滝子山
滝子山寂尚尾根 16,11,12
この日は富士山に登る予定だった。だが10日で富士宮5合目までの道路が通行止めということで、代替案として滝子山に行くことになった。私は久しぶりの尾根歩きである。寂尚尾根は以前も登ったが、そのときは1月の下旬で冬枯れの季節だった。今度は紅葉が期待できる。実際私には今シーズン最高のモミジ狩りとなった。
笹子駅から歩き始める。昨日は酷い雨だったが今日はいい天気だ。
線路を潜り中央道を越えて集落を抜けていく。途中寂尚尾根が見渡せるところがある。林道から寂尚尾根への分岐まで40分ほど(旧寂尚苑への道)。今日は暖かい。
廃墟となった寂尚苑のまえに滝子山へを指す看板がありこれに従い倒木で塞がれた道に入る。急坂しばしで民家の屋根の上に見えた鉄塔に着く。ここまで歩き始めてちょうど1時間。
気持ちのいい尾根を辿ると一旦林道に出る。
登るに連れ少しずつ葉が色付いてくる。
明るく気持ちのいい尾根を辿っていく。尾根がだんだんといい色になってくる。あまり赤くは染まらず黄茶色が多い。
歩き始めて2時間強、寂尚尾根のマザーツリーとも言うべきブナの大木が現れる。その黄(茶)葉も素晴らしいが、周辺の黄葉が見事でしばしモミジ狩り。
久しぶりに素晴らしいものを見させてもらった感じだ。
明るく黄色に染まった尾根は何とも気持ちいい。黄金色に輝きとてもいい色の葉がある。光の加減だろうが。
人も黄色く染まる。10:50過ぎ頃までは青空だった。
(続く)