訴訟を提起した理由
 本年4月12日付け「関東財務局長による当社有価証券報告書の訂正報告書提出命令について」でお知らせしておりましたとおり、平成25年3月29日付けで証券取引等監視委員会から内閣総理大臣及び金融庁長官に対して当社提出の第10期(平成21年3月期)事業年度有価証券報告書に係る訂正報告書の提出命令を発出するよう勧告がなされ、これを受けて、関東財務局長より「実態のない風力発電機販売斡旋取引に係る売上」を計上しており、連結経常損益が▲404百万円であるところを1,861百万円と記載、連結当期純損益が▲1,635百万円であるところを630百万円と記載している点で虚偽記載があるとして、平成25年4月12日付けで訂正報告書の提出を命じられましたので(以下「本件提出命令」といいます。)、当社は、本件提出命令の提出期限までに訂正報告書を提出しない場合には金融商品取引法において罰則が規定されていること等を踏まえ、不本意ながら、本件提出命令に従った有価証券報告書の訂正報告書を提出しました。


 関東財務局長による本件提出命令によって、本来であれば提出する必要のない、本件処分に沿った有価証券報告書の訂正報告書を提出するために、再監査費用を要する等、当社は多大な損害を被っております。


国家賠償請求訴訟の追加的併合提起について


 日本風力開発という会社が国を相手に訴訟を起こしたそうです。このように企業側が徹底抗戦の姿勢を見せている事例は稀と考えられますので、今後の経過を見守りたいです。




 ある老舗喫茶店にてコーヒーブレイクしていたところ大学生が旅行の計画を立てていました。いわく、ニューヨークはリタイアしてからでもいつでもいけるけれどウズベキスタンは今しか行けないからなあ、と。


 確かにウズベキスタンに感激するのは今が旬なのかもしれませんが、ニューヨークに行くのはいつでもいいということでもないのだと思います。知る人ぞ知るけれど私の交友関係で知っている人は見たことのない、沢木耕太郎さんの「深夜特急」という本のオフレコ版みたいなものにも「旅には適齢期がある」と書かれていました。おっしゃるには26歳がちょうどなのだそうです。それ以降では、同じ旅をしても感じるものは全然違うと。


 何か満たされないし、知らないこともいっぱいあるからこそそこに夢のある世代。時間もありますから可能性を語ることもできます。だからこそ異文化を人ごとじゃなくてリアルに受けることができるのだと思います。

 

 思えば私も自費でニューヨークにホームステイしたのは26の時でした。別に英語を学びたいわけでもなく、ただニューヨークに行かなければいけない気がして、休暇の取りやすい盲点の時期を狙って、適当な理由をつけて行ったのが懐かしく思われます。衝動的ではあるものの絶対行かなければならなかったので、語学留学としか説明できなかったですけどね。


 大学生には伝えたい。ニューヨークならいつでも行けるかもしれないけれど、受ける刺激はきっと賞味期限があると。


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 細かな旅の内容はほとんど覚えていないのですが、うけた刺激は色濃く残っています。ちょうど香港から帰ってきたときたまたまブックオフで見つけたときの衝撃です。実はシルクロードをずっと辿っていく旅ですので、まだ続きはあるのですが、2巻のマレー半島の途中から、何となく読むのはやめました。旅は終わらなくてもいいと思ったからだと思います。


 株の誤発注で損失が拡大したのは東京証券取引所のシステムに不備があったためだとして、みずほ証券が東証に約415億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(加藤新太郎裁判長)は24日、東証に約107億円の賠償を命じた1審・東京地裁判決(2009年12月)を支持し、みずほ側の控訴を棄却した。

http://mainichi.jp/select/news/20130724k0000e020205000c.html

 少し前になりますが、誤発注事件の控訴審の結果が出ています。高裁でも重過失とまでは認められず、一審の判決が支持されたようです。不備というのは注文の取り消しができない仕組みだったようですが、これが重過失に当たるかどうかはかなり専門的な話だったようです。しかしソースコードが争点になる時代が来たのですね。

 監査上、業務処理統制のバグというのは発見するのは難しく、結果ありきで不備と認定することはありますが事前に要件定義の異常を指摘するのはかなり難易度の高いことです。なのでテストで様々な想定をするのは確かに難易度の高いことではあると創造できます。今回の誤発注の取消は確かに難易度は高そうです。

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 仕事終わりの酒席にて監査チームメンバーが毎年入れ替わるという話がありました。その結果、有能な若手スタッフたちに未来を語りずっと監査を続けていって出世するイメージを植え付けるというのが散見されます。(一応わたしもw)

 さてそうした事務所事情を伝えて同情を誘い、スタッフたちをサラリーマン化させるのはいいことなのでしょうか。明日も約束された席でがむしゃらに目下の業務に対してイノベーションしようという気はわいてくるのでしょうか。

 そこで提案したのが、そんな残ることを推奨する作戦でなく、毎年入れ替わることを前提にいつどこの担当になっても一定の実力を示せるようしっかり準備せよという指示を全体に出せばということです。正しい予習をそれなりの時間とってやればはじめてのジョブさえ、うだうだと何年も関与していて油断しているジョブより成果が上がることさえあります。

 どこで何を検討しているかというのも事務所内で概ね共通しているわけです。違うのは取引の種類ですが、新しく発生したもの以外は過去調書を見ればわかるし担当者に聞けばいい。あまりにも借方と貸方が実務ではわかっていない人や一つの取引が損益、バランス、キャッシュにどう反映されるかという想像力に乏しい人も多い。また初クライアントはわかりますが監査初めてですかという人はいい加減にしてもらいたいものです。会計基準など議論するのは改正箇所くらいなので六法ばかり読んでいても意味がないのです。そして改正箇所もいちいち全文理解しなくてもとりあえず監査法人のホームページで押さえておく程度で十分です。

 簡単な準備をしているだけでもそれなりの会計士であれば会社からクレーム言われることにはならないのでないのと思います。どうか来年の契約を今持ちかけないでほしい。。。今シーズン終了後のことなんて育ち盛りの五年目にはわかりませんて。
会計士って意外に休みはとれるものです。正確にいうと、監査法人で監査している人はというべきかもしれません。

緊急対応で必要があればいつでももちろん出る覚悟はあるのですが、休暇申請をしたあと監査計画を立てるので意外に休めるものです。

確かに小言言われたり、白い目で見られたりというのは避けられないことですが、一年振り返ると誰でもできる仕事をしていたり、疲れてパフォーマンス落ちて仕事していたりしていた時間はありました。

それでも給料は入ってくるので、働いた気になっていましたがこれは今年のテーマ時間あたり貢献度、密度の低い仕事をしていることを意味している。それならば休みをいれてやろう、そうすれば自分の真の仕事に集中することができて、休みの時間はレベルアップに使えると考えたわけです。

意識するのは成果物の数より質。これを盆明けの新シーズン徹底していきたいところです。

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