トイレ入ってるときとかさ、
お風呂入ってるときとかさ。
いつも考えるのはそこ。
今、災害起きたら
どうしようって。
だけどね、
どっかで
自分は大丈夫だって思ってる。
だから防災グッズはもちろん、
心の準備だって
全然してない。
だからさ、
まさか本当に
トイレ入ってて
火災報知機が鳴り出したからって
本当に火事だとは
思わないじゃないの。
どこの誰だよ?イタズラしてんの。
学校の信用できない火災報知機に慣れた私としては
そう思ったっておかしくないでしょ?
扉の開け閉めの音が沢山響いて
廊下が騒然としだして、
階段を駆け下りる足音が
ちょっと待ってよ
あの煙何よ?
これ、
夢じゃぁ
ないよ
なぁ・・・・・・???????
扉を開けて、
50センチ隣に建ってるマンションの
同じ階の廊下が・・・・
あの・・・・
真っ白、
なんですけど。
超真横に隣接してるマンションで
火災が発生しました・・・
いや、
結局、
ボヤだったんですけどね。
しかし本当に
本気で焦りました。
深夜0時過ぎ、
けたたましく鳴り響く報知器は
止まる気配は全くないし
隣のマンションの人はもちろん、
うちのマンションの人もバラバラと廊下に出てて、
何があったんすか、
どこが火事なんすか
大丈夫すか、
逃げたほうがいいんすか
とりあえず財布もってきますわ
皆が相談してる。
隣のマンションとは
廊下の窓を開ければ普通に会話できるくらい隣接してるんですけど
(頑張れば乗り移れるくらい)
各階の人がそれぞれ、
向こうのマンションの人に向かって
顔だして会話してた。
私もとりあえず、
見ず知らずの向こうのマンションの
風呂中だったらしいずぶぬれのお姉ちゃんに声をかけ、
しばらくお話した。
私「なんかもう、めっちゃ怖いですね!!大丈夫なんすかね?」
お姉ちゃん「ですよーー!!どうしたらいいんですかね!!」
私「とりあえず、管理会社に電話したほうがいいんですかね?」
お姉ちゃん「あ!ですかね!でも管理会社ってどこですかね?!」
私「いや、知らないっす・・・・」
自分が住んでるマンションの
管理会社くらい知っとけよー!
今回のことで、
いかに自分が
災害対策をしていないのか
思い知らされたし、
マンションの隣人さんたちとは、
普段ほとんど付き合いなんて
ないんですが
こういうときは
皆が協力して
どうしたらいいんだろうって話し合える
そんな人たちが住んでるんだなって
分かりました。
皆話しやすくて
とてもいい人たちでした。
下の階の、
同じく窓から顔出してた男性に、
上から話しかけたら、
状況を詳しく叫んで教えてくれて(笑)
ありがたかったです。
しかしだな。
私のいるマンションの私のいる階の人・・・・
誰一人廊下に出てなかったんですが。
何?皆、
火とか熱くないタイプ?