越沢バットレス 2
越沢バットレス 19,3,27
先週行けなかった人たちとまたバットレス。今回はツルベ(O・S)組とまだリード
は出来ない人をO2が引っ張って登る二組である。この日も暖かかった。
先週に続き行きはガーデンキャンプ場の方から怖い丸木橋があるものの近い
ので行ってみる。今回丸木橋の手前から沢に降りて渡れる道(ロープが張られて
いる)があることが分かった。これなら往復ともこちらの方がいい。
準備をして右ルート(滑り台)から取り付く。O2組先行。
2ピッチ目終了しフォローの登り。
3ピッチ目フォロー。
今回下を覗いたらO2組フォローの後ろからツルベ組のSさんがリードで登って
くるのが見えたのでSさんの登攀写真を撮る。きれいな登りです。
上から覗くと凄まじく完全に垂直に見えますね。なかなかこんな機会はない。
終了後懸垂下降。2ピッチ。
昼飯休憩後第2スラブに取り付く。
1ピッチ目フォロー終了。
2ピッチ目終了点から足場の下と3ピッチ目の取り付き点を撮る。奥にバットレス
キャンプ場が写っている。
写真で見ると相当立って見えるし何といっても露出感満点である。取り付き始め
ると足元はない。手も足もホールドだらけのように写っているが実際は相当細かく、
岩面も磨かれたようにつるつるに感じるのでいつも結構怖い。
2ピッチ目の終了点は2段の棚になっている。後続がいるので狭い上の段で
ビレイする。
フォロー到着後3ピッチ目のフェースに取り付く。一旦上の写真に写っている岩
面に右にボルトをめがけて移動して登るがこの辺が細かいカチホールドである。
足も細かい。直ぐに中間のビレイ支点がある。
ここは支点を取るだけでピッチを切らず登り、少し進んだ点から左へコーナー
よりにボルトに導かれて登る。ヌンチャクを10個ほど使ったかな?ここでぎりぎり
になることがあるので多めに持っていった方がいい。
いつもながら迫力満点の登りである。
3ピッチ目フォロー終了。
この後はいつものように目の前の緩い岩を登って安定した所までフォローに
先に行ってもらいピークの山道を懸垂下降点まで移動する。すぐ後ろにツルベ組
も登って来ていたらしいので準備出来次第O2組は2ピッチの懸垂で終了する。
この後ツルベ組がなかなか降りてこなかった。ツルベ組には以前も来たことのあ
る人がいたので安心していたのだが懸垂下降点が少し離れた右ルート終了点に
あることを失念したらしい。下降点を探して少し時間が掛かったが無事降りてきた。
今回撮れなかったが滑り台のSさんの登攀のようにOさんのスラブの3ピッチ目の
登攀を工夫して撮りながら待っていればよかった。
下から第2スラブを見上げてここからも登っている写真を撮りたいものだと思った。
次の機会に工夫してみよう。
13年11月に来た時対岸の東屋から仲間が撮った写真があったので何枚か
参考までに載せておきます。この時は紅葉がきれいでした。
今回危ない橋は渡らずに帰れることが分かったのでガーデンキャンプ場の方
から鳩ノ巣駅に帰った。
2週続けての越沢バットレスマルチクライミングを無事完了出来て良かったです。
(了)