かって10頭のポニー達がのんびりと草を食べたり、運動会を繰り広げていた3000坪の放牧場は、
1年の時を経て荒れ果てていました。
食べられたり、刈られたりしなかった草は株立ちして延び放題のまま、立ち枯れています。
株元にはあらたな青い芽が伸び始めています。
こんな状態では小型のポニー達は走り回れず、マムシが居ても気付かないでしょう。
無人の里にも春は訪れています。
毎年楽しみに食べていた「こごみ」が元気良く青々と茂り、草の中に僅かに「草ぼけ」の真紅の花が
数輪咲いていました。
「草ぼけ」は私の大好きな花ですが…来年は草に埋もれて花はダメかもしれません。
楽しみに植えた「イチジク」 や「花桃」の苗は草に負けてしまいました。
まぁ~果実が成っても、人間は食べられないから、猿や猪や穴熊が食べてしまうでしょう。
帰り際に集落の出口で警戒パトロールしている警察車両に職質されてしまいました(笑)。
馬屋は判りにくい奥まった場所にあります。
集落をパトロールし終わった警察官としては、突然現れた車を不審に思ったようです。
車はどこの家にも居なかったのに 笑いながら名前、生年月日はしっかりと聞かれてしまいました。
「千葉県警や神奈川はウルサいんだよね~。警戒区域解除されたから言うけど、犬猫でちょこちょこ
入っていたから」 と言うと「そうだと思った!」 との返事に
アンチ警察のオーラが出ていたのかな?
さすがに、捕まって顛末書書かされたとまでは告白しませんでした(笑)。
拝啓 警察官様
自由往来で無人の小高区の防犯を宜しくお願いします。