マスキ嵐沢
マスキ嵐沢 19,7,13
記録的な長雨で日照不足、低温のため米や野菜などの不作が心配です。
山にもなかなか行けません。悪天が続くと気分も滅入ります。
13日、曇りで雨は降らないようだし梅雨寒ではなさそうというので沢登り。
マスキ嵐沢に行く。3人。先日の鬼石沢(大滝沢)の支流になる。
私たちが駐車場で準備しているとき若者たちが沢靴を履いて先に行く。
私たちはマスキ嵐沢の取り付きで沢装備を装着したから彼らは私たちより30
分近く先行したはずだ。(この時はここか鬼石沢かも不明だったが。)
9:40頃沢に入る。
小滝を越えて進むとF1。とはいえ小滝のようなもので流れの中が階段状。
(F1)
これより次の数段の大岩の間を縫う小滝の方が飛沫を浴びる。水量が少し
多いのかな?
F2、トイ状滝。取り付きに立てかかっている倒木はもう何年になるだろう?中が
空洞になっていた。
F2のすぐ上がF3、2段15mでこの沢のハイライトかな。下段は問題ないが
上段10数mがつるつるのスラブで途中に支点になるハーケンが見当たらない。
流れの左側から上の棚に上がり流れを横切って行くが、ホールド少なく微妙
な足置きで何より支点がないので結構怖い。少々水が多いのでかなり飛沫を
浴びた。いつもより悪かったようだ。
ほぼ登り切り最後の棚に上がるところで灌木に支点を取れる。
セカンドのビレイ支点に出来る立ち木も結構上にしか見つからない。
(F3、全貌)
(上段)
登り終わり次のF4に行くと、先行の若者Gが登っているところだった。最後に
取り付いた若者はまだ沢初めてという登りだった。慣れた若者はノービレイで
登っていった。
ここも途中支点はないが易しい。しかし一応ビレイして登ってもらった。
F4を登り次のちょっとした小滝のところで若者Gを追い越して先にF5を登る。
ここはヌルヌルに見えるがわりとホールドも豊富でロープを出さず登った。
若者Gを下に見たところで10:30過ぎ頃だった。
(続く)