恵能野川から滝子山 2 | 鬼川の日誌

恵能野川から滝子山 2

  恵能野川から滝子山 2      22、11、11

 

 

 

  滝子山の見える尾根に飛び出し、滝子山と大谷ヶ丸間の縦走路に向かう。

 ここは緩く歩き易い尾根で、15分かからずに着いた。12:50頃。

  縦走路の曲がり角で案内板が立っており我々の来た尾根に入らないよう

 ロープが張ってあった。確かに我々が登ってきたルートを降りに使うのは

 クライミングロープがなければ危ないだろう。

 

           

 

  ここからは一般登山道でゆっくり滝子山に向かう。アモウ沢乗越(何があ

 るわけでもない)を越え、笹子駅への分岐を過ぎると白縫神社、鎮西ヶ池。

 13:10頃。

  恵能野の集落には鎮西八郎為朝(頼朝の叔父)と妻白縫姫にまつわる伝説

 があるのだそうだ。その繋がりで山頂直下のこの神社があるのだろうがなぜ

 こんな所に?あるかは分からない。

  そういえば三浦海岸の岩礁の道、劔崎灯台の下に「矢立の井戸」というの

 があり、島流しにあった為朝が放った矢がここに刺さったとかの伝説の地だ。

 関東には為朝伝説があちこちあるようだ。

 

      

 

  急坂を登ると10分ほどで滝子山山頂。13時20分頃で恵能野神社からほぼ

 4時間。休憩とロス20分強を勘定すれば正味3時間半はかからないくらいだが

 ほぼ崖登りの1時間くらいが核心でありキツかった。

  今日はとてもいい天気で暖かく富士山も雄大だが時間的に逆光。反対側は

 大菩薩連嶺。(奥は飛竜山から雲取山になるのかな?)

 

      

            

     

 

  13:40くらいには初狩駅目指して降り始める。結構急な下りで時期的に物

 凄い落ち葉に覆われている。気持ちのいい所だが、滑り易いししばしば道が

 不明になる。広葉樹の森だと思い知らされる。

 

      

 

  14:30頃、1130m付近(登りの林道あたり)まで降るとカエデの紅葉がまた

 見られるようになる。

 

     

        

 

  笹子駅へ降る場合とほぼ変わらないようで、この降りも結構長い。

 集落の登山口に15:45頃、初狩駅で16:14分発の電車に間に合ったから丁度

 2時間半くらいだった。

 (駅近くのコンビニでビールを買い打ち上げ乾杯の予定だったが、余りにも

 ぴったりの電車があり打ち上げなしで帰ることになった。いい1日でした。

 皆さんご苦労様でした。)

 

   (了)