大前提の否定2 | 岡本一志 幸せのタネまき日記

岡本一志 幸せのタネまき日記

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「なぜ人を殺してはいけないのか」

数年前、高校生が「人を殺してみたかった」といって
バスジャックをして、乗客を刺し殺した事件がありました。
その事件を受けて、この問いが盛んにテレビでも取り上げられました。
ビートたけしのテレビタックルとか、NHKとか筑紫哲也のニュース23

その中で多かったのが


「絶対的な理由はないけど・・みんな死にたくないのだから、
 殺してはいけないというルーールがないとこまるだろう!!」 でした。


このことを野坂昭如さん(作家・・火垂るの墓) は「殺しなさい、ただ、あなたも殺される」といっています。


このことは多くの人にとって納得いく答えだと思います。


もし「殺してもいいよ」ということになれば明日からおちおち外を歩けません。
ちょっとでも恨みを買うといつ殺されるか分からなくなります。運悪く”目があった”
だけで殺されてしまうことも日常茶飯事になってしまいます。

そんなのはいやですよね。


「どんなに憎たらしい友達がいても手にかけて殺さないのはそんなことをしたら、
明日から刑務所だ!お父さんお母さんが悲しむ!最悪、死刑!それはいやだから、
ガマンガマン おいしいもの食べて、お酒飲んで好きな人と遊びに行って、
楽しく生きたいからね・・・」と思いますよね?


「殺してはいけない」・というルールがあるから
いきなり殺される心配もしなくてすむのです。


ところが、このルールには成り立つ前提があるのです。


それは「死にたくない」、「生きておりたい」という前提です。

今回の事件はこの前提から否定しているのではないでしょうか?