貴女の事は1日たりとも忘れはしない…。
今日は貴女の誕生日ですね。
何か御礼方々ささやかでもプレゼントをしなきゃと考えて
いたのですが、届かぬところへ旅立たれた貴女。
せめて久し振りに手紙を書きます。
生きていたら「いよいよ大台が目前になってしまった。
結婚しないまま寂しいよぉ~」 と笑いながら
言っていたでしょうね。
貴女の事も「福島の動物達を熱心に救出活動していた」と
マスコミが報じてから、ものの見事に消えましたね‥。
陰からの圧力を感じたのは私だけでしょうか‥。
私は貴女を信じたい。
事件に巻き込まれ冤罪を背負わされたのだと。
あの夜、苦しかったと訴えるように、足がバタバタと
馬屋の戸を蹴破るような音と共にお別れに来てくれた
と思っているから。
どう考えても貴女があんな事をするはずが無い
あれから直ぐ、ロンちゃんは下半身麻痺になり、
長野通いが始まりました。
お墓参りにも行けずごめんなさい。
私が年老いて散歩が出来なくなったらりんちゃんを
引き受けるから決して離れてはいけない
そんな事は考えられないと言ってくれました。
そのりんちゃんは今鳴き声問題でピンチです。
まだまだ書きたい事はいっぱいあるけど、もう言わなくても
判る所に貴女は居るんですよね‥。
それでも会いたい。とても会いたいです。
そしていろいろその後のお話をしたいです。
最後に
「この手紙はあくまでも私1人の想いを綴ったものです。
警察や他の方々の見解を否定するものではありません。」