朝日杯で中山遠征
朝日杯の日は名古屋から中山入りとなりました。この日は中山のみ7頭出しと絶好の遠征日和というか
ここまで出てくれなくてもよかったのですが・・・
おかげて2Rに間に合わせるために早朝出発。東横の朝食食べられずです。
まずは2Rにマイネルジーニアスが出走。
前走ダートで変わり身を見せ4着にきたこともあり3番人気に支持されました。
結果は0.4秒差の5着と優先権はとりました。テン乗りの内田騎手が明日も乗ってくれるのでチークピーシーズ効果とともに期待しています。
マイネルジーニアスは、21日(日)、中山で出走し、5着でした。中団で流れに乗る競馬でしたが、勝負どころでの反応が鈍く、ムチが何発も入っており、ラスト1ハロンを過ぎてようやく追い込んできました。集中力が欠けていたようで、内田騎手は矯正馬具の使用を進言。直線でも手前を替えていなかったようです。すでに角馬場とAコースでの騎乗を始めており、次走は中山2週目のダート1800mの予定で、次回も内田博幸騎手に依頼しています。
○マイネルジーニアス
次いで4Rにはロードアイアンが出走。こちらは前走3着ながら7番人気と低評価。
馬券買いました(;^_^A
しかし結果は競争中止と予想外の結果に。しかし大したことなかったようで来週出走予定です。
○ロードアイアン
ロードアイアンは、12月21日(日)中山4R・2歳未勝利・ダート1800mに江田照男騎手55kgで出走。16頭立て7番人気で8枠15番から平均ペースの道中を12番手と進み、競走中に左肩跛行を発症したため向正面で競走中止となりました。第1コーナーで挟まる不利を受けました。馬場は良。馬体重は6kg減少の486kgでした。
・江田騎手 「返し馬の止め際で躓いた時から左前脚に妙な感触を抱きました。箇所はハッキリと分からぬものの、以前から跨って来ただけに何かが違うな・・・とは思ったんですよね。そして、向正面でレースを中断。いつも上位に入れる能力の持ち主だけに今ここで無理に走らせるのは良くないと考えての行動でした。幸い、その直後の歩様に異常は無さそう。ひとまずは大事に至らず一安心かも知れません。また、1コーナーで挟まれて審議の被害馬に。でも、それ自体が今回の件に関係したとは言えないでしょう」
・菊川調教師 「ソエもしくは皮膚炎の影響で馬自身が突っ張る格好を見せたのかな・・・と最初は思いました。しかし、獣医師の診察を受けても原因を1つに特定できぬ様子。一応は深管の痛み、肩の筋肉痛との見解ながら、それも強いて挙げるならば・・・と言ったニュアンスでしたね。取り敢えず厩舎で改めて具合を確かめた上で今後を決める方針。ただ、放牧の場合でも休養が長い期間に及ぶような状況には至らないと思います」
≪2008年12月21日 中山4R 2歳未勝利 ダ1800m 良 16頭≫
1着ランフォルセ 54三 浦 1.55.2 (8・8・6・5)38.3 468kg+8kg
2着サンライズフェア 55ルメー 1.56.3 7 (4・5・5・5)39.5 492kg-10kg
3着マイネルプエルト 52伊藤工 1.56.4 1/2 (1・1・2・1)39.9 504kg+8kg
中止ロードアイアン 55江田照 (12・-・-・-)--.- 486kg-6kg
レース後サムさんと合流。この日はサムさんの計らいで馬主席で観戦することが出来ました。
6Rには代替馬なのでどうでもいいのですがアルセーヌシチーが出走。9番人気2.5秒差14着でした。
○アルセーヌシチー
次いで7Rにはウインペイシェントが出走。なかなかメンバー揃ってましたが7番人気で0.8秒差5着と頑張りました。明日同じ条件に出走します。前走の勝ち馬アバレダイコは昇級戦でも1番人気となりましたしレベルの高かった前走の経験を生かして欲しいものです。
