納棺夫日記と親鸞聖人・・親鸞、閉眼せば その1 | 岡本一志 幸せのタネまき日記

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定本 納棺夫日記 P51 から





【解剖学教授 M先生との会話】

今、しらゆり会(献体を希望する人たちの会)に登録されている人の50%はクリスチャンだよ。

信徒1%もみたないこの地ででだよ。

「われ閉眼せば賀茂河に入れて魚にあたうべし」

     
といったのは親鸞だろう

その親鸞の浄土真宗の信徒が80%のこの北陸でだよ。・・・


 【献体を希望された方がなくなりどうするかという
  遺族の会議の場にM先生と立ち会う】





ところが、突然、血相を変えた女性が、

 「私、反対だわ、絶対反対、
   お父さんの遺体が切り刻まれるなんて・・」

と言って遺体にすがって泣き出した。。。結局、献体の実行は不可となった。

人の死へのイメージは強固である。
それは死後のイメージにも連動している。

最近、中国の農村で、当局が土葬を禁止し、
火葬に切り替えるとお触れを出したところ、

火葬にされると天国にいけなくなると、老人が次々に自殺したというニュースが新聞に載っていた。

15日間に67人の自殺者が出たと報じてあった。

死後の死体の処理方法まで思い悩み、死を賭してでも己の

望む死に方に固執する人間の自我に

愕然とさせられる。




<おかもん>

現在の仏教は残念ながら、葬式仏教、法事仏教となって
形骸化している。

日本でもっとも聞信徒が多いといわれる浄土真宗も、

それを開かれた親鸞聖人の精神も、教えも知らず、

もっとも形骸化しているといってもいいだろう。


同時に、

死に様や

死者の葬り方 について


人間がいかに強いこだわり、執着があるのかが分かる。


死に様や、死者の葬り方がそのまま、

死後の世界と直結していると思うからだろう。


ところが親鸞聖人は

世の人の常識を真っ向から否定する驚くべきことを断言しておられる。



「親鸞 閉眼せば、
  賀茂河にいれて魚にあたうべし」

                 改邪鈔
 
       親鸞聖人のひ孫にあたる覚如上人の書
 

 「親鸞が死ねば、賀茂河に亡骸をすてて
        魚に食べさせてやってくれ」

  
  このお言葉の聖人のご精神はいかに?

  
     次回は 聖人のこのお言葉についてお話します。

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