そして概ね教科書どおりには行かないどこかに落とし穴がある質問ばかりなのですが、丸投げは許されず、顧問として解決するしかありません。
例えば初めて工事進行基準を採用します。どうしたらいいでしょうかと聞かれたので意気揚々と資料作って会社訪問したら、「え、社内で作業した人件費なんて案件別にわかりませんけど。それに原価じゃないですけれど。」とか原価をベースに進捗度を測定できないというトラップに遭い、協議中です。ちなみにほとんどギャップ差はないのですがUSGAAPで考えなければいけない点もくせ者です。進捗度測れないとなると例外で完成基準になってしまうのですが、意地でも当期の収益にしたいという会社は社内作業を案件に振るプロセスを作るというので、おそらくその評価は長期化です。
また、子会社を清算します。すると最終事業年度の労働保険料が還付になりました。というので労働保険料貸方にしてしまうと清算年度なので赤残になってしまうので雑収入ですねというと、今度は消費税問題と会社法施行規則150条に要求されている決算報告の内容にどう織り込めばいいかということに波及します。
清算時の決算報告って事例にあるのはもっと劇的でドラマみたいなのですが、このようなマニアックな収入の行方や分配額はない場合も絶対書かないと法令違反になるのかというのが現実の質問になります。
J2くらいから雑多かつマニアックな質問を不定期に受けているのですが、本当に現実は本や一般的な話で解決しきれないややこしいものばかりです。知らないことへの恐れを克服し立ち向かう勇気はここ三年で磨かれたような気がします。最初は藁にもすがる思いで人脈ネットワークやググって答えを探していたのですが、そうして動く前にまず何が質問なのかよく質問者と会話して聞くというのが一番大切なことです。いつも不意打ちの電話なので難易度は高いのですが。
そしてこれは難しい話だと言うことをまず共有することです。それができた頃には何を調べればいいのかクリアになりますのでほとんど解決です。