北村宏司騎手 位置を取りに行った分ですかねえ。馬の出入りで力むようなところがありましたし、初めて積極的な競馬をしたということもあって、最後は思ったほど弾けられませんでした。この距離では、もう少し抜くところを作ってやらないとダメなのかもしれません。それでも500万下としてはかなり強力なメンバー構成で、外々からでもオッと思わせる競馬ができるのですから、やはり力がありますね。
後藤由之調教師 負けてしまったけれど、内容のある競馬でした。ただ1800メートルでも問題はないんだろうけれど、この距離なら少し溜めて競馬をしたほうがいいようだね。馬体重の増加は、少しソエが見え隠れしたときがあったことで、坂路中心の攻め馬にした分かな。この後のソエなどの状況を見てだけれど、またトラックコース中心に戻して調整していくことも考えます。次走の優先出走権が取れましたし、続戦の方向で進めていこうと思っています。
及川の目 プラス8キロの馬体重488キロは未勝利戦を勝ったときと同じ馬体重ではあったのですが、少し太めにも思えました。師は坂路中心にした分と語っていましたが、出走が延びたことも影響があったのかもしれません。レースはこれまでとは違った積極策。勝負どころでは早めに外を回って進出していくという強気なレース運びでした。厳しい競馬をした分、ラストは一杯になってしまいましたが、まだ若い馬で経験不足でもありますから、ペイシェントのためになったレースでもあったと思います。上位は1000万クラスでも通用するだろうという好メンバーだったとはいえ、能力は見劣らないはず。今の差は経験値だけだと思いますから、再戦した際には逆転したいものです。
○ウインペイシェント
そして準メインのクリスマスカップにはエビ明けのマイネルシュピールが出走。万が一に備えゴール前まで行きましたが必要なかったです。
マイネルシュピールは、21日(日)に中山で出走し、13着でした。催促してまで前へ行かなかったのは、ペースが速くなると見ていた蛯名騎手の判断からです。しかし、今開催は追い込みが決まりません。掛かったり、詰まったりでスムーズさを欠いてしまった影響もあったように思えます。マイナス14キロの馬体重は意外でした。「屈腱炎の過去もあるから少し間隔をあけたい」との師の申し出を受け、いったんトレセンを離れることに。24日(水)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。次走は東京開催が有力。
中京遠征
朝日杯の週に中京、中山に遠征しました。
土曜は中山でも新馬戦にウインプレセアが出走していたので土日中山でもよかったのですが土曜中京に行ったのは競馬というより夜のためですp(^-^)q
とはいうものの最終レースにウインバリエンテが出走していたので青春18切符で愛知杯の頃には着くタイミングでいきました。
途中電車中でウインプレセアの実況を聞きうれしい新馬勝ち。結局フェアリーSは使わず菜の花賞にむかうことになりましたがまだまだ成長途上の馬なので楽しみです。
吉田豊騎手 さすが500キロの牝馬という感じで、すごくしっかりしていますね。返し馬で少し行きたがるところを見せていたので、ゲートはフワッと出しました。それで後方からになったのですが、オンオフの切り替えがはっきりしすぎているくらいで、軽く気合を入れたら逆に行きたがってしまいました。ペースが遅くなったこともあったのですが、そのあたりはこれから気をつけなければならないところのように思います。ラストは一瞬、ヒヤリとしましたが、ゴール前は逆に楽になったくらいでした。まだ体に余裕はありますし、これを使ったことでグンと良くなりそうな印象です。少し気持ちが前向きになりがちな性格なので、そこのあたりをうまくやれれば、かなりの活躍ができるのではないでしょうか。
戸田博文調教師 まだ一杯に追い切ったことがない馬ですから、そこがどうかと思いましたが、ラストは余裕があるくらいで勝ってくれましたからね。期待どおりです。まだ体は絞れますし、きょう一杯を追われたことで、ずいぶんと変わってくるでしょう。楽しみな存在だと思っていますし、次走は年明けのフェアリーSを考えています。
