正月積み残し【道路建設】五本木の補助26号と丸子中山茅ヶ崎線【小杉シケイン】

写真分類してアップロードして4か月放置の件、道路進捗関連。

補助26号（東京都道420号鮫洲大山線）目黒郵便局～五本木・東横線との交差

26号線とはなんぞや

「カッコ()を付ける方が逆だ」という声が聞こえてきそうな

正式名称はr420と路線名なのでしょう。最近オンラインの地図が普及して、線上に国道・都道府県道の番号（この場合420）が表示されたり路線名（鮫洲大山線）が表示されたりしますけと、元々はこの通り名称は一般的でなかったと思います。

古い東京人（昭和の、出身の）からするとというか、お役所の関連、あとあまりにメジャーになった例もある通称で…「環七」とか言いますよね。これは路線の通称でも環状七号通りってなっていて整合は取れているのですが。

都道420とかましてや鮫洲大山線と言われるとどこよ？ってなっちゃうのがこれ、いわゆる「26号線」。

東京都の都市計画事業では、都道について通算の番号の他に「放射」「環状」「補助」でそれぞれ番号振って有って（環七とかまさにそれ）。少なくとも20世紀いっぱい、おそらくオンラインの地図が普及するまでは皆この道は26号線だと思っていた。

なお放射x号線については、目黒通りとか、通り名称で呼ばれることが何故か多いですね（都道何号か、放射何号か、どっちも頭にない）。

それどころか現在進行形で、たとえばこのパンフ（PDF…画像かよ、文字拾えない）

「東京都市計画道路補助線街路第26号線（以下、補助第26号線）は…」で、公的なパンフに都道420号も鮫洲大山も出てこない（画像データなので一応、目を皿で探しましたが少なくとも本文上では26号としか）。

一般には武蔵小山の「パチンコ26号線」とかね。最初の就職先のパイセンで、代田あたりから環七のバスと目蒲線を乗り継いで打ちに来る熱心なファンがいらっしゃいましたが元気だろうか

まあまだ半世紀…以上先か？を経て全通が見えて来て、本当に全通したら「起点が鮫洲で終点が大山」って認知されるかもしれないですけどね。

その道が、未着手の部分を見てると半世紀以上掛かるか？とか思うのですが、ここへ来てある程度まとまった区間で急速に繋がりつつある（昔は平塚橋交差点から目黒郵便局前ぐらいだったのです、こっちでは）。

東横線。

東横線の架道橋…まあ一般的に言えばガードっていわれる鋼桁の。近年だとスパンが有っても騒音になる鋼桁でなくコンクリート系が多いですが（ここは鋼桁でも有道床…バラスト…砂利を敷き詰めていたかもしれないが忘れた）。ここ1966年着手で1970年に上下完成してるのですけど、54年以上前からここを幹線道路が潜る前提で架道橋が掛かっていた事を確認してきた次第。

1980年代までの、1マイルほど離れた住人の感覚（サンプル数1）だと、目黒郵便局から学芸大学駅近くで高架潜って駒沢通りに当たるまでは歩道も無いけどセンターラインだけは有る程度の道なので。これはこれで完成かと思ってました。駒沢通りからR246三宿に掛けてが開通したのを知ってからン？ってなりましたけど。

すぐ追っかけられるWikipedia上の年表によると、学芸大学駅前後の高架は1969年8月に下り切替、1970年2月に上下高架となっています。わたくし、ここからは駅の反対側ですが碑文谷公園、実家から父に連れられ結構な距離を歩かされて遊びに来た思い出の最初の一回だけ、電車の上下片方が地上、片方が高架を走るという生まれて初めて見る光景を鮮烈に覚えています。2回目以降は上下とも高架だった。

1969年の夏休み明けから父親が祖父の要請（祖父関西転勤で実家が空く、まだ学生の叔母が居る）で同年開通した地下鉄東西線で転勤先の千葉へ通勤することになり戻って来てるので、8月下り切替だと引っ越し後ですな（帰省した際に遊びに来たんかと思ってたが）。閑話休題。いやしかし、幼稚園年長が定年退職（役職剥がされただけで、伸びたけど）という時間スケールですぜい旦那ぁ

で、目黒郵便局に掛けて。

父が亡くなった後のお寺行き来で、タクシーが五本木から世田谷公園の横を通って三宿・池尻の246過ぎた先までショートカット出来てたのでたまげたのですけど（前後ぶつ切りなので三宿通りとか独立名が付いちゃったそうですが）。ここも数年前に淡島通までは抜けたようで。着々形になってるようですけど、淡島通の先どうなるんですかね