午後、特急で城崎温泉へ。温泉街の奥の方の「古まん」という宿を素泊りで予約してあった。
夕食は、すぐ近くの「をり鶴」という料亭。津居山かにフルコースを二人で食す。
蟹の写真を撮りたいというと板さんははにかむ??

この津居山かにはここの港で上がったズワイガニで、有名な間人ガニにする為そちらから獲りに来るとのことでした。
せこがに(ズワイガニのめす)は不漁だそうですが、高雄で出たせこがにのオレンジの卵はワタリガニのそれと似た味でした。
蟹さしは蟹みそにつけてと。。

この後、体格の良い二人づれの男性が入ってきた。なんとそれは野茂英雄さん。もう一人は監督らしい。
野茂さんはこの近くに自分のチームを持っていてこの店は常連らしく店の人や他の客と親しく話していた。
我々の2倍大きい蟹を頼んでワインを飲んでいました。
4日目は、朝方近くの「鴻の湯」に入った後、ロープウェイに乗って頂上へ。
城崎の町が良く見える。左奥は日本。

中間駅の温泉寺まで歩いて降りたが、これがとんでもなく急傾斜で厳しい600mだった。
温泉寺の多宝塔。

下に降りて温泉街を歩いて駅に戻るが、夕方の喧騒とは逆に昼間は閑散としている。

今回の旅は、最終日こそ曇りだったが天気に恵まれ良い旅行になった。
(完)
嵯峨野からタクシーで高雄に移動し、もみじ屋にチェックイン。高雄バス停の真ん前で観光には絶好の宿。
まだ、15時頃なので、徒歩で5分余りの槙尾西明寺に行って見た。紅葉は8割がたといったところ。

帰り道 清滝川の紅葉

翌朝、神護寺に上る。石段はかなり急で休み休み上ったが昔来た時の記憶はほとんどない。
山門に来るとやっと昔を思い出した。

本堂でお参りした後、左奥にある瓦け投げをやってみたが昔のように水平にうまくは飛ばない。
帰り道の逆光のお堂。

山門を出た帰り道の茶店で一服。逆光の紅葉が美しい。

(続く)
大阪フェスティバルホールで開催されるベルリンフィルのコンサートに行くついでに、京都の紅葉、城崎の蟹4日間旅行に。
1日目は、昼間になんばグランド花月で漫才、新喜劇鑑賞。油断していたら2階の最後列の席しか取れなかったが、結構根強い人気があるのだろう。トミーズの漫才がテンポもよくネタも面白かった。
夜は、メータ指揮のベルリンフィルで、ドンキホーテと英雄を聴く。ベルリンフィルのコンサートは2回目だが、1回目はやはり大阪フェスティバルホールで聴いたカラヤン指揮で約50年前の事。当然建物は建て替えられていて豪華な内装になっていた。
メータは昨年広島で聴いたウィーンフィルも指揮していたが83歳ということもあり杖をついての登場だった。ベルリンフィルの演奏はデジタルアーカイブでよく試聴しているがやはり実演の迫力とそれぞれの楽器の演奏の素晴らしさは秀逸だ。樫山大進さんや清水直子さんの姿もまじかに見えた。
すぐ近くのアパホテルに宿泊し次の日は嵯峨嵐山へ。トロッコ列車は発売直後に売切れで取れなかったので、レンタサイクルで嵯峨野巡り。まずは大覚寺へ。大昔に行ったことが有ったが池以外ほとんど記憶がない。紅葉は期待外れ。
次に西に向かい落柿舎へ。丁度、柿が熟していた。

更に西へ向かって、祇王寺へ。やはり、山際のこじんまりした寺の紅葉と苔の景色が綺麗だ。来週の連休辺りが紅葉の盛りだろう。今年は少し遅いのか。


次に、南に下がって常寂光寺へ。嵯峨野ではここが一番見ごたえがあった。
鐘つき堂で無心に一打。

多宝塔の紅葉

更に昇ると京都市街地が一望できる。

(続く)
四国には10回以上行っているだろうが車で行っている。今回は気楽に旅行したいのでJRで。
岡山からは瀬戸大橋を通って、坂出で乗換えて阿波池田へ。
ここで、定期観光バスに乗り、1日観光をした。

