滝子山 2 | 鬼川の日誌

滝子山 2

 滝子山寂尚尾根  16,11,12  (続き)

 

 黄色く染まった尾根を登っていくと、11:10くらいから岩稜帯が現れる。難しくはないが昨夜の雨で濡れた岩が乾いておらず微妙に滑る。また落ち葉が厚く溜まっていて見えない下の岩や木の根っこも油断できない。

 

 

 しばらく岩稜帯を登っていく。樹間越しに富士山も見えてくるはずだが、雲が多くなり見えない。下界のほうは晴れているようだ。

 

 

 ちらりと見えた南アルプス。雲に覆われつつある。11:50頃。

 

 

 岩っぽい尾根にはイワカガミがとても多い。

 

 

 12:05頃、浜立尾根との合流点に出る。ここからまだピークをいくつか越えてようやく滝子山山頂である。12:25頃。駅から約3時間半くらい。

 滝子山にはいろいろなルートがあるが寂尚尾根には適当な岩稜帯もあり楽しめる。あいにくすっかり曇りとなり富士山も南アルプスも全く見えない。が通常登山道は手ごろなハイキングコースと見えて山頂はかなり多くの登山者で賑わっていた。

 

 

 ちょうど昼飯時で山頂の一角で休憩。日が陰ると寒い。

 (10年1月の山頂からの展望。)

 

 

 リーダーは下山も寂尚尾根をと計画していたらしいが、どうも今日は湿っぽくて岩が滑り易かったので止めることにして、一般登山道を降ることにした。

 白縫神社13:10頃。

 

 

 落ち葉の積もった尾根道をのんびり下る。落ち葉の絨毯が気持ちいい。これだけあれば立派な寝床が出来そうだ。

 

 

 やがて沢沿いの道を降る。記憶にあるナメ滝。

 

 

 降るに連れまた紅葉が素晴らしい。14時頃の滝の近辺が今度はカエデの黄紅葉できれいだった。またしばしモミジ狩りを楽しむ。

 

 

 

 

 そこから降り始めてもまだまだ紅葉と落ち葉の道が続く。なかなか気分がいい道だ。

 

 

 

 

 14:30頃右岸から左岸に渡る。

 

 

 14:50頃林道に飛び出した。

 

 

 ちょうど1時間後くらいに笹子駅からの電車があると分かったのでそれなりに急いで歩き、笹一酒造の新酒祭りを横目に見ながら

16時前の電車に間に合った。

 

 このメンバーであるから高尾駅で下車しておいしい一杯で打ち上げて解散。たっぷり雪があったであろう富士山は残念であったが、行ったとしても何処まで登れたやら?私には今年最高の素晴らしい黄紅葉のモミジ狩りだったので楽しい尾根歩きだった。

 

  (了)