バタバタバタバタッ バンッ
「にのっーーーーーー!」
「あーーー来ちゃった、残念」
「お前なぁ〜」
「今いいところなんで待っててください」
「なっ!?はっ潤・・・逢いたかった」
「では改めて、俺と付き合ってください」
「なっ!!俺と付き合ってください!」
僕は何が起こってるのか頭が追いつかない、逢いたかったしょおくんが目の前にいて、告白されてる
僕、どうしたらいいの〜
ふたりに手を出され僕は呆然と立っていた
「んっ?」
「んっ?」
「へっ?」
えっ?今すぐ返事なの!?
「・・・・あーーーーお友達からお願いします」
そう言ってふたりの手を握りしめた
「マジかぁーーーー」
「おいっ!ニノがいるからだぞ!」
「何言ってるんですか!なんでこんなに早く帰ってきたんですか?」
「あーそれね、営業所に電話したら最近潤が打ち合わせで来てるって言うからさー仕事全力で頑張った訳よ、会社に寄ったら今日は潤と打ち合わせで直帰するって言うから、もしやと思ってここに電話したら美人さんが来てるって言うからさ、潤がいると思って走ってきた訳」
「あー恐ろしい、執念」
「へんっ!そこら辺のにわかファンじゃないんでね」
2人の話を聞いていて突っ込みどころがいっぱいあってどこから聞いたらいいのやら
ただただ驚きと生しょおくんを見られた嬉しさでもう今日はなんでもいいやぁなんて気持ちになって
可笑しくて笑ってしまった
ふたりは僕を見て驚いた顔をしてたけど顔を見合わせて笑った