青葉の岩場 2 | 鬼川の日誌

青葉の岩場 2

  青葉の岩場  19,4,28    (続き)  

 

 

  今日もいい天気だ。また鍬を担いで登るが掘れたのは1本だけだった。

 今日も南のエリア2の前の広場に荷を下ろす。昨日も貸し切りだったがどうした

 ことか他は二人組が来ただけだった。

 

 

  * 南のエリア2

  私は5.9+というグレードの「菊の天ぷらライト」に取り付いてみた。かなりホー

 ルド細かく難しくルート外に逃げたりしながら何とかロープを張る。これが5.9+

 とは厳しいね。

 

 

  「菊のてんぷらレフト」の方は取り付きの一歩から難しくやらなかったのだが、

 後になってレフトの1ピン目のボルトの上の穴にヘビがいるのを見つけた。ここ

 をやってたらこの穴は使うだろうから下手をすると噛まれたかもしれない。

  各ルートに穴ホールドは多い。日当たりのいい穴にはヘビが入り込んでいる

 ことが多そうだ。気を付けるといってもそれどころではなく手を突っ込んでしまい

 そうだ。

 

 

  ハマチ(5.9)、今日も快適です。

 

 

  カブトガニ(10c) ほぼ終了点近くまでレイバックの連続だが割とホールドが

 いい。しかし最後の棚を取る前の一手が遠く届いても悪くとても難しい。

 

 

  両手にヘビ(5.9+)、ここもクラックでレイバックで登る。取り付きを越せば快適

 なルートだがやはりヘビが良くいるのかしらん。

 

 

 

                           (南のエリア2の広場)

 

  * 展望台エリア

  こだぬきポン(5.8)

 

 

  ぶたぶた子ぶた(10a)、中間部大穴周辺が悪い。

 

 

  丸中商店(10b)、こちらも大穴付近の処理が難しい。

 

  

  この岩場も砂岩ではあるが鷹取山ほどザラザラで細かい砂が載っているよう

 なことはなく穴ホールドはしっかりしているが丸みを帯びている。クラックはいい

 ホールドだが手を擦り剝き易く、カチホールドは細かく全体に持ち辛い。大穴

 ホールドなどはどう持つか戸惑う。

 なかなか難しく感じる岩場だが足場も安定しているし楽しめることは間違いない。

 何より日当たりが良く冬場でも暖かいとか。

  難しいところもロープを張ってくれる力のある仲間がいて実にたくさんのルート

 を楽しむことが出来た。

 

  この日は帰京するが、ネモフィラのシーズンで日立辺りの常磐道の混雑が予

 想され、そのピークを避けるため少し観光。

  ひばりの歌で有名な「塩屋の岬」(年寄りには「喜びも悲しみも幾年月」か)等

 に立ち寄って時間調整した。この灯台も辺り一帯も11年東日本大震災で被害

 を受け灯台も一時消えたそうだ。付近の海岸線は今は巨大な堤防に囲われ、

 様相は一変しているようだった。

  混雑には巻き込まれることなく帰京出来た。

 

 

  企画から宿の提供から食事の手配までお世話になったリーダーに感謝。

 

  * 曲がりなりにも触ったルート

  「南のエリア2」の奥から

 ①、菊のてんぷらライト(5.9+)

 ②、春らんまん(5.9)

 ③、チープスリル(10c)

 ④、ハマチ(5.9)

 ⑤、サクラ(10a)

 ⑥、カブトガニ(10c)

 ⑦、シーラカンス(10b)

 ⑧、両手にヘビ(5.9+)

 

  「展望台エリア」

 ⑨、青葉のドスラブ(5.8)

 ⑩、お立ち台左(5.9)、右(5.8)

 ⑪、ヒラメの縁側(10b)

 ⑫、ぶたぶた子ぶた(10a)

 ⑬、丸中商店(10b)

 ⑭、こだぬきポン(5.8)、モー君(5.9)

 

   (了)