日和田山 | 鬼川の日誌

日和田山

 日和田山アイゼントレ 17,2,8

 

 日和田山岩登りは私はかなり久しぶりである。今回は登山靴・アイゼンを使う岩登り訓練で16名も参加し大賑わい。2/3強は女性である。まだ少し寒いし平日でもあり、易しい方の東南面の壁は空いていた。岩場に着くと先発隊が何本かロープを張り終えたところだった。私も持ってきたロープを一本張る。計4本。

 

 

 その後一番左手のルートに登ってみてと進められて、早速アイゼンを履いて登る。ここの岩は硬くてなかなかアイゼン操作が難しい。しっかり爪を置くところを確認して載せないと滑る。また手袋を着けなかったので朝一で岩が冷たい。下の写真はその左ルート二番手の登り。最初だからと登山靴。

 

 

 隣の2本のルート。

 

 

 一度は登山靴で登った人はアイゼンを履いて練習する。私が登ってなくビレイもしてないときに撮れた練習風景です。

                       (一番左ルート)

 

    (左から3番目ルート、つるつる斜面は難しいので凹角部分を登っている)        

 

 

             (左から2番目ルート)

 

            (左端と2番目、初めてアイゼンを履いた人はなかなか動けない)

 

           (右端ルート)

 

          (左から3番目ロープ、つるつる壁の右垂壁。ここは結構苦しい)

 ここは私ともう1人2人も挑戦した。私は挟まった状態から抜けるのに苦労した。

 

          (左端ルート)

 

 

            (左から3番目凹角)

 

        (アイゼンの爪を置くのが難しいつるつる壁に挑戦、惜しくも後一手)

 私はなんとかつるつる部分を攻略できた。

 

 大勢で賑やかに怪我もなく終了。アイゼンを履いての岩登りの練習は通常のクライミングシューズを履いているときとは大違いなのは当たり前ですが、同じなのは岩の何処に足を(爪を)載せるかしっかり見ることですね。手のホールドに気を取られて上ばかり見てる人はアイゼンの爪で岩を引っかくばかりでやはり登れません。大体この場合はカリカリとうるさいです。音を全くたてないのは難しいけれどうるさい人ほど登れてないのは確かです。しかしその前にアイゼンを履いて雪道を歩き、前爪を使い急雪壁を登る機会を持ち、前爪に立ち込む感覚を掴むなどアイゼンに慣れていることが絶対に必要です。