及川の目 体の大きい馬ではないだけに、多少の余裕はあったにせよ馬体重の500キロは正直ビックリでした。それほど中身が詰まっているという証拠だと思います。パドックでは大人しく周回していましたが、返し馬では行きたがる素振りも見せていました。このあたりは、初戦ということもあるだけに、次走でどうなるかのチェックポイントとなります。スタートはフワッと出したこともあり、後方から。その時点では落ち着きすぎていたということで、軽く仕掛けられたのですが、そこからは逆に行き過ぎるくらい。それでも外々を回って勝ちきってしまうのですから、能力はかなりものがありそうです。加えて、ゴールの少し手前でようやく本気になったようにも見えましたから、そうであればかなりの器ということになるでしょう。それが本当であるかは次走のフェアリーSでだいぶ分かってくるのではないかと思います。
中京について愛知杯を観戦。大波乱のレースになりました。
天竜川特別は改めてバリエンテの力の限界を感じるレースでした。今年8歳という年齢を考えるとそろそろ引退でもとは個人的に思います。
丸田恭介騎手 スローペースに流れたら、自分から早めに動いて行く競馬を考えていましたが、逃げた馬がいいペースで行ってくれたので縦長の中団をスムーズに追走することができました。悪くない展開だったと思いますし、直線で追い出すと一瞬いい反応をしてくれたんですが、抜け出すまでの脚はありませんでした。前走もそうだったんですが、ハミの受け方が微妙にまっすぐではなくなっているので、ちょっと追いにくい感じがしたことも響いているかもしれません。差のないところまで来ているんですが、それ以上の脚が使えないんですよね。なにか工夫をすれば、という気がする半面、ダートのほうがいいのかなとも思ってしまいます。歯がゆいですね。
清水英克調教師(中山競馬場でモニター観戦) 伸びそうで伸びなかったですね。競馬の内容はよかったと思うんだけど、なにかが足りないんですよね。この状況を打開するための策はまだまだ残っていると思います。一旦放牧を挟みますが、そのあとで障害練習をやるのも一つのアイディア。センス次第では平地と障害を併用して使って行く手もあるでしょう。この馬、まだ100%の力を引き出せている気がしないんですよ。
片山の目 「思い切った騎乗をする」という丸田騎手でしたから、なにが飛び出すのかとワクワクして見ていました。しかし、先に思い切った手に出たのはドリームフライトで、大逃げから結果的に逃げ切り。あれをまくるのは無理だったでしょうし、丸田騎手はうまく流れに乗っていたと思います。先週から見ていますが、彼はここへ来て非常にレースが見えていると感じます。ウインと縁が深い宗像厩舎の所属ですから、これからも頼りにしたい人です。バリエンテは、栗東時代の暴れん坊のイメージを払拭して、非常にまじめな馬になっていました。今日の競馬でも直線での反応は真面目そのもの。これなら清水師が言う障害練習にもきちんと対応できそうな気がしました。
競馬終了後今回の遠征のメインである「世界の山ちゃん」に行き
http://www.yamachan.co.jp/shop/shop_detail.php?name=tyoujyamachi
去年再開した「うまなり」さんに行きホテルに戻りました。
http://green.ap.teacup.com/kbarumanari/
阪神競馬場観戦記
先週は土日と阪神競馬場に行ってきました。阪神は電車で27分でいけるので地元といっていい競馬場です。
出発する前にまず中山2Rのマイネルジーニアスの応援。新馬で5.3秒差の最下位に敗れ今回は3ケ月振りの出走です。
ダートの弱メンでGCのパドック解説で筆頭にあげられたことから5番人気に。
レースは中団からそれなりに伸び1.2秒差の4着と前進しました。次走は上積み見込めそうなので相手次第では勝ち負けも期待できるでしょう。
丸田騎手「とにかくずぶくて3コーナーからずっと追い通しだった。大跳びで馬群に接近できずに内に潜り込めなかったが、ちゃんと反応していたし、ゴールを過ぎても手応えがあってまだまだ伸びそうだった。これから良くなってきそう」
