猫も歯を磨くことが必要です。
特に室内猫は、やわらかいエサや、噛みやすいキャットフードのようなものを与えることが多く、
歯の隙間などに歯垢が溜ります。
野生の猫はネズミや鳥などを捕食する際、その皮やを噛みちぎるなどで歯全体を使うので、
歯垢が溜りにくいのですが、室内の猫はそういうわけにはいきません。
その影響で、人間の手によるハミガキが求められます。
猫にも虫歯や歯周病が見られることがあります。
虫歯、歯周病の初期はたんに口が臭気が程度ですが、症状が悪化してしまうと、歯が抜けたりして、
食べることに痛みに見舞われたりようになるので食事が困難になります。
お腹が減ってるのに食べることができない事態になってしまうと、とっても可愛そうですですよね。
虫歯が発症してからの治療法は病院に通い続けたりと色々大変なことになるので、先ずは
予防方法を普段から気を配っていきましょう。
猫が嫌がらずに歯みがきをさせる秘訣
拒絶が酷いなら、歯ブラシは止めて、ガーゼを活用してみましょう。
①猫の頭を上から左手で鷲づかみにして固定します。
②右手の人差し指に巻いたガーゼに、ハミガキ粉を少しだけつけます。
③.猫の唇を開けて、奥の方からガーゼで拭いていくようにします。
④.拭く向きは、歯茎から歯先に向けて拭きます。
一番簡単な方法としては、歯磨き用スナックで歯垢や虫歯予防に最適です。
是非、お試しください。
但し、既に歯石ついた場合には効果がありません。
歯石の場合は獣医さんに取り除いてもらはないと取れません。
、
※歯磨き用スナックなどは、あくまで歯垢の段階の除去とは虫歯の予防に
効果的なものです。
最終的には動物病院で治すための手当を行なって貰うことがあります。
歯磨き向けのシートも発売されています。
動物病院への通院は最後の手段です。
通院するとしたら、年に1~2回ほど足を運び、歯石を取り除いてもらいましょう。
歯石を取り除く作業は全身麻酔とかもプラスして、2万~3万円程度の金額となります。
(費用は動物病院によって異なりますので、事前にお問い合わせしてみましょう。)
治療代金をかからないようにと素人が歯石を取り除こうとすると、歯肉や歯を痛めて
しまうことがあります。
そうなったら結局のところ、高額な治療費がかかってしまうことになる為、獣医さんに頼みましょう。


