅前のバス通りをまずは北へ。

この道があった場所には、かつて曳舟川が流れていたそうです。

今は埋め立てられ、川そのものが消滅してしまいました。

 

 

 

そのまま進むと「郷土と天文の博物館」に行き着きますが、

そこまで行かずに東へ。

 

 

 

国道6号を越えて、さらに先へ。

この角は右奥へ。

 

さっきまで土砂降りでしたが、

今は傘がいるかいらないかという程度の雨脚。

 

 

 

 

青戸団地の横を通過。

駅名は青砥ですが、地名は青戸なんですよね。

 

昔から地名としての表記は「青戸」だったそうで、

駅名は当地に「青砥氏」という武士が住んでいたことに由来するそうです。

偶然の近似ではないようにも思われますが。

 

 

 

青戸5丁目交差点を右折。

しばらく進むと駅前商店街にさしかかりました。

 

 

 

青砥駅が見えてきましたよ。

ここまできて雨脚がまた強くなってきた…。

 

 

 

青砥駅に着きました。

左側の字体、京成電鉄が使ってる昔ながらの字体ですね。

 

…といいつつ、扉の向こう側は駅じゃなくて商業施設ですね。

京成系の商業施設「ユアエルム」。あとは成田と八千代台にもあります。

どちらもモーニング・イブニングライナーの停車駅ですね。

 

 

 

ホームは1面2線×2階層の上下式です。

一見すると列車待避が可能なようにもみえますが、

上下どちらも左側ホームが上野方面発着、右側ホームが押上方面発着用となっており、

待避線はありません。

 

青砥駅は押上線との分岐駅。

「地上要塞」ともいわれる京急蒲田駅の原型ともいえますね。

 

 

 

さらに先へ行きますよ。

 

駅を出た頃から、また土砂降りに。

傘が無ければ、あっという間にずぶ濡れです。

 

 

 

環七通りを横切りました。

やっぱり信号待ちが長い…。

 

 

 

いったん線路をくぐって、東へ。

橋が見えてきましたよ。

 

 

 

中川を渡りました。

 

 

 

北総線の列車がやってきました。

 

写真からはわかりにくいですが、

青砥-京成高砂間は京成唯一の複々線区間です。

 

 

 

中川を渡りきると、そのまま新金貨物線を跨ぎました。

 

貨物線の架線は右中央付近を走っていますが、

見上げると、もうひとつ電線が。

何の電線だ?

 

 

 

さあ、京成高砂駅が見えてきましたよ。

 

 

その7へ続く

 

 

お花茶屋駅先から青砥駅先までのGPSログ(1/18,000)です。

 

今回歩いたルートは方向感覚が分かりにくくなりがちです。

曲がるポイントを地図で確認しておいた方が良いでしょう。