そして競馬場についてカレーを食べながら中山の新馬戦観戦。ブレゼピオが柴田善で出走です。
調教の動きがよかったので2番人気に支持されていました。
しかし結果は案外な結果に。どうも器用さに欠ける馬みたいで叩いての次走に改めて期待したいです。
12月6日(土)中山の新馬(芝1800m)戦に柴田善臣騎手55kgで出走、馬体重468kgデビューしました。レースでは馬なりで他馬の出方を見ながら進め、10番手あたりの外ににつけました。3~4コーナーで内から5頭目の大外を進出していきましたが、直線での伸びに欠けてしまい9着に敗れています。勝ち馬からは1.2秒差でした。レース後、柴田善臣騎手は「スタートは思っていたより良かったです。ペースが速くなると小足が使えない分、忙しくなってしまいます。ただ、きょうは全く気持ちが乗っていませんでしたし、1回使われてガラっと変わりそうですよ」と話してくれました。
この日の阪神は7Rのクールドリオンのみ。せっかく優先権利あるのに相手が強い阪神に謎の遠征です。案の定人気も9番人気とありません。結果は0.8秒差の8着とまあ予想通りでした。
今後は関東圏で地道に2勝目目指してもらいたいものです。
互角のスタートから、前半は中団馬群の中。勝負所でも位置取りを落とさず辛抱し、直線で脚を伸ばしましたが、最後まで前との差は縮まらず、結果8着での入線となっています。
「前々でレースを運びたいという意思はあったのですが、1頭分の進路が開いているのに、少しジリッっぽいところをみせて入って行かないんですよ。特にうるさい面や乗り難さはなく、走り方やレースぶりは上手なほうなのですが…。馬場も走りやすいコンディションであったことを考えると、今日はメンバーが強すぎたということでしょう」(福永騎手)
◆パドックでは観客側の周回になるとチャカチャカするものの、これは前走も同様。輸送競馬にはずいぶんと対応できるようになってきたようですが、今回は自身と同じ現級上位組に加え、重賞好走馬や良血馬が顔を並べる平場とは思えないメンバー構成になり、関西の層の厚さを思い知らされる結果になってしまいました。「それでも大きく負けているわけではないから」とは鞍上。まずは美浦到着後の様子を窺いながら、次走を検討していきたいと思います。(HTC)
土曜日最後は中山の市川Sにウインイージスがスーパールーキー三浦皇成騎手にて出走。
昇級戦かつプラス10kgかつ初の中山かつテン乗りで正直期待していませんでした。
人気も9番人気でレース中はレッドビームシチーの馬券を買っていたのでそちらばかり見てました。
結果は上がり最速タイで0.4秒差の7着と十分すぎる内容。
馬群でひるまなくなりましたし成長がうかがえます。今後が楽しみです。
三浦皇成騎手 気持ち次第のところがあると聞いていましたし、きょうはハミを自分から取り始めるまでジッとしていようと思っていました。最初は気分よく走っていましたし、3コーナーくらいでハミを取り始めたので、そのタイミングから仕掛けて行ったのですが、直線はすごい伸びを見せてくれました。団子の競馬だったので、ゴチャつくようなところもあったのですが、馬群にも自ら飛び込んでいくような感じでしたし、怯むようなところもありませんでした。このクラスでやれるのは間違いないですし、本当にいい馬でした。またぜひ、騎乗させてください。
佐々木晶三調教師 輸送があったのにえらい落ち着いていたね。調教もしっかり積んでプラス10キロ。いい傾向といってもいいんじゃないかな。3歳のときはNHKマイルCに出走させられると思っていたほどの存在、気持ち次第のところはあるけれど「やめた」にならなければ、このクラスで引けをとることはまったくないと思っていたし、実際にそういう内容の競馬だったね。最後は少し前が詰まるようなところがあったから、それがなければ本当に上位争いだったよ。もったいないけれど、ジョッキーもうまく乗っていたと思う。だいぶ勢いもついてきたようだし、まだまだこれからだね。
