オートルート 7
オートルート 17,3,31
オートルートは終わった。今日はまたシャモニーに帰る移動日である。山小屋予約の関係で最初にヴァレブランシュを滑れなかったので、オートルート終了後に滑る事になっていた。朝焼けのマッターホルンを期待して写真を撮りに行く。「やった!」少し焼けている。7:20頃。
11年前ほどきれいには焼けてなかったがまずまず。
ツェルマットには車は入れないので、電車でテーシュまで行き、そこから石坂さんのガイド仲間で地元に住む白野さんという人が車を出してシャモニーまで送ってくれるそうだ。テーシュから途中、ヴェルビエに寄り借りた板を返し、預けた板・ザックを回収する。12時頃。
この後イタリアのアオスタに寄り道して多分馴染みのイタリア料理レストランに連れて行ってくれた。おいしいイタリア料理を食べられた。こういうこともガイドならではですね。もちろん私は地図は頭にないので何処をどう走っているかは分からない。しかし途中はともかく凄い山岳地帯ではあるが道は整備されている。EU域内だから国境の出入りも簡単だった(スイス-イタリア-フランス)。アオスタの町からも雪を戴いた大きな山が見える。
シャモニーのホテルに帰り着き、明日滑る予定のヴァレブランシュのための装備を用意して、夕方食事に行く。私たちの仲間は4名がこのツアーに参加した。この4名でオートルートのために尾瀬アヤメ平などを滑ったり練習してきた。内1人は今回オートルート参加を主導した元気印の女史(昨年も同じツアーに申し込んだが人が集まらず中止)の知り合いだ。同じ山スキーの会仲間だそうで私は今回のツアーの参加を契機に知り合いになった。40数年前にマッターホルンとアイガーの北壁冬季日本人初登者の1人で登山史に名を残した凄い人(写真もいくつかこのブログに載せさせてもらったTKさん)だが、その知り合い(シャモニーに住み着いた)と40数年ぶりに再開して一緒に食事をするということになった。豪華な夕食でしたね。ご馳走様でした。
(エギーユドミディ、明日登る予定)