娘の拒食症の診断が出るまでの過程を
振り返っておきます
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2023年6月
栄養士さんとの
2度目のアポの翌日
私の携帯が鳴りました
娘の小児科医のオフィスからでした
ドクターから
娘さんのアポを入れるよう
指示があり
お電話しています
来週にセットアップしたので
必ずきてください
前日に会った
栄養士さんは
特に私たちに
何も言ってなかったけれど
栄養士さんから
娘の小児科医に
連絡が行ったのだなと
すぐに分かりました
そして翌週
小児科医のオフィスでは
超不機嫌な娘
*またドクターアポ?なんで?と とにかく行きたくない娘でした
担当の小児科医がやってきて
言いました
あなたの栄養士から
連絡があって
今日来てもらいました
まずはナースに
血圧と心拍を
測ってもらいます
立ったり座ったり
横になったりして
10分ほどかかるので
お母さんは
私と別室へ行きましょう
娘をナースと
診察室へ残して
私は
娘の小児科医と
別室へ移動しました
娘と小児科医が
最後に会ったのは
6か月前の
1年に一度の検診の時で
その時には
すでに急激な体重減少のことで
彼女に相談していました
しかし
当時は胃腸科の専門医に
娘の原因不明の腹痛について
診てもらっていたこともあり
まずは
いまかかっている
専門医に相談してみてください
ということで
(それで胃腸科ドクターから栄養士へと繋げられたと言う経緯)
小児科医とはそれ以上の
話はしませんでした
私と別室へ入るやいなや
小児科医のドクターは
大きく目を見開いて
言いました
Oh My God!!
お母さん!
娘さんは
摂食障害だと思います
娘さんの栄養士から
電話があって
とにかく
緊急で会って欲しいと
言われたの
でも
ここまで
体重が落ちているとは…
*半年前の検診から12ポンドも体重がおちていました
とにかく
体重が落ちすぎてます
6か月前に会った時とは
別人のよう!
「摂食障害」と
ドクターの口から出たのは
これが初めてでした
私も
摂食障害だと思います
と答えました
ドクターは
すぐに娘の成長曲線を
モニター上に出して
娘の
急激な体重の減少と
最近の食事の摂り方を
私と確認しながら言いました
今からすぐに
思春期外来の摂食障害の専門医に
連絡します
私自身は小児科医で
摂食障害の専門ではなく
詳しいことは
分からないのです
娘さんの今日の
心拍・血圧の結果によっては
今日このあとすぐに
入院になるかもしれないけど
いいですか?
娘さんが嫌がっても
なんとかご主人と一緒に
チルドレンズホスピタルへ
連れて行けますか?
娘さんには
あとで診察室に戻ったら
私から話すので
お母さんは先に戻って
私を待っていてください
そう言ってドクターは
慌てて自分のオフィスに戻り
私は
娘の待つ診察室に
戻りました
私の心の中は
やっと今の娘の状態に
レッドフラグを挙げるドクターに
繋がったとホッとした気持ちと
娘の状態によっては
今日にでも
入院になるのかもしれないという
緊張した気持ちが
入り混じっていました
続きます