鎌倉のモミジ狩り | 鬼川の日誌

鎌倉のモミジ狩り

  鎌倉散歩(モミジ狩り)  17,12,2    

 

 

 今年は全国的に雪が早いようだし紅葉前線も南下が早いようだ。いつも鎌倉は12月の10日前頃だが少し早くお寺の紅葉見物に出かける。好き好きだろうが全山紅葉の大規模な展望や山中のカエデの大木も素晴らしいものがあるが、お寺の建物にマッチするように見事に配置されたモミジもまたなかなかきれいである。例年私は鎌倉の紅葉を見にふらりと訪れる。今回は2日が土曜日ということもあり声を掛けたら8名(+1名)も

参加するという。鍋料理をやることになった。

 長谷駅から歩き始め、長谷寺、鎌倉大仏、大仏ハイクコース、佐助稲荷、銭洗弁財天、源氏山公園、化粧坂(けわいざか)、亀ヶ谷坂、建長寺・半僧坊、天園ハイクコース、散在ヶ池森林公園(鍋料理)、大船駅へのバス停、と歩いた。天園に入って余りにも人が多く大平山の広場でも人込みだろうと、ルートを外して散在ヶ池の方に歩いた。やはりこちらはハイカーは少なく、いい場所ではなかったがゆっくり鍋料理で暖まれた。

 

 長谷寺。受付に聞くと今年は潮風にやられたとかでモミジは枯れ気味だという。なるほど正面のカエデは茶色っぽい。これは残念。長谷寺はより海に近いがその他のお寺の紅葉も程度の差はあれ枯れ気味のものが多かった。これは時々あることで毎年素晴らしい紅葉にお目にかかれるとは限らない。

 

 

 まあしかし紅葉を日に透かして見る側からだと少しはきれいに見られる。

 

 

 落ち葉はなかなか素晴らしい。

 

 

 大仏様にも寄る。

 

 

 大仏ハイクコースに入り途中から佐助稲荷に下りる。ここのカエデも枯れ気味だ。

 

 

 もう一度ハイクコースに上がってもよかったが、銭洗弁財天に寄ってなけなしのお金が増えるようにと少し洗い、源氏山公園に上がる。ここのカエデもやはり枯れ気味。公園から化粧坂(けわいざか)を降る。

 

 

 これから亀ヶ谷坂を登り降り通過すると少しで建長寺。ここで鍋料理目当てに遅れて参加する人と合流して建長寺に入る。ここの紅葉はいつも素晴らしいので見ておきたいと入ったのだが、拝観料が¥500と高くてびっくり(たしか¥300だったはず)。天園ハイクコースに入るだけなら北鎌倉に回ればいいのだが仕方がない。

 

 

 少し見られる紅葉もあるのだが、やはりここも枯れ気味が多くいつもの紅葉ポイントのそれは全く駄目だった。半僧坊への途中孟宗竹林を透かして見る紅葉にカメラマン達が陣取っていた。

 

 

 半僧坊では結構きれいなカエデが見られた。

 

 

 半僧坊から急な階段を登れば天園のハイクコースに合流する。十王岩などを見ながら歩くが家族連れ、幼稚園か賑やかな子供達ととてもハイカーが多い。このまま太平山の広場に行ってもゆっくり鍋料理というわけにも行かないかも知れない。そこで途中から行き先を変更して、あまり人出が多くないと思われる散在ヶ池森林公園に転進する。あまりいい場所があるわけではないが、トイレや水場はある。実際森林公園は静かなものだったしこちらの紅葉もまあまあである。

 

 

 コナラの紅葉も見られる。

 

 

 公園の管理棟近くに9人が陣取るには少し小さいがベンチと机があったので、ここで休憩することにする。早速鍋料理を調理してもらいあつあつの水餃子で暖まる。その他何やかやと持ち込み料理が出て、各自持ち寄ったお酒で軽く一杯。早めの忘年会でした。

 

 

 公園から直ぐ下にバス停があるのだがちょうどバスが行ってしまったこともあり、腹ごなしで一山越えたバス停まで歩き大船駅に出て解散した。

 

   (了)