　　キタダケソウ　さらに続き

　　１３日朝焼けは素晴らしかったが写真を上手く撮れなくて
　がっかりである。それでも素晴らしい。

　　トラバース道にもう一度行き、お目当てのキタダケソウを
　見つけることが出来ました。数株残っていて写真撮れました。
　紛れもなくハクサンイチゲの親戚です。
　花弁の数が多いようで葉先が丸いのが特徴のようです。
　一度見れば忘れないでしょう。

　　山頂への分岐。６：５０頃。

　　富士をバックに登る。

　　山荘、間ノ岳、農鳥岳。

　　
　　稜線に出たところにチョウノスケソウ。熱心に写真を撮って
　いる女性に聞くと、先ほど降りていった人にこれがキタダケソウ
　と教わったそうだ。それはないでしょう。

　　稜線分岐。７：１０頃だから、トラバース道から２０分ほど。

　　コゴメグサかな。

　　ハクサンイチゲ。よく見ると花弁（ガクヘン？）数は５～８枚
　くらいあり、結構豪華な花。葉先は尖っている。
　写真で見る限りキタダケソウは１０枚くらいある。
　一番はっきり違うのは、キタダケソウは葉先が丸みを帯びて
　いるところだろう。
　

　　北アルプス、槍、穂高。雲がどんどん湧いているようだ。

　　中央アルプス。

　　山頂、７：２５くらい。大休止。ぐるりと大展望。

　　甲斐駒ケ岳と八ヶ岳。

　　早くも雲に覆われつつある北アルプス。

　　下山です。直ぐに肩の小屋が見えてきます。８：１０頃。

　　ミヤマシオガマ。

　　肩の小屋でもヘリによる荷揚げで忙しいようだ。

　　肩の小屋８：３０頃。

　　９：００過ぎ頃、このシナノキンバイ（とミヤマキンポウゲ）の
　大群落は圧巻だった。

　　登った大樺沢の雪渓。結構な斜度です。９：３５過ぎ。
　雪渓から八本歯のコルに登る沢も相当な斜面です。

　　ハクサンチドリ。

　　タカネグンナイフウロ。

　　ミヤマハナシノブ。

　　御池と御池小屋。１０：２０頃。小屋のアイスクリームは
　おいしかったです。まだ少し降りなければならずビールは
　飲めない。
　４年前バットレス登攀はこの小屋が再建された後で、
　きれいな部屋に泊まらせてもらいました。

　　１０：５５頃。この滝のコケはもっと緑がきれいなのですが。

　　１２：３５過ぎ無事下山。北岳は雲の中。

　　タクシーで芦安まで行き、駐車場傍の温泉に入ってさっぱり。　　
　２日間いい天気に恵まれ、素晴らしい朝焼けとキタダケソウに
　合うことができました。
　皆さん頑張りとてもいい山行になりました。

北岳 ③