鷹取山
鷹取山クライミング 19,4,2
このところ鷹取山にちょくちょく行くようになって、例会としては珍しい
のだがちょうどお花見の頃を狙って鷹取山クライミング。
追浜駅から歩き出すと桜が満開。今日は16名の大人数。
今日は平日なので公園の方に行ってみる。親不知に着くと地元の山岳会の
人たちも火曜日例会だとか早速ロープを張り始めていた。
私たちは親不知と子不知二手に分かれて練習することにした。
親不知ではジェードル(Ⅳ)、クレーター(5.10)、天の川(11a)に
ロープを張る。
地元のグループはその他のほぼ全部にロープを張って取り付いている。普段
からここをホームゲレンデにしているだけあり難しいところにもどんどん取り
付いている。彼らが来ているときはいつも簾のようにロープが張られている。
私たちは天の川で四苦八苦しているし取り付いた人も少ない。空いている
ときは彼らにロープを貸した。
ジェードル(Ⅳ)。ここはアルパイントレーニングルートである。
クレーター(5.10)。これは鷹取山の岩場としてはホールドもはっきりし
ているし少し遠いが持ち易くお勧めである。
天の川(11a)。相変わらず流石にこれは難しい。私は3度取り付いてよ
うやくほぼノーテンで登れた。3度ともトップアウトはしたし、3度取り付
けたことの方が持久力という点で私には収穫だった。
仲間たちはトップアウトした人はいたが苦戦した。鷹取山独特の砂岩それ
もかなり崩れやすい岩質(特に置く足が滑る感じがする)と、ホールドの大
部分が昔のピトンが抜けた穴で、そこら中にあるのだが意外に持てるホール
ドが少ない、ピンチグリップを多用することになるといった特質に慣れない
ととても難しいのである。
地元の人たちも私たちとほぼ同じような年代だが何人もここをサクサクと
登る。手順がよく分かっているのだろうがそれにしても強い。隣の流れ星、
更にダイレクトなどのルートは天の川より難しいという話で私たちは取り付
けなかったがガンガン登っている。
天の川(11a)とクレーター(5.10)
天の川(11a)、名人も鷹取山は10数年ぶりとか苦戦した。
前回ほぼノーテンで登った人も今日はすんなりとはいかなかったがやはり
一番手順が分かっているようで次には登れるのは間違いない。
天の川(11a)とクレーター(5.10)
鷹取山初めての人たちは子不知エリアで楽しんだようだ。私は天の川で苦
戦していてそちらに行く暇はなかった。
本来は鷹取山でお花見をしながらご苦労さん会の予定だったが今日はお店
を広げるには少し寒くいつもの駅前の飲み屋で乾杯することにした。初めて
の人もいるので鷹取山のいろんなエリアを案内しながら駅に向かった。
(了)