及川の目 プラス10キロで、少し太いかなとも思いましたが、「大丈夫」という師のことばを聞いて安心。実際に問題はなかったようでした。前半は馬任せで進めていましたが、尾を跳ね上げたりする場面があったので、集中していないのかなという思いも頭をかすめたのですが、勝負どころからはしっかり反応していましたし、ラストは本当にいい伸びでした。上がりも最速タイの34秒1ですし、着順は7着でも着差はわずか。完全にこのクラスに目処が立ちました。ずいぶんと気性面で成長しているようですし、後方待機のパターンも合っているようです。佐々木師がいうように、イージスは「まだまだこれから」です。
馬券の神様が降りてきた日
先月の話ですが11/9はレディパステルがオークスを買った日の最高払い戻しを更新する日となりました。
この日は他場にも愛馬が出ていて昼過ぎに競馬場に行きIシートで観戦。
ウインペイシェント6着、クールドリオン5着、リオサンバシチー15着と敗れ馬券もはずれ。
しかしアルゼンチン共和国杯3連単10090円×500円を当て気持ちよくパドック前に。
ファンタジーSの3連複42270円×300円も当てて更に気分よくパドックへ。
最終レースはビンチェロとウインイージスの2頭出しでした。
人気も期待もビンチェロだったのでイージスの会員さんと一緒にいながらビンチェロばかり見てました。
レースも作家のN先生と一緒に見ていてビンチェロに集中。ビンチェロが1番人気のダノンムローに交わされそうながら交わさせなかったものの内の逃げ馬と差し馬に及ばす3着。
あーあとガッカリしていると何と内から差した馬がウインイージス。
あわてて口取りへ。イージスが11頭立ての8番人気、2着のボストンオーが9番人気、そしてビンチェロが2番人気だったので3連複26380円×300円と3連単311790円×100円を取り財布がしまらなくなった1日となりました。
京都競馬場観戦記
先週土曜日は京都競馬場に。今回は初めて岩屋~梅田(徒歩)淀屋橋~淀のルートで。
時間的には水無瀬ルートとほとんど変わりませんでした。回数券も買ったので今後はこのルートで行きます。
余裕も持って競馬場に到着。
ウインステルスは連闘ですがマイナス2kgの518Kg。パドックはよく見えました。
レースは出ムチをいれて2番手につけ直線かわしに行きましたが脚色変わらず3/4馬身差の2着でした。
しかし去年の未勝利勝って以来掲示板さえなかったので大収穫といえるでしょう。
川田将雅騎手 できればハナに行ってもいいというくらいで考えていましたから、スタート後は押してでも、いい位置を取りにいきました。この馬なりにスムーズに2番手に付けられましたが、道中はずっとハミを噛んでリキんで走っていたんですよ。道中もう少しリラックスして走れるようになれば、しまいの伸びも変わってくるはずです。それと手前の変換がホント下手な馬なんです。直線に入ってもずっと右手前で走っていて、最後の最後、馬がヘトヘトになってやっと左手前に替えたんです。これがスムーズだったら、今日だって楽に前を交わせていたと思いますよ。このクラスは勝てるだけの力はありますし、また乗せてください。
池江泰郎調教師 連闘で使ったのは正解だったね。体も引き締まって、気合い乗りも良かったもの。最後は交わしてくれるかと思ったんだけど、勝った馬が一枚上だったね。それでも、ステルスなりによく頑張って走っているし、このクラスを卒業するのも時間の問題でしょう。この後は連闘後ですから、一旦放牧に出して、一息入れようと思います。ただ、2着で権利を取りましたから、すぐに戻してその権利の内に使います。再来週からは福島開催も始まりますから、そこも選択肢のひとつに考えています。
