小川山
小川山クライミング 19,8,20~22
毎年恒例の企画でありいつも申し込み殺到し余地がないので私は時々しか
参加しない。昨年久しぶりに参加。ストリームサイドエリアという珍しい
ところで練習したがなかなか面白かった。
今年も例によって一杯だろうと申し込みもしなかったのだがキャンセルが
出たとか企画側からお誘いが来たので参加することにした。20名とかいつ
もながら大変な人数。
しかし天気予報が酷く悪くなった。ともかく決行で小川山。20日は思っ
たより晴れ間があり現地スーパーで3日分の食料を調達してテントを設営。
終わったところで近いスラブ状岩壁に行く。
そんなわけで岩場に着いて準備しロープを張る第一着手者が登り始めたの
はもう13時頃だった。今年は成長著しい女性2人が小川山ショートストー
リー(5.9)とウルトラセブン(5.7)に取り付く。
ショートストーリーでは一ピン目にプレクリップしたがこの出だしの3、
4歩はホールドほぼなくかなり難しいスラブで足で立ち込むのが大変なとこ
ろだ。ちょっとは苦労したが見事突破。素晴らしい。
並びの高い窓(10b)にこれまた成長株の若手男性が取り付いたが、途中
で断念したようで、ここはいつものベテラン氏がロープを張ってくれたよう
だ。ここは途中のスラブ部分も手こずるが最後の岩塔部分が難しい。
私は張られたTRで最初にショートストーリーに取り付いたが出だしのス
ラブで散々苦労した。いつものことだ。次の女性はTRとはいえかなり順調
にこれを突破して登っていた。皆さん上手いもんだ。
高い窓(10b)では成長株男性も最後の岩塔を突破できなかったが、私も
あれこれやったが突破できず。以前登った時に教えられた乗り込むべき足
ホールドのことを後から思い出した。
その点最初ロープを張った2人の女性はここを何とか突破したようだ。
凄い。メキメキ力を付けている。
この間かわいい女(5.8)とか岩壁左手の穴があったら出たい(10a)と
Song of Pine(5.8)など厳しいスラブ課題にもロープが張られ皆さんが取り
付いていた。
ところが15時少し前頃から雨がぱらつき始めた。現在登っている人が直
ぐにロープ回収ということになった。あっという間に岩場は濡れて終了。
やはり予報が外れたわけではなかった。
この晩は雨も上がり楽しい夕食・宴会となった。私は買い込んだツマミで
飲んだだけだが皆さん結構いろいろな料理を作っていた。ご馳走になった。
私はペラペラのエマージェンシーシートだけだったので夜は結構寒かった。
(続く)