平家資料館を経て、かずら橋へ。


そんなに怖くはないが、足を滑らすと大けがになるので手すりにすがりゆっくりわたる。

少し祖谷川沿いに行ったら小便小僧がある。

宿泊はかずら橋近くの、ホテルかずら橋。ケーブルで登る天空露天風呂が素晴らしい。

翌日は、レンタカーを借りて奥祖谷へ。当初、落合集落や観光モノレールに行くつもりだったが天気も快晴なので足を延ばして剣山まで。
くねくねした細い山道を片道2時間の運転はさすがに疲れる。でも、片道15分のリフトから見える紅葉の四国山脈は綺麗だった。

帰りに、大歩危で丁度、観光列車が通ったので動画で撮影してみた。
https://youtu.be/Z-AS12ptijA
2日間とも快晴で良い思い出になった。



東福山ルーテル教会で佐藤豊彦先生をお迎えして行われた。
受講生は、クラシックギター、バロックリュート、ルネッサンスリュート、歌withリュートとバラエティに富んでいて1日があっという間に過ぎた。
私は2曲をエントリーしていたがQ&AがほとんどでFugaは弾く時間がなかった。
私がいただいたアドバイスは、主として右手の使い方。小指が表面版から離れる、薬指を使うな、親指の第1関節を使え、もっとブリッジ寄りで弾け、という4点。まあ、半年練習すれば治るでしょう。。。
ガット弦の具体的な推奨品や注意事項も大いに参考になった。低音の基音とオクターブ弦の間隔を離してぶつからないようにするナット調整方法も教えて頂きやってみるつもりだ。
左手は問題ないようで、一人でよくここまでやった、とお褒めいただきお世辞でも大変嬉しかった。
宿題を一杯いただいたので次回に向けて頑張っていきたい。
このような教会での公開レッスンをマネージメントしていただいた渡辺さんに感謝申し上げます。
https://youtu.be/ifgzGXMUT18
明後日の佐藤豊彦先生の公開レッスンに誘われて、当初Fuga BWV998でエントリーしていたが難しいので急遽このSarabande BWV1012を追加した。
6年前に録音していたので何とか2週間で録音できた。
昔の録音を聴くと演奏はともかく現在のガット弦に比べ低音の巻弦が残りすぎて聴き難い😔
なお、繰り返しの部分は、Nigel North版に準拠している。非常にスリリングな編曲だ。

10年位使用していた自作のリュートスタンドを更新した。
市販のギタースタンドで流用できそうなものを購入しリュート用に改造してみた。
1.ネックを支える部分の幅がギター用では狭いので、以前の自作スタンドの受け部に交換した。これでぴったり受け止めてくれる。
2.置いた時の楽器の角度をもっと寝かせて安定させるためにスタンドのヒール部を斜めにカットした。
3.重し代わりに下の連結板に暑い板を張り付けた。

これでネックの長いスワンネックも安心して置けるようになった。(写真では立って見えますが、実際はもっと寝てます。)

バスライダーも勿論使えます。

ついでに、これも10年くらい使っている自作のリュートレストの合成革を布風に張り直した。濃紺にしたので落ち着いた感じになった。
このリュートレストは私がリュートを弾くために必須の道具で、これを使うと楽器を安定させることに気を使わなくてよいので100%演奏に集中できる。
3回目のガット弦の入手は日数を要した。オクターブ弦でゲージの少しづつ異なる弦を注文したので在庫がなかったのかもしれない。今回張った24本の弦には何匹の羊の腸が使われているのだろう? 一本一本の色が微妙に違うのも人工の弦とは違って趣がある。
実際に曲を弾いてみるとこれがガットの音か、という満足感が得られる。高音は1本づつ比較するとNG弦に近い音がする。中音はかすれ感が強く、低音は残響が少ない。
曲を弾く場合複数の弦を同時に弾くので高音、中音、低音が複雑に絡んで実に気持ちが良く、バッハを弾いているという喜びが大きい。
オクターブ弦はNG弦でも大差ないだろうと予想していたが、ガット弦は出しゃばらない響きが非常に好ましく感じる。
1コースは10日で、2コースは1カ月で切れたので当面はそれぞれ、ナイロン弦とNG弦を張って練習しつつ様子見をしている段階だ。1,2コースがガット弦でなくても他の弦が一緒に鳴れば割に目立たないものだ。まあ、1,2コースは録音する時に張るくらいのものか。
ガット弦は温度変化で音程が大きく変わってしまうので、今までよりも調弦に数十倍の時間を要するかもしれない。演奏会に持っていくのはガット弦の楽器は無理かもしれない。
弦をその部屋の温度になじませて調弦すればよいのだろうが、控室と演奏する部屋の温度が違うと困ってしまうだろう。その場で24本の調弦をする時間は無いのだから。。。
リュートに限らず、ガット弦を使う楽器は多いが皆さんはどうしてるのでしょうかね。
まだ弦は落ち着いていないので音がすぐにくるってしまいますがテスト的に弾いてみました。
https://youtu.be/f8qmKrt-LtI