押田の目 パドックではグイグイ引っ張るような気合い乗りを見せていましたし、前捌きの硬さも見られず、最近では一番の状態だと感じました。スタート後、出ムチが入ってでも行くのは、いつもの通り。最後は川田騎手のアクションに応えて、前の馬を捉えてくれるかと力が入りましたが、交わすまではいきませんでした。ここ最近は不利の連続で結果が伴っていませんでしたが、スムーズならば、これくらいは走れる馬です。ただ、どうしても反応が鈍く、器用さにも欠ける馬ですから、不利を被ることが多くなってしまいます。今後もいかにスムーズにレースを運べるかがカギになってくるでしょう。
最終レースにはウインクルセイドが出走。馬体重はマイナス12kgの458kgとデビュー以来最軽量。
パドックはそう悪くは感じませんでした。しかしレースは全くいいところなく2.1秒差の11着と惨敗。
川田将雅騎手 スタートからまったくハミを取ってくれませんでしたし、前へ進んでいかないんですよ。でも、前回乗せてもらった時も、スタート後はこういう感じで、最後はハミを取って走ってくれていましたから、今回もそういう形になるのかなと思っていました。いい形で外に出して、早めに動いたのも決して無理をさせたわけではないんです。馬の行く気に任せてスーッと上がっていったんです。ですが、もう4コーナーでまったく手応えがなくなってしまいましたし、もちろん直線では余力は一切残っていない状況でした。こんなに早々に手応えがなくなるなんて考えられませんよ。敗因は体が減っていたからとかそういうレベルではない感じがしました。
鈴木伸尋調教師(東京競馬場からモニター観戦) 美浦ではむしろ太いくらいと思っていたのに、マイナス12キロだったからね。京都への長距離輸送の不安が的中してしまいました。ただ、乗り難しい馬だから、うまく流れに乗れないとこういう結果もあるんです。体のことはあったにしろ、少しチグハグな競馬になってしまいましたからね。いずれにせよ、これだけ体が減ってしまったのだから、この後は一旦放牧に出して、馬体の回復に努めたいと思います。
押田の目 マイナス12キロという発表を聞いて、嫌な予感がしました。案の上パドックではトモが寂しく見えました。ジョッキーは「馬体が減ったからとか、そういう問題ではないと思います」と話していましたが、少なからず馬体が減っていた影響というのはあったと思います。新潟までの輸送はしっかりこなしていただけに、京都遠征を選択したわけですが、それが裏目に出てしまったようです。気持ちの面や乗り難しさもある馬ですから、勝ち切るまでには、色々な条件が付いてしまうのがクルセイドです。能力はオープン級だけに、歯痒いところです。
ステルス、クルセイドと同じダ1800に出走したので両レースを比較。ラップは前半1000Mはステルスのレースが0.3秒遅いだけですのでステルスはペース的には1000万でもそこそこの位置はとれそうな感じです。
まあラスト2ハロンをどう持ちこたえるかが鍵ですが。クルセイドはどう考えても走らなさ過ぎです。
ダートだと左回りのほうがいい気はするので暮れの中京なんて面白いかもしれません。
8R500万: 1.52.8 (ステルス1.52.9) 12.4-11.4-13.3-12.8-12.6-12.2-12.4-12.4-13.0
12R1000万:1.51.7 (クルセイド1.53.8) 12.4-11.3-12.7-13.2-12.5-12.3-12.6-12.0-12.7
中山競馬観戦記
日曜は千歳から羽田へ。秋葉原駅構内でカツ丼を食べて中山へ。
6Rにウインアンジェラスが登場です。馬体重は去年勝った時と同じプラス10Kgの478kg。
パドックはよかったです。
今回はスタートも普通に出ましたが追走するのに脚を使いハイペースも災いして0.4秒差の3着でした。
次走は去年勝った条件と同じ府中のダ1400予定ですので何とか惜敗に終止符をうって欲しいものです。
後藤浩輝騎手 きょうもスタートがもうひとつでした。新潟で乗ったときは、スッといい位置で運べましたが、中山に戻ってきてからはそこがもうひとつですね。発馬で後手を踏んだことと、砂をかぶって少し嫌がっていた分、前半で脚を使ってしまいました。それでもなんとかなるかなと思ったのですが、サラトガに並びかけるところまでいけませんでした。向こうはマイペースで運んでいましたが、こちらはロスをしながらでしたから…。それにきょうは時計が速すぎました。そのためロスが余計に響いた感じです。この感じなら東京の1300メートルや1400メートルのほうがいいかもしれませんね。
