音色土埃舞う夏焦げるほどの日差しあぜ道に陽炎背の高い雑草がひしめくそこに音土埃に複雑な色を日差しに熱さを陽炎にゆらめきをあぜ道に足跡を雑草を風になびかせる音は色を生み温度を持たせ動きを出させ跡を残し去る吹きぬける風 の如く音は去る確かな跡を残して
月下古より伝わりし 年に一度の夜行触れる事は許されぬ二人灯りは鈴なりに連なり音色はこだまをやめぬいくばくかの檜の残り香すれ違う刹那永久の瞬間となれと願う眼されど月は傾き雲は流れ星は廻る鼓打ちて響け鉦を打ちて届け笛よ伝えたまへわがこころの狂ほしきを