8月7日(ブルームバーグ):世界的な監査法人であるアーンスト・アンド・ヤングが日本で手掛けるM&A(企業の合併・買収)アドバイザリー事業の人員を倍増する計画であることが分かった。同社は今後日本企業による国内での再編や海外での買収が増加すると見込み、収益拡大の機会を狙う。

 アーンストアンドヤング・トランザクション・アドバイザリー・サービスでM&A助言業務を率いる平元達也氏はブルームバーグ・ニュースの取材に応じ、今後1年以内に新たに10人を採用し、20人体制とする計画を明らかにした。M&Aの専門知識や助言実績、企業とのパイプを持つ人材をプロフェッショナル職として起用する。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MR56F40D9L3501.html

 国内の需要を見越してM&Aアドバイザリーを増員するようです。監査クライアントの不満や監査部門の人手不足は顕在化してきているようですが、一方でこうした機会も増えています。

 最近サービスライン研究のため読んだ本ですが、ちょっと前の本なものの薄く広くわかりいものでした。

M&Aファイナンシャル・アドバイザリー・サービス―実務をひもとく14のストーリー 澤村 八大 (著)


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事務所内である種ブランド化されているパートナーやマネージャーには歴史があります。それは単なる武勇伝でなく、ご自身で価値を創造するために創意工夫してきた歴史でもあります。

ふとおとつい目が覚めたら「ブランドとは価値創造の歴史である」とかいう言葉が降ってきて身近で考えるとそういう結論に至りました。

日本の伝統工芸や古い町並みを見ていいなって思うようなことです。ちょうど昨日サイバーエージェントの藤田社長のエントリーでも似たようなことが書かれていて、全力で創意工夫する時間の上塗りの重要性を確信しました。


監査部門からよその部門に行ったとき、異動の経緯をよく知らない程度の仲の人から確実に聞かれるのは「異動して楽しい?」ということです。

ほとんど辞令で動いたので偉そうなことは言えませんが、逆に問いたい。監査部門は楽しいのかと。

概ねこの手の質問をした人は「ああ、どこいっても辛いの同じだな、なら監査部門で頑張るか」と残留の正当化をしている類の人たちです。本当は動きたいけれど動けない感じ。

私の異動したシステム監査部門はおもしろくないで評判で、正直FASのように華やかな部門でもないのですが、なかなか満喫できつつあります。

問題意識や姿勢によって、どこにいるのかはたいした問題にならないのではないのでしょうか。もちろん問題意識が高すぎて今の場所では叶わぬことがあるのなら話は別と思いますが、転職サイトに登録しただけとか何となくTOEIC勉強しているだけの人にはどこでも同じように思えてきます。

 短気工事中心の会社に消費税のシステム対応をどうしているのかという話をしていたところ、「ところで消費税って増えたらうち損するんですかね?」という質問です。


 法人税、住民税、事業税は費用になりますが消費税は預かって渡すだけです。例外はありますが基本的に消費税は損益に絡まないので、販売単価に消費税を転嫁できている限り、会社にとって損も得もないのです。エンドユーザーのマインドが冷めて市況が寒くなり間接ダメージを受けるかもしれないという程度なのです。

 

 そういえば消費税に対しても監査手続は行うのですが、法人税ほど細かい手続はしません。システム対応の話は興味深かったのですが、消費税と損得のお話もなかなか興味深かったです。


↓システム部門としても役立つ一冊でした。

消費税改正の要点とシステム対応/中央経済社
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 先週受けましたジャミラス級のご質問ですが、本日システム監査のアサインが会社都合で飛んでしまったので、質問内容をレジュメにまとめて会社を訪問することに。こういう監査以外の単独訪問はというのもなかなか新鮮なものです。

 やはり電話やメールなら少し本音の言いづらいところ、対面コミュニケーションはお互い腹割って話すので話が早いものです。今後の課題をまとめて有意義な会でした。

 財務報告の話しかしない会計士、部門の損益管理とか内部への意思決定に資する資料作りも考えないといけない会社という構図、業務処理プロセスを考える上で注意しなければなりません。どちらがよりリスクが低いか、効率的かという話も含めて。ある例外処理をルーティンで管理するのか経理の決算で管理するのかというのはしばしば話題になります。

 こうした個人的に質問されて相談にのるという機会は貴重ですので、大切にしつつ対応の質を磨いていきたいところです。特に会計やら監査のこっち都合の話を超えてきたら会社のリアルが見えてくるのです。簡単に答えを言って指導してしまわないことがポイントです。