今年も花火大会が開催されるポスターを見た
少し離れているがベランダから見える花火を見るのがふたりの楽しみだった
「今年も2人で見れてよかったね」
「そうだなぁ、来年も見れるといいなぁ」
仕事が忙しくなってなかなか花火を見ることができなくって、それでもお互い仕事が終わればすぐこのマンションに戻ってきて2人で花火を見た
でもコロナで花火大会は何年も開催されず、その間俺達も嵐の活動に忙しく忘れていた
去年から規模は小さいが花火大会が開催された
でも去年は翔くんはこのマンションに来ることはなかった
そう、もう俺と見る必要ががなくなったから
今年の花火大会の日
俺は撮影の中休みでマンションにいる
今年も花火をひとり、ベランダで見るのは嫌だな
どうしよう、飲みにでもいこうか
携帯をもち友達に電話をかけようとした時、携帯の画面から懐かしい名前が浮かび上がった
「・・・・もしもし」
「・・・潤、今どこにいる?」
「今日は休みだから家にいる、珍しいね、どうしたの?」
「・・・今お前のマンションの駐車場にいるんだ、行ってもいい?」
「えっ、どうして?」
「・・・今日は花火大会だろ・・一緒に見よう」
「だって、しょおくんは・・」
「潤と花火を見たいんだ、ダメかなぁ」
「ダメじゃない・・・」
「じゃあ今から部屋に行くね」
ピンポーン
「・・・潤、ごめん待たせた、花火見よう」
「うぅーしょおくん遅いよ」
「ごめん、これからはまた毎年花火をここで見よう」
「・・・・・いいの・・・」
「潤と見たいんだ、俺の我儘聞いてくれる?」
「うん、もちろん」
今年はふたりでベランダに出てビールを片手に手を繋いで花火を見た、去年ひとりで見る花火と輝きが違うのは隣に好きな人がいるからなのかなぁ
これからもこの日だけはふたりで過ごしたい、多くを求めないけどこのワガママはずっと続くといいなぁ
今日花火大会があり、私ひとりで見ました
ひとりの花火は寂しいなぁ
なんて思ってたら潤くんと翔くんことを描きたくなりました
ふたり毎年コンサートの終わりの花火をみていて今休止、どこで花火を誰と見ているのかなぁ
ふたりで見ていたらいいのになぁと勝手に思っちゃいました
こちらの地方今日で花火は終わりです
花火って綺麗だけど終わるとちょっと寂しくなりますよね
皆さんは今年花火見ましたか?