鈴木伸尋調教師 体もよかったですし、トモの感じも以前より力強さが出てきているから、きょうは勝てるという気持ちだったのですが、前回ほどではないにせよ、スタートから流れに乗って競馬が進められませんでしたね。砂をかぶって嫌がっていたようだし、ペースが速いところで積極的な競馬をしたのもあって、最後は脚がなくなってしまったね。次走は東京のダート1400メートル牝馬限定戦を目標に進めていこうと思います。力は明らかにつけているから、今度こその気持ちです。
及川の目 ここに来て力をつけてきているということが分かる体つきで、雰囲気は絶好でしたから、後はスタートからスムーズに競馬を運べるかどうかという点だけだと思っていましたが、今回も前走ほどではないにせよ、スタートから好位で流れに乗る競馬ができませんでした。レースのラップがスタートから12秒0、10秒5、11秒3で、その中で外から押して好位を取りに行っているだけに、ラストがなくなってしまうのは無理がないところかもしれません。能力で負けているという印象はまるっきりありませんし、次に予定している東京は相性のいいコースですから、次走に期待したいです。
勝った馬の先生コメント。
3歳上500万下 ウエスタンビーバー
展開に恵まれた。前が速く、終いが活きる流れで、直線、いい脚を使ってくれた。中央2戦目で慣れができたし、イレ込みも前回よりはマシだった。いい勝ち方ができたので、上に行っても、東京に変わっても楽しみ。
その後ウインのレクチャーやキャロット、社台の社員さんと話したりベンティスカ、ウインステルスのレースを見たりして時間はあっという間にすぎました。
そして準メイン秋風ステークスに8ケ月振りにラズベリータイムが登場です。
休み明けを感じさせないくらいパドックはよかったです。
レースは中団を追走し直線はよく追い込みクビ、2馬身、ハナ差の4着と大健闘。
体質の弱い馬なのでまずは無事にですが得意の東京での走りが楽しみになりました。
まずまずのスタートから、前半は中団の外めを追走。3~4角では手応えが一息にも見えましたが、直線では最後まで懸命に脚を伸ばし、結果4着での入線となっています。
「今回は中山でしたので早め早めの競馬を心がけましたが、東京コースが合うタイプなのでしょう、コーナーでの手応えがもうひとつ。でも、直線に向いたら盛り返してよく伸びてくれましたね。これが東京であれば、もう少しじっくり構えて行けると思いますし、終いもさらに弾けてくれるのではないでしょうか。ラストまで集中して走ってくれましたので、何とか3着までいけるかと思ったのですが…」(吉田隼騎手)
「休み明けでも好走できたのは、体調面の良さに尽きますね。熱発後に無理をさせなかったのが全て。筋肉なんかは休む前よりもモリッとしていたぐらいですから。一度使って次はさらに良くなるでしょうし、コース替わりもプラス材料。マイルはいくらか忙しい気もしますので、10月26日(日)東京11R テレビ静岡賞(1600万下・芝1800m)から投票していきましょう。今日も最後まで諦めないで走ってくれたように、本当にえらい子です」(勢司調教師)
◆3~4角で位置取りを上げられなかったのが痛かったものの、中山の坂を苦にするところもなく、直線では内容十分の競馬。ここを叩いての東京戦を一段と楽しみにさせる頑張りをみせてくれました。どんな条件下でもひたむきに走りきってくれる本馬に対し、今日も師は「本当に偉い子」を連発。得意の東京開催で何とか特別勝ちの勲章を獲らせてあげたいところです。(HTC)
札幌競馬観戦記
久々の更新です。先週の土曜に札幌競馬場、日曜に中山競馬場に行ってきました。
土曜は1Rからメリュジーヌが単勝150円の圧倒的人気で出走。
