繁忙期開幕です。今週はさっとウォーミングアップ等と思っていましたが、いきなりきつかったです。そして来週からはおなじみのクライアントで本番です。きついところが先だったので逆に楽かもしれません。
調子が上がってきた状態でふと最近の監査部門事情を見渡してみるとなかなか良くなっているのではないかという印象を持っています。
品質管理の目はいっそう厳しくなりチェックリストは膨大に増えたのですが、去年の繰り越しが通用しないのは我々未熟者には実は重要なチャンスで、繰り越しておいてくれたらいいからちゃっと見ておいてなどと言われてしまえばやりがいも進歩もありません。
項目潰しのためとはいえ新鮮なアプローチや新事実の発覚などなかなか有意義な一面もあります。
また、人の異動で残った人は意欲が強かったり、きっちり細かいことを合わせるのが好きだったりする人に偏っていてある意味規律ができているように見えます。ずるしよう、楽しようなどという考えでは今は即座に淘汰されるでしょう。
このような事情になってきますと、判断するためには可能な限り多くの監査証拠を収集しようとの意識が芽生え、過去の水準の監査では知り得なかったことがわかり経験値という副産物が手に入ります。監査していた会計士に求められるのは監査でしか知り得ない経験だと思いますので、より深い考察をできる機会と質の高い監査証拠に触れ合う機会は給料以上に価値のあるものかもしれないと思っています。
実際のところ、マネージャーじゃないし終わらせることばかり考えないで、徹底的に会社からクレーム来るくらい証拠集めに奔走してもいいのではないかとさえ思っています。もちろん周囲を不快にさせないようコミュニケーションは必須ですが。