コルドバは、マドリッドからセビリアへの新幹線AVEのセビリアの少し前の停車駅です。つまり少しバスで戻るようになりました。

この日は、丘の上にある素晴らしいパラドール デ コルドバに泊まりました。
遠くにコルドバの市街が見えました。



コルドバの目玉はメスキータ(聖マリア大聖堂)です。
雨で増水した川の向こうにメスキータが見えます。



中に入ると有名な嶋縞模様の列柱が林立しています。



壮麗な内陣を望む椅子の両側にツインのパイプオルガンが設置されています。





街中を散策すると有名な撮影スポットらしい花の小路の隙間から大聖堂の鐘楼が見えました。


 

マドリッドからセビリアまでは新幹線で移動しました。

セビリアはスペイン南部アンダルシア地方にあり、人口は第4位、ポルトガル寄りで海も近い場所です。

コロンブスゆかりの地、歌劇カルメン、フィガロの結婚、セビリアの理髪師等の舞台としても有名ですね。

スペイン広場は、1929年にセビリアで開催された万国博覧会の会場施設として造られたもの。広く明るくて気持ちのいい場所でした。




セビリア大聖堂は世界で3位の大きさの大聖堂とされています。1位はローマのサン・ピエトロ大聖堂、2位はロンドンのセント・ポール大聖堂。




世界最大級のパイプオルガンも写して見ました。木彫の装飾も見事でした。


 

トレドは川に囲まれた丘の上にある古都。



1600年前後に描かれたエル・グレコの『トレド眺望』は有名ですが、メトロポリタン美術館にあるようです。
全景写真の左側の塔がある建物が大聖堂ですが『トレド眺望』にも既に有ります。



旧市街は狭い迷路のような道が多くその合間から大聖堂が見えました。


帰りはエスカレーターを何段も乗り継いで丘の下にある駐車場まで降りていきました。
 

10日間のスペイン旅行に行ってきたので写真を紹介します。

関空からエアフランスでパリ経由マドリッドの予定が、パリが大雪で3時間40分遅れなので当日中にマドリッドに着かない・・・
でも、エアフランスの窓口の機転でローマ経由のアリタリア便が取れ25時に無事マドリッドのホテルに到着。出だしから疲れてしまった・・・

翌朝、睡眠不足の中、マドリッド観光へ。
まずは、ドンキホーテとサンチョパンサの像があるスペイン広場へ。後に見える高級マンションはちょっと前の好景気時に立てられたがバブル崩壊で買い手が付かず現在空き家になっているそうだ。


歩いて隣にある王宮へ。写真はフェリペ4世像と王宮。


次にプラド美術館へ。写真は美術館前でアルハンブラの思い出を弾くギター弾き。
ここの目玉は、ゴヤの裸のマヤと着衣のマヤだが並べて展示してあった。
有名なベラスケスの「ラス・メニーナス(女官たち)」もある。絵の写真は撮れない。


スペインは前週までは雨続きで南部では洪水も起きたそうだがこの日は快晴。我々は強力な晴れ夫婦だから。
午後はマドリッド近郊のトレド観光に。

 

ギターをやっていてリュートの世界へ足を踏み入れる、という人にとって何が難しいのか? 私の経験では・・・・

諸情報の入手:
リュートについては分からないことだらけだが、今はインターネットで大抵のことは調べることが出来るようになった。昔だったら、リュートと言うものの存在自体もなかなか知りえなかったことだろう。

楽器の選定、入手:
楽器店に行ってもなかなか店頭においてあるというものではないので、製作家に新品を作ってもらうか、中古品を探すというのが一般的。誰に頼んだら良いのか?頼んでも製作に少なくとも数年待たねばならない。新品にせよ、中古にせよ、試奏できないケースが一般的なので良い楽器に当たるかどうかは運が物を言う・・・・

