森吉山、桃洞沢 3
桃洞沢(紅葉狩り) 19,10,21
桃洞滝を登り終わってもナメ小滝が続く。至る所にポットホールが空いてい
るので直線的には歩けない。急な滝にはところどころステップが刻まれている
ることもある。
この辺りの紅葉もきれいだ。桃洞滝から10分くらいで右手(左岸)に8段?
の滝を持った支流が合流する。
ポットホールを避けながら、紅葉を楽しみナメをひたひたと進むと中ノ滝が
見えてくる。滝下で8:25頃。この滝にも右岸にステップが刻まれていた。
登ると直ぐに3段の男滝が現れる。女滝に対抗する大きな滝だからなのだ
ろうがよく分からない。固定ロープがありステップにピンが打ってあり問題な
く登れるのだが確かにこれがなければ少々怖いかな?
男滝を登り終わり進むと右岸に支流が合流する。ここにテープが下がって
おりこの沢を辿るのが一番素直なルートであるとリーダーは言っていたし、
上流はあまり遡行価値がないとも言ってたのだが、今回は敢えて上流を辿
ることにしたようだ。8:45頃から。こちらを詰めると大回りだし上部が複雑
で一ヶ所間違えたり結果的には大分余計に時間が掛ったかもしれない。
まあこれも沢の楽しみ方の一つかな。
(通常ルート入口、テープあり)
確かにもう問題のある滝もなくきれいなナメを穴を避けながら詰めていくだ
けであるが回りの紅葉は相変わらずきれい。30分ほど詰めていくと沢が狭く
なり藪を掻き分けて進むようになりやがて一旦沢が終わる。ここで少し休憩。
9:30過ぎ頃かな。見事な紅葉が見られた。
休憩後山腹を少し登ると小さなしかし急な崖の沢にぶつかった。仕方ない
ので慎重に沢におりてこれを降っていくと直ぐに少し大きな沢に合流した。
これが回り込まなければ登ってくるはずの沢だった。10:05頃。
(通常ルートの沢に出た)
ここで間違えて少し降り始めてしまったが直ぐに修正して登り返す。最後
の方にある特徴的な4mほどの滝と次の滝を残置ロープで登ると直ぐに沢
が終わり目標の鞍部に出た。この辺りにはテープがある。10:30頃だった
と思う。
最初の沢が終わったところからこの鞍部に出るまで休憩を入れて1時間程
掛かったし、そもそも大回りしたから余計に時間が掛かったことは否めない
がまあ大したことはなくすんだ。鞍部はいい休憩場所で大休止。
(続く)