画面に向かって吐血 | おあいそ。煮

おあいそ。煮

超新人の放送作家(漫才やコント・落語も書きます)でございます。
好物は、皆の笑顔と金魚です。あと、砂肝。

あたしの中には、


ミチコとハッチンが共存する。




何もかも自分でやる、

何も恐れない

傍若無人

勝手気まま

もちろん我侭


口も悪いし、


ガラも悪い、



でも、

踏み出せない、

はみ出せない

平和主義

逃げてるだけ

思うだけ

悲しむだけ

期待するけど

動く気はない




どっちが本当のあたしかと聴かれれば


それはどちらも私であって、




同じ状況に置かれたとして、

正反対を選ぶミチコとハッチンは

今どちらが起きているかで状況が変わる。






今は

立ち止まってる

何もする気がしない

ハッチンで、


ミチコが淡々とそんなあたしを見ている。



ほら今にも壊したくて

機関銃を片手に

窓枠に片足をかけている。




人を殺してもどうでもいい



ミチコが今にも飛び出しそうだ。