1口馬主&デイトレーダー奮戦記 -138ページ目
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最弱世代

記念すべき2000年産は1口の難しさを感じた年です。18頭出資でわずか5頭の勝ちあがり。現在わずか10勝しかしていません。象徴的なのがサンデーサイレンス産駒フラットアウト。6000万、1口150万もした馬です。母父トニービン、祖母はオークス馬シャダイアイバーと筋は通っていたのですが新馬最下位、結局14戦して最高が4着という結果に終わりました。

ほぼ唯一の活躍馬といえるのが昨年の日経賞で後の年度代表馬ゼンノロブロイを破ったウインジェネラーレ。実はこの馬当初は出資予定はなく、出資したウインラディウスの全弟が募集中止になったことから、出資した馬です。去年は旭川まで応援にいきました。しかし、オールカマー3着後右目を失明し本来のレースが出来ず現在放牧中です。是非もう一度勇姿をみたいものです

長期休養という意味では2年以上休んでいるリオサンバシチー。新馬を豪快に差しきったあの脚が忘れられません。こちらも復活期待です。

最多勝世代

1999年産は現6歳世代でありパラダイスシチー、ウインレガートの2頭が現役で頑張ってます。

この世代は18頭出資して9頭勝ちあがり、今まで世代最多の25勝しています。ただ印象という意味では薄い世代です。

稼ぎ頭は6勝をあげているパラダイスシチー。ウイニングチケット産ですが中距離ダートを中心に頑張ってます。今年になってオープンでは正直頭うちなので残りは少ないかもしれません。

ついで4勝のウインレガート。こちらも中距離ダートを中心に頑張ってます。素材的にはパラダイスシチーより全然上なのでしょうが、厩舎的に放置傾向にあり、今年は満足なレースをしていません。はじめて口取りをした馬でもあります。

あとはデムーロであっといわせたマイネルストライク、こちらもびっくりしたマエストロシチー、社台初勝利のイルネージュといったところです。この世代のサンデーはサイレンスマリアのみですが、やはり未勝利に終わってます。

サンデー初出資

1口4世代目となる98年産。この世代は一挙に14頭に出資。サンデーサイレンスに出資したのもこの世代がはじめてです。結果は7頭が勝ちあがり、オークス馬レディパステル、セントライト記念3着馬ロードフォレスター、4勝馬オリエンタルシチーが誕生とまずまずの世代でした。

しかし、期待のサンデーはファモーザが1勝したものの、リリーアンドローズは未勝利とその後のサンデー選びの下手さを暗示しているようでした。

でも、なんといってもオークス馬レディパステルにめぐりあえたのは1口をやっていてよかったと思える出来事でした。忘れもしない、2001年5月20日、非常に暑い日でした。パドックが始まるまでは暑い暑いとだれていましたが、パドック周回、本馬場入場とだんだん気分が高まります。それでもまさか勝てるとは思っていなかったので、気楽な気分でいました。内馬場でお仲間と観戦。スタート出遅れ、ああだめかと思っていましたが、直線一歩ずつ伸び、とうとうローズバドをかわし、1着入線!!皆で抱き合って喜んだことが今でも忘れられません。思えばロードもこの頃が絶頂期!!!今は見る影もありません。馬券も30万ほど儲け、レース後は記念撮影、そして焼肉屋での祝勝会、帰りはグリーン車で帰りました。この馬はその後も3年連続エリザベス女王杯に出走。惜しくも勝つことは出来ませんでしたが、生涯掲示板を外さず、楽しませてもらいました。引退式にも倉敷から参加、今年は初仔が募集されるとか、撤退方針のロードであるが出資したいです。その他、菊があと一歩で遠のいたロードフォレスター、新馬勝ちしたブルボン産駒オリエンタルシチーと書きたいことは一杯ありますが、このへんでとりあえず終了!!

最強世代

3世代目に当たる1997年産がこれまでで最強世代といえる。わすが6頭で21勝。重賞は帝王賞、川崎記念、ダイオライト記念、オグリキャップ記念をカネツフルーヴが勝ち、日経新春杯をトップコマンダーが勝ちました。この21勝は勝利数でも現6歳世代り23勝に次ぐ数です。

しかし考えて選んだかというとこれは怪しい。カネツフルーヴはロジータの仔というだけて出資。トップコマンダーもコマンダインチーフの仔が欲しいというだけで出資、今なら3800万のコマンダーインチーフ産にはとてもいけない。そして5勝したグリーンソニックもサクラユタカオーの仔が欲しくて出資ととても誇れるものではない。

カネツフルーヴには盛岡、大井、笠松につれていってもらったし、トップコマンダーにはクラシックの夢をみさせてもらいました。またギリギリで未勝利勝ちとながら5勝もしたグリーンソニックにはあきらめないことを学ばせてもらいました。奇しくもみの3頭のクラブは全て退会したクラブですが、いつかはこの世代を上回る最強世代をつくりたいと思います。

2年目の出資馬

2年目の出資はスターバイオレットとクルーズシチー。2つ目のクラブとしてJOYを選んだ訳だが何故かは覚えていない。

この2頭はいずれも印象的な馬だった。

スターバイオレットはファンタジーSで4着と初重賞出走を果たし、矢車賞を勝ち、念願のGⅠオークスに出走。正直2世代目でGⅠに出れるとは思っていませんでしたが早くも達成という感じです。結果は15着でしたが思い出深いものとなりました。現在は繁殖で白老にいるみたいなので社台で募集されれば出資を検討したい。

クルーズシチーはなかなか勝たないという意味で印象にのこってます。2戦目の新馬で2着になったので時間の問題と思っていたが何と初勝利は3歳11月笠松りんどう賞でした。この1勝の喜びは今でも覚えてます。結局勝利は1つでしたが45戦も走ってくれました!!

最初の出資馬

記念すべき最初の出資馬は友駿のライジングシチーという馬。メジロライアンの牡馬である。なぜ友駿にしたかは今となっては覚えてません。一緒に始めた友達がシルクに入ったのでそれでは違うクラブということだったのかもしれません。出資した馬も好きなライアン産駒ということであまれかんがえたとはとても思えません。笹倉厩舎ですから今だったら絶対出資しなかったと思います。

ところがこの馬デビュー3戦目で初勝利をあげ結局21戦2勝とまずまずの結果を残してくれました。

この馬の勝利なくして今の60頭体制というのはなかったと思え、ある意味1口の楽しさを一番教えてくれた馬かもしれません。

1口馬主について

ちょっとした好奇心からはじめた1口馬主。初年度から勝ち上がり、重賞勝ち、GⅠ勝ちと順調すきで

いまや60頭所有。あまりに面白くやめられなくなりました。

この1口の魅力について今後いろいろ語っていきたいと思います。

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