三浦海岸
三浦海岸散歩 18,2,13
散歩仲間とちょうど1年ぶりにまた三浦海岸を歩くことになった。昨年は剱崎灯台や
弥生時代の住居跡と言われる毘沙門洞窟などの岩礁の道を歩いたので、今回は
三崎口駅から荒崎海岸辺りをぶらつくことにした。駅前の河津桜が昨年と比べると
開花が遅いようでまだ蕾が多い。やはり今年は少し寒いのだろう。
今日は5名。
特にこのコースとは決めてもなく駅前から黒崎の鼻といわれる岬の方に歩き出す。
キャベツや大根畑の向こうに富士山が聳える。
海岸に出ると今日は海風が強く白波が打ち寄せている。とても寒かった。
しかし海とその向こうの富士山・箱根の山と遠く霞んで丹沢山塊。広々として何とも
気持ちがいい。これは海岸散歩ならでは。
トビがたかっていたのはウミガメの死骸だった。大きな亀だったようだ。
海岸にはトビが多い。油断すると手に持ったおにぎりをさらわれることもある。
この寒いのにウインドサーフィンをやって波間に浮かんでいる人がいる。
黒崎の鼻の辺りでは抜けるのに崖があり、回避しようと篠竹の藪に入ってみたが
密生が酷く踏み跡も途中で途切れて突破できず。仕方なく崖に戻り落ちていた鎖を
頼りに補助して崖を降りたりした。ただの散歩と思っていても補助ロープが必要な
こともあるわけだ。
黒崎の鼻は小さな岬ではあるが、小さいとはいえその突端に出ると、またこの岬の
長さ分戻らなければ先に進めない。それで駅前からの国道まで戻ることになる。
結構距離があった。
国道からソレイユの丘まではまた海岸縁の円徳寺まで出て(また同じくらい海側に
戻る)ここにある『岩礁の道』の看板に従って歩く。
岩礁の道といってもこの先しばらくは砂浜歩きである。砂浜は足が潜るのでとても
歩き辛い。ソレイユの丘の下まで長かった。足の筋肉を鍛えるにはいいらしいが。
この辺りで昼頃となり今日のメインイベント鍋料理で昼飯を食べたかったが、なか
なか風のないいい場所が見つからない。砂浜の上も店を広げにくい。探しながら
進むうちに登り口があったので結局ソレイユの丘まで登ってみたが、遊園地で鍋料
理が出来るようなベンチはない。
ここも諦めて適当な場所を探しながら歩いたのだが荒崎海岸の方ではなく海縁の
漁港、集落を歩いて長井漁港の近くまで行ってしまった。
さすがに腹も減り歩き疲れたしいい場所はないのでバスで荒崎海岸に戻る。
公園の一角でようやく鍋料理にありついた。仲間が用意してくれたおいしい鍋料理
と持ち寄りの一杯で落ち着いた。こうして頂く料理は何より旨い。
しかし風除けが完全ないい場所ではなかったので寒かった。今日は一日寒かった。
そんなこんなで結局2万歩近く歩いたのだそうだ。
畑の向こうに富士山。
海岸に出る。風強く波も荒い。富士山や丹沢山塊も霞気味だが何といっても
広々として気持ちがいい。
この寒いのにウインドサーフィンをやっている。
ウミガメの死骸にトビたちがたかっていた。海岸にはトビが沢山飛んでいる。
黒崎の鼻の近くちょっとした崖。篠竹の藪。
黒崎の鼻の突端からまた戻る。一旦国道に出てまた海岸縁の円徳寺へ。
円徳寺から海岸に出て岩礁の道を行くがしばらくは砂浜を歩く。足が潜るのでとても
歩き辛い。遠くにソレイユの丘らしい建物群が見える。
結局ソレイユの丘に上がる。しかしここは遊園地でガスを使って鍋料理が出来る
ようなベンチはなかった。
とうとう長井漁港の近くまで歩きバスで荒崎海岸公園に戻り鍋料理。
荒崎海岸からバスで三崎口駅に戻った。
(了)