楽器のメンテナンス:
フレットはガットなので消耗品、これを張り替えるのは結構面倒で器用さを要する。弦もギターほど頻繁ではないが張り替えねば成らない。弦の数がギターの4倍ほどあるし、張り方も少し要領が必要。張り方により弦高が変わってしまうから。

楽譜の入手:
大抵のTAB譜は外国から取り寄せる事になる。インターネット通販に慣れている人にとってはそう苦にならないだろうが、そうでないと困ってしまう。バッハなどは自分でファクシミリなどから作ることも出来るが、知識と時間が膨大。

弦の選定、入手:
弦はドイツやイタリアなどから自分で取り寄せるのが一般的。国内でも売っていないことはないが品種がわずかで価格も高い。一部の弦を特定の釣り糸で代用することもある。私もナイロン弦、カーボン弦用に20種類くらいのリールを持っている。
どのコースにどの社のどの弦を張るかは自分で決めねば成らない。これは結構な勉強と経験を要する。製作家の推奨はあるがそれで満足できないことも多いので。

TAB譜の理解:
五線譜しか知らない場合慣れるまで少し戸惑う。しかし慣れるのにそんなに時間は掛からなかったと思う。低音など音価が分からないので消音に迷う。

楽器の構え方:
バックが曲面なので滑りやすく安定しない。ストラップを使う人が多いと思うが私は苦手なので自作のリュートレストを作って使用している。バスライダー用とジャーマンテオルボ用の2種。

弦の多さ:
バロックリュート最大の難関が、左手の親指が低音の弦を間違える、ということ。なにしろ13コース(親指の守備範囲は約8コース)も有るのだから・・・・リュートは楽譜を見ながら弾くのが一般的なので指を見るのは難しいし、見てもどのコースかよく分からない。私は8、11コースの弦高を高くしてほぼクリア。

以上、思いついたことだが他にも色々あるだろう。苦労が多い楽器だがそれ以上に弾く楽しみは大きい。
 

第2番は、Grave,Fuga,Andante,Allegroからなり、GraveはFugaの前奏曲的役割と思われる。従って、これを聴き終わるとFugaのテーマが聴こえてくる・・・・

調べてみると、Graveは、「荘重に」の意。通常、テンポはきわめて遅い。とある。

しかしながら、64分音符まであるので、非常に速いパッセージなどが出てくる。
それにしても、全音符から64分音符までを弾き分けることは私には難しいので倍の音価に書き換えて弾いている・・・・


http://youtu.be/Ud9AjjWjTqI

http://youtu.be/p15z7XbXqoI

10分を越えるこの長大なフーガは難曲と言えるのだろうが、ギター、リュートのレパートリの中では最もフーガらしい最高の曲だと思う。

ギター譜では10ページ、リュートTAB譜でも5ページも有るので1回練習したらもう疲れてしまうが、かれこれ足掛け3年、この半年はほとんどこの曲ばかり練習していた。

なにしろ長くて最初から最後まで集中する事が難しいので、無数の瑕疵があるがご容赦いただきたい。まあ、弾くのも大変だが聴くのはそれ以上に忍耐を必要とするでしょうが最後まで聴いて見ると面白いことも分かります。

TAB譜での1ページ目は5ページ目でほとんどそのまま繰り返して終わります。
3ページ目からは、フーガの手法の一つであるAl riverso(逆行)という部分があります。冒頭のテーマが逆行するわけです。
全部で354小節有りますが、137小節目からの7小節辺りは非常に分かりやすい2声の展開が聴かれます。
263小節目には最高音が出てきて、この調ではpつまり第14フレットですがこの楽器の最高音でも有ります。第12フレットまでしかない楽器も多いですが私は3台とも14フレットまで付けて貰ってます。

クラシックはほとんど聴かない家内が、「二人で弾いているの?」と聞いたのでまずは成功の部類かなと思ってますが。

これでBWV1005は、アダージョ、フーガ、ラルゴを録音しました。