四十八滝沢 | 鬼川の日誌

四十八滝沢

  大幡川四十八滝沢  18,7,13・14    

 

 

  前回は09年だから9年ぶり。ここは「千段の滝」という別名の通り無数の滝が

 連続する豪快な沢である。今頃は日が長いから朝発でも可かなと思ったのだが、

 14日は3連休の初日で混雑が予想され前夜発で道の駅「三ツ峠」で仮眠。

 しかしこのところの猛暑で暑く寝苦しかった。今回6名。

  14日朝宝鉱山バス停(ここは広場になっており下界よりは涼しかっただろうから

 仮眠はこちらにすればよかった。ただトイレ、水の問題がある。)を7時前に歩き

 始める。20分ほどで北口登山道取り付き。

 

 

  今日はやはり暑い。途中休憩も入れて7:50頃道が一旦沢沿いになる。

 ここから沢に入ればよかったようだ。

 

 

  しかし以前「千段の滝始まり」の看板があったと思い(後からみると休んだところ

 辺りにあったものらしい。だからこの沢沿いの所から入ったわけだ。)それらしきを

 探して登るうちに「初滝」横上の「山の神」に着いてしまった。

 あららと思ったがここで沢装備を整えて沢に降りて初滝に取り付く。8:30前頃。

 

 

  いきなりヌメヌメの垂壁登りだが左手草付きとの境目辺りにホールドあり。(昔の

 写真を見るとこの草付き部分がホールド豊富な壁だったようだ。もっと易しかった

 はずと思いながら登った。)しかし途中支点に出来るものがないので慎重に登った。

 次の滝との間の棚の大きめの岩を支点としてロープを固定して皆に登ってもらう。

 

 

  ロープは固定してあるので、3人が登ってきたところでこの上の滝にもロープを

 張る。今日は2本用意してきた。

 

 

  この上からは三段の滝ということらしいがともかく連瀑帯です。今日は水が多い

 らしくこの滝は右手から取り付き中段を左へシャワーで横切り登った。ちょっと悪い

 ので一応ロープを固定した。

 

 

  その上の滝は問題ない。

 

 

  さらに小滝を登ると大滝が見えてくる。大滝下で9:25頃。

 

  

 

  大滝をしばらく眺めていたが今日は水量多く中段のトラバースが頭からのシャワー

 になりそうだし、最後の抜け口が草が被っていてちょっと難しそうでよく分からない。

 6名いるし今回は諦めた。巻き道は左のガレ沢を少し登ると明瞭な道がある。

 

                    (大滝上)                    (大滝落ち口)                  

  これを登ると七福の滝が始まる。豪快な滝が連続する。9:40頃。

 

 

  これが2段目の滝だったようだ。一番悪いかもしれない。水量少なければ左手が

 階段かもしれないが今日はもろシャワーだ。右の草付きを登りここもロープを出した。

 

 

  次の滝は見た目豪快だが中段の左上トラバースでしっかり足場もあり、ロープは

 出さなくても登れる。しかし今回はこのトラバース部分頭からのシャワーだった。

 (以前はほとんど被ることはなかった)。私はたっぷり被ったので、後続の皆には

 合図して合羽を着用してもらった。水が結構冷たい。

 

 

 その上の連瀑もシャワーを浴びながらだが快適に登れる。

 

 

  七福の滝は10時過ぎ頃で終わったようでその先は小滝の連瀑帯となる。

 

 

  (続く)