レースは人気薄の3着馬に競られ最後に番手につけていた勝ち馬にやられました
ソエで放牧みたいなので気性面の成長も期待して今度こそ決めて欲しいです。
メリュジーヌは1R、2歳未勝利・ダート1000mに出走。 馬体重は前走からマイナス2の440キロ。スタートはまずまずで押し上げて先頭へ。しかし、もう一頭ハナにこだわる馬がいて、終始競り合うことになり、直線でなんとか振りきったものの、後続の差し馬に交されて、勝馬から0秒2差の惜しい2着でした。レース後、藤田騎手は「ずっと絡まれる展開で、厳しいレースでした」とのことでした
2Rには愛馬ではありませんが広尾のスマイルミッキーが出走。1.5秒差の8着でした。
○スマイルミッキー
3Rにはこちらも愛馬ではありませんがシルクスペリオール。1.3秒差の3着でした。
○シルクスペリオール
5Rでは470万馬券。
そしてメインは札幌2歳ステークス。愛馬フォーケイカーの出走です。
パドックはソエを気にしているのかあま歩様はよくなかったです。
レースは最後方からのレースとなり直線それなりに伸びましたが9番人気で1.8秒差8着でした。能力はある馬だと思うのでしっかり立て直してまた期待したいです。
土曜日の札幌、札幌2歳ステークス、芝1800mに出走し、後方追走から直線では僅かに脚を伸ばして8着でした。騎乗した柴田善臣騎手の「ソエを気にしてか、道中はブレーキをかけながら走っていた」とのコメントにもあったように、特に右前脚のソエを気にしていたようです。なお、水曜日にトレセンに帰厩しましたが、ソエの治療のため、今週末に吉澤ステーブル福島分場へ移動の予定です。
○フォーレイカー
最終レースにはマイネルトラヴェルが出走。この日は時計が早かったので勝ちはあきらめていました。
結果は1.9秒差の8着。この条件勝っている馬なのですが近走みると限界かなとも思えます。
競馬終了後はキングオブケン氏と日付が変わるまで飲みました。
阪神競馬観戦記
先週は土日と阪神競馬場へ。
土曜は未勝利戦のマイネルフリーデンの応援に。前走惨敗しているので人気は8番人気とありませんでした。
馬体重はマイナス4Kgの486kgとデビュー以来最も絞れました。
レースは1番人気の勝ち馬の2番手につけ直線もこの馬なりに頑張りましたが0.6秒差の4着。しかし2着からはクビ、ハナの差ですし前につけられたのは収穫でした。
相手次第では勝ち上がりも期待できるかもしれません。
日曜は最終レースのビンチェロの応援に阪神へ。ここ2戦現地応援できなかったので3ケ月振りの現地です。
11R発走後は入場料が無料になるのでそれを待って入場。前日に続いて4枠なので青で固めて臨場です。
パドックは途中から2人ひきになりましたが3走連続減った馬体重もプラス4kgながら戻しいい感じにみえました。
レースは中団後ろにつけ直線外に出しややもたれながらも初の上がり最速で完勝。昨年4月以来の嬉しい3勝目となりました。今回は口取もわずか2人。この馬は3勝すべて口取しているので今後も続けていきたいものです。
2008/7/9 | グリーンW | レース後変わりなく、7/9(水)にグリーンウッドトレーニングへ放牧に出ました。ここまでコンスタントに使ってきましたので、ひと息入れて心身のリフレッシュを図ります。 |
2008/7/7 | 栗東TC | 7/6(日)阪神12R・芝1200m戦に小牧騎手で出走し、馬体重は前走から+4の460kg。レースでは五分のスタートを切ると、控えて中団でしっかり脚を溜めて流れに乗りました。直線は大外に出してゴーサインを出すと、グングンと伸びてきてあっさり前を捕らえると、最後は2着に2馬身半差をつける圧勝で待望の3勝目を飾りました。勝ち時計は1:09.1でした。騎乗した小牧騎手は「すんなりスタートを切れましたし、道中も余裕がありましたね。最後は抜け出してから内によれていたように、まだ幼い面が残っています。そのあたりが解消できれば、もっと走って良い馬なのですが。」とコメントしていました。 |