論文式試験も終わり徐々にリクルートの話が出てきています。本格始動は発表後だそうですが。

 それでどんな後輩がいいかとの話題になりました。最近作業が多いので文句言わず単純作業を機械のようにこなしてくれる人がいいとか、マナーわかっている人がいいとか、英語できるから中国人とか、可愛い娘とかいうアホまで様々いましたが、私はこんなときだからこそ戦士が入ればいいのにと思います。

 自分のミスは切腹だとか言ったり、悩ましい話はマネージャーに直接話つけに言ったり決して論理はおかしくてもそういう姿勢をもった人がいいです。あとせっかく仕事振ってるのに私がやると却って非効率とかイミフなことをいうのではなく、振られた仕事は初回は投資と思ってしっかり極めて次から意見を出したり応用したりして成果を出してくる人とか。

 真面目な話、気概のないというか仕事に当事者意識のない人は先に書きましたとおりの単純作業を機械のようにこなしてくれる人を求めるやつに引っ掛かり逃れられなくなります。一度そういうひとに関わりだすと調書のテンプレの文章の位置関係だけ覚えるとか悲惨なことになります。ある意味やる気や主体性が今の監査法人内の不毛な業務をかわす最大の防御策のように思います。意識さえあれば、最初は単純作業の割り当てでもその後事件に巻き込まれたりイベントが発生して作業のグレードが上がりますからね。

 是非ともただの作業マシーンで終わらないような面白い人にたくさん入ってきてもらいたいものです。

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 レキシコム総合研究所という会社のナレッジベースというサイトで内部統制報告書の結果が集計されていました。

2013年3月期「内部統制報告書」分析速報


 経営者評価が「有効でない」となった会社数は2012年3月期の10社から7社に減少しており、評価できないとの結論に至ったのは1社から2社に増加したそうです。

 

 また有効でないとの評価に至った原因は不正によるものが増加しているとのことです。ただし、2012年3月期の訂正分合わせると「有効でない」は24社にのぼっていますので、2013年3月期も訂正がどれほど出るかにより実質的な内部統制の有効性が良い方向に向かっているかはわかりません。


 不正とも限りませんが、社保病院にてものすごい金額の決算修正が発覚したそうです。

 社保病院ーずさん会計118億円

 管理業務を受託している全社連の体制を刷新するよう大臣命令が下ったそうです。監査法人による懸賞で発見されたそうですが、これは監査が行われていたと言うことでしょうか。このような金額が修正されると言うことは莫大な労力がかかることが想像されます。

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 組織再編の税制で適格とか非適格とかいう用語をまず知り、適格は簿価、非適格は時価評価とかかなりざっくりとした理解をベースに詳細を詰めていくのが修了考査の勉強でした。


 あの勝利の歓喜からしばらくし、非適格株式交換で昔小会社化した会社の話がぶり返してきて、組織再編前の固定資産に係る減損累計額は今も一時差異なのかという話になりました。組織再編時に税務上時価評価するので会計上の簿価と税務上の簿価は一致だ、なので解消している、と安直に考えましたが何と一時差異は残ったままでした。


 なんてことはありません。組織再編時には減損の兆候がなかったので簿価=時価という評価をしていたのです。よって組織再編時も一時差異は引き継ぐ結果となり生きていたという答えになりました。実務で究めるにはは思考回路になれることや鬼のような経験値が必要です。不慣れな組織再編で少しビビりましたが、これも慣れです。


 事例に当たる経験こそ今の宝です。一番事務所できつい現場のインチャージしている同期も言っていました。「監査で得られるのはおもしろさでなく見聞だ。」と。


 最近、周囲ではマニュアルや手続書だけでなく後輩への指示も分厚く作業手順メールのようなもので行われています。で、ある後輩が監査計画に関連する調書を作成していて、「MJさんリスク対応手続で不要なものが記載されていれば削除するって指示が出ているのですが、私これと思ったやつ消しますのでMJさん見てもらえますか。」というわけです。


 J2かがんばってるなあと思い、まあ見てあげたら分析みたいな一番重要な手続きだけ消してどうでもええしょぼい手続だけ数多く残しているわけです。それによくよく聞くとその調書を作っている会社の現場にほとんど行ったことがないとので、商流もわからないと。


 それは申し訳ないですが、それは丸腰で勇者一人バラモスに挑むようなものですよ。


 マニュアルや手続書、指示でも詳細になればなるほどそれは正しいと思うようになり、その遵守が目的になってきます。しかし本来は自分でまずそれらを横において独立して手順を考えないといけません。作業の指示をしているだけのもので、一般向けというひどく曖昧なものを対象に書いていますので、例外があるからです。

 なのでまず自身でイメトレしてから7擦り合わせをしていくのです。はじめのうちは良くできたマニュアルですので、ああこれもあれもそれもしないとだめだったと結局端からマニュアル順守を目的にしていた人と同じレベルの成果物になるかもしれませんが、徐々に発言の質が変わってきます。

 

 行ったことない会社だからこそ言われなくても先輩たちの作ったナレッジを参照してビジネスモデルを理解しようという姿勢をとる人と行ったことない会社のことだし作業指示のとおりにしか動かない人では差が出てくるのだと思います。


 予算という名の制限時間もあるのですが、目指すは指示出した人に「お前の見積もりが甘い」ということです。本当にいうかは別として。新人は慣れがないので先輩たちが初年度やった深く考える作業をまずしなければなりませんので、そんな要領よく文字の指示見てできるわけないだろうと。


 答えを急いではいけません。指示やマニュアルが簡素であれ詳細であれ、やるべきことは変わらないので、何をしなければいけないのかをまとめなければなりません。