2年位前に、バスライダーもスワンネックも、NG弦とCD弦にして大きな不満はなく使用していた。最近、蓮見先生のFacebookの記事に刺激を受けてガット弦に挑戦してみようかなと思い立った。
ガット弦の扱いにくさや高価格という事もあるが実際にやってみないと分からないのでテストがてら始めて見た。巻弦をCD弦に、高音弦、オクターブ弦をNG弦に変更したときも2カ月以上かかったが、今回も時間がかかりそうだ。
まず、1~3コースまでを手配して張ってみる。弦はいつもドイツのWatthias Wagnerさんのサイトで買うのだが、Unsplit lamb gut strings type HUはまだ売ってないので仕方なくAquilaのサイトで直接買った。送料が高く時間もかかるのでもう一つだ。
1コースなど細い弦は特に切れやすいので、ナットのScotchのテフロンテープを張り直す。それでも結果として10日ほどで1コースは切れていた。
スワンネックは392Hzなのでかなり緩いのだが。予備は買ってあるが当面元のナイロン弦を張っておく。
1~3コースの音の印象は1本ずつ比較したらNG弦と極端に変わらないように聞こえる。強いて言えばかすれたような味わいがガットらしいと思える。逆にいえばNG弦の出来がかなり良いともいえようか。
この結果を踏まえて、4~8コースの低音弦を注文し1週間余りで届いた。
この中音部の音の印象はNG弦、CD弦とはかなり違っていた。余韻が少なく音のかすれ感が大きい。テンションが低めに設定してあるので今までよりもブリッジ寄りで弾くようになる。最初は、違和感があったが日が経つにつれ弦が楽器になじんできて音のつながりが出てきた。
ガット弦の温度による音程の変化には驚く。NG弦、CD弦だと1年もたつと調弦も微調整で済むのだが、エアコンを使うこの時期だと2階にある音楽室は35度位になり28度位に下げると半音から一音程度音が下がる。朝ケースを開けると逆のことが起きている、という事で調弦には従来の何倍も時間を費やす必要がありそうだ。
1コースが切れたのと同時に9コースのCD弦も切れていたので仕方なく巻弦を張った。
ここで改めて巻弦の長すぎる余韻とギラギラ感を実感することになった。よくも巻弦を長い間使っていたものだと。
ここまできたら全部ガット弦に替えてみないわけにはいかないので、残りの低音弦、オクターブ弦を手配した。送料を含めると5万を超えたかもしれない。このような作業の時に2台あるのは非常に助かる。念のために比較してみる時や練習するのにも差支えがないから。
次に残りの弦が入ったら最終的にどのように運用していくのか決めることになるが、スワンネックだけをガット主体にするようになるのかな。
1泊目は隠岐で最も大きな島後島の別府港前のホテルに泊まる。
2日目はレンタカーで島の北端の白島展望台へ。
どこかの岬で見た風景に似ていたがどこだろうか。礼文島か?

それから、海際を時計回りに帰途に。途中、浄土ヶ浜へ寄る。この地名は全国にたくさんあるだろうが。

昼食後、高速艇で二番目に大きい西ノ島町へ。鶴丸という料理旅館にチェックインしてしばし休息。
夕食後、ナイトクルーズで星空と夜光虫を見に行くが二人だけで貸し切り状態。
3日目は、隣の海士町(中の島)へ小さな船で10分足らずで行く。
この島は、非常に観光向けに整備されていて港すぐの場所に観光センターや隠岐牛レストランもある。

港から、あまんぼうという半水中船で三郎岩へ。

三郎岩付近に到着したら船底の水中展望室に降りてお魚観察。
ゆらめくホンダワラの合間をチヌやめじな、スズメダイなどがいました。
あまんぼうも二人だけで貸し切り状態。。

その後、西ノ島町から境港へ帰り、3泊目。
夕食を食べた後、水木ロードを通ってホテルに帰ったが以前よりは整備が進んでいて、妖怪像の数が倍増し、道路に影絵風に映し出される妖怪も面白い。
最終日は、新装なった境漁港見学ツアーへ。これも二人だけで案内してもらう。
この日は水揚げが少なかったが、鮪が水揚げされていた。

(終り)