東北本線全駅間歩き1(田端-大宮) その4・さいたま新都心という異世界 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その3からの続き

 

-北浦和(14:43着・14:50発)-与野(15:21着・15:30発)-

-さいたま新都心(15:53着・16:00発)-大宮(16:41着)

 

 

旧中山道な県道に戻りました。

 

 

 

歩道はいつの間にか無くなってしまいました。

中山道時代の雰囲気を伝える古い建物が点在していました。

 

 

 

線路も無いところに、踏切の警報器が立っていました。

廃線跡でもあるのかと思いきや、正体は鉄道模型ショップでした。

 

 

 

線路と交差するところで左に折れました。

 

 

 

道なりに進むと、北浦和公園に突き当たりました。

ここは、旧制浦和高等学校の跡地で、右下に見える門が当時の正門だそうです。

ちなみに、現在の浦和高校は線路を挟んで反対側にあります。

 

 

 

北浦和駅に着きました。

 

 

 

ホームは1面2線の島式です。

「快速」通過駅のホーム構造はどうしても似てしまうようです。

 

そういえば、ここの階段には一段ごとに消費カロリーが書いてあったっけ。

どこまで本当か分からないけど、健康のために階段を使ってくださいってことなんでしょうね。

 

 

 

次の駅へ向かいます。

まずは駅前商店街を歩きました。

 

 

 

すぐに右折してしばらく進むと、右手に線路が見えてきました。

いつの間にか武蔵野貨物線も跨いでいました。

 

 

 

少し線路から離れると、歩道付きの並木道に出ました。

右手には県営団地が、左手には小学校と中学校が建っていました。

 

 

 

途中の市道でやたらと長い信号待ちを食らいましたが、

もうすぐ与野駅です。

 

 

 

「駅前通り」にさしかかりました。

 

 

 

与野駅に着きました。

 

 

 

ホームは「快速」通過駅スタイルの1面2線です。

橋上駅舎が通過線の上まではみ出していました。

 

北浦和駅と比べると、通過線の線路の数が随分増えました。

大宮駅が近いということでしょうか。

 

 

 

次はさいたま新都心駅です。

駅前の道を北へ進むと、ひときわ異彩を放つ建物が現れました。

 

 

 

異彩を放つ建物の足下までやって来ました。

この建物は、日本郵政グループの建物だそうです。

 

…はっきり言って、霞ヶ関の本社ビルより立派です。

 

 

 

ここからはさいたま新都心エリアです。

国鉄大宮操車場の跡地を再開発し、2000年に街開きしました。

 

2000年代に開発が進んだだけあって、エリア内には面白い建物が建ち並んでいます。

そんなビルの足下をペデストリアンデッキで通過します。

 

 

 

今度は、ビルの下をくぐります。

このあたりは業務地区なので、この日の人通りはまばらでした。

 

 

 

さいたまスーパーアリーナが見え隠れするようになれば、駅まであと少しです。

 

 

 

さいたま新都心駅に着きました。

駅の入口はアーチの中にあります。

 

駅前の自由通路は別世界のような混雑ぶりでした。

この日は、さいたまスーパーアリーナでコンサートがあったようです。

 

 

 

 

ホームは2面4線です。

京浜東北線のほかに東北本線のホームが設けられていますが、

湘南新宿ラインの電車は通過してしまいます。

 

 

この駅ができて間もない頃、

部活の友達何人かとホリデーパス片手にここまで来たのですが、

駅を降りて、近くのマックで食事したら、さっさと次行っちゃったんですよね。

 

何のために降りたのやら…。

スーパーアリーナのために使ったことは、まだありません。

 

 

 

いよいよ最後の駅間です。

けやき広場では、クリスマスマーケットが開催されていました。

 

葉っぱが落ちる前からクリスマスなんてちょっと気が早いといつも思うけど、

ヨーロッパのクリスマスマーケットはもっと早いからなぁ…。

 

 

 

さいたまスーパーアリーナです。

コンサートに来た人で賑わっていました。

 

 

 

こっちはコンサートが目的じゃないので、さっさと先へ進みました。

途中で道を間違えて、スーパーアリーナをどんどん登っちゃったので、

写真の場所まで引き返しました。

 

 

 

正しい道に復帰して、線路を渡りました。

大宮操車場時代の名残が見え隠れするその奥に、大宮駅が見えました。

 

 

 

再び旧中山道に合流してまもなく、氷川神社の参道が分岐しました。

 

写真の鳥居は氷川神社の「一の鳥居」。

ここから神社に向かって2km以上にわたって参道が続いています。

行ってみたいけど、そんなことしたら本当に日が暮れてしまう…。

 

 

 

大宮駅まであと少しです。

 

中山道は大宮宿エリアに入り、

古い木造家屋をちらほら見かけるようになりました。

 

 

 

大宮宿の本陣があったとされる高島屋の角を左折しました。

もう少し進んで、すずらん通りや一番街を歩けば良かったと思っても後の祭り…。

 

 

 

ゴール駅・大宮駅に着きました。

時間が押し気味でしたが、日没とほぼ同時にゴールできました。

 

 

 

京浜東北線は大宮が終点ですが、終点でもホームは1面2線です。

前の電車が出ると、すぐに次の電車を待つ列ができはじめました。

 

気づけば周囲はすっかり暗くなっていました。

人工地盤の下だから昼でも暗いだろうというツッコミはなしで。

 

 

 

少し余韻に浸って帰りたいところでしたが、

このあと渋谷で飲み会の予定が入っていたので、とんぼ返りしました。

大宮駅滞在はたったの20分弱でした。

 

渋谷に着いたら、そのまま飲み会へ直行。

なんだかんだ30km以上歩いた後での飲み会です。

疲れで酔いが回ったら大変とか心配していたはずなんですが、

結局いつものペースで呑んでしまいました。

その後二次会までこなして、自宅に戻ったのは終電近くのことでした。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

(おわり)

高崎線全駅間歩き1(大宮-熊谷)へ

 

 

12月2日(土)  歩行区間:田端-大宮  天気:晴れ  日出時刻/6:31 日没時刻/16:29

鉄道距離:23.2km  歩行距離:32.3km  総歩数:55,785歩  所要時間:10時間21分

西葛西(5:28発)=439S=大手町(5:43着)…東京(5:53発)=450B=田端(6:06着・6:20発)-1.7km-

-尾久(6:44着・6:50発)-1.4km-上中里(7:08着・7:20発)-1.4km-王子(7:41着・7:50発)-2.0km-

-東十条(8:20着・8:30発)-2.2km-赤羽(9:00着・9:10発)-3.6km-川口(10:04着・10:15発)-2.6km-

-西川口(10:51着・11:00発)-2.3km-蕨(11:29着・12:15発)-3.9km-南浦和(13:02着・13:20発)-

-2.7km-浦和(14:03着・14:10発)-2.4km-北浦和(14:43着・14:50発)-2.3km-

-与野(15:21着・15:30発)-1.4km-さいたま新都心(15:53着・16:00発)-2.3km-

-大宮(16:41着・16:52発)=1617A=田端(17:25着・17:30頃発)=1622G=渋谷(18:00頃着)

 

 

浦和駅から大宮駅までのGPSログ(1/54,000)です。

 

 

 

全行程のGPSログ(1/200,000)です。

埼京線のコースと比較的近い場所を歩いていますが、

今回のコース上には昔からの市街地が多く、新旧の建物が混在する光景もよく見られました。