三浦アルプス | 鬼川の日誌

三浦アルプス

  三浦アルプス森戸川林道  19,2,13    

 

  

  1月に散歩仲間が大動脈解離で突然旅立った。1ヶ月近くなる13日同じ散歩

 仲間で追悼散歩を企画した。皆さん大分草臥れてきたこともあり歩き慣れた三浦

 アルプス。私はつい最近南尾根を歩いたばかりだし森戸川林道を詰めてみること

 にする。ところが林道終点から更に沢沿いに歩き中尾根に上がるつもりだったが、

 これを上がらず奥に進んで沢歩きとなり、乳頭山から派生する尾根に張られた

 ロープで急坂を上がる結構きついコースになった。ここから田浦梅林に出て宴会。

 逗子駅から田浦駅まで結局16.9kmも歩いた。

 

  バスに乗っても2km程度短縮するだけなので10時過ぎ頃から逗子駅から歩き

 始める。これで森戸川林道入口ゲートまでで3km近く歩く事になる。途中ビワの

 小さな実がもう付いていた。

 

  

  今日は結構寒い日で着込んできたがさすがに50分ほど歩くと暑くなる。森戸川

 林道は沢沿いの静かな散歩道だ。冬は少し寂しい。11:05頃トンネル状の道路の

 下を通る。

 

 

  11:30頃、森戸川林道終点。少し休憩。この川に写真左手の尾根から藪漕ぎ

 で降ってきたらしいグループがロープを出して降りていた。多分ガイドが案内して

 いるものだろう。ここには無数の藪ルートがある。

 

 

  この後本流をさらに遡る。道は結構狭くなり沢からの高さもかなりの所もある。

 そのうち道が崩壊している部分も多くなり注意しないとそれなりにやばい。

 12:00頃。

 

 

  12:10頃。

 

 

  この後中尾根に登り返す道とそのまま先に進む道と分岐の小さな標識があった。

 私もそのまま先には歩いたことがないので進むと沢歩きとなる。

 もちろん水はほとんどないので歩くには問題ない。

 

 

  12:30前頃沢が分岐する正面に尾根に登るロープが張られていた。かなり

 急峻な登りである。乳頭山から張り出している小さな尾根に登るらしい。

 

 

  80才をとうに過ぎた仲間にはかなり過酷な登りとなったがやむを得ない。尾根

 は一旦緩むが乳頭山に向けてまた急な登りとなり、少し巻いて直下に出る。この

 道は私も初めてだった。12:45頃。乳頭山には直ぐ。何人かのハイカーがいた。

 

 

  あまり天気が良くないので展望はいいまいちだった。

 

 

  それであまり休まず今日のメインの鍋料理のため急な坂を下り、田浦梅林に

 移動する。

 

 

  田浦梅林は暖かいところにしては咲いている梅は少なかった。

 

 

  この頃には日も射して暖かくなった。鍋料理を作りもう数十年に及ぶ故人との

 数々の思い出を偲んで献杯。

 

 

  梅林から降って解散。JR田浦と京急田浦に分かれて帰宅する。

 

 

 

  ただの散歩には少しきつく逗子駅から田浦までで16.9kmとそれなりに歩いた。

 故人追悼には歩き過ぎとなったがいい一日だった。