赤岩尾根 2 | 鬼川の日誌

赤岩尾根 2

  赤岩尾根  16,5,28  (続き)

  ルンゼを登り岩峰をトラバースしてヤセ尾根を進む。


  核心といわれる1583m峰(P5)が見えてきた。9:15頃。


  ヤセ尾根上で少し休憩。両神山や下の集落が見える。



  ここから鞍部に降るが垂壁があり少し悪い。降りて1583m峰へ
 トラバースする。ルートにロープが張ってあるが今にも切れそうで
 使う気にならない。慎重にこれを通過し登り口へ移動する。



  P5側壁を登る。使わなかったがロープもある。上部では先頭が補助
 ロープを出し固定して皆に登ってもらっているようだが慎重に行けば
 難しいところではない。
 山頂に出て休憩する。9:50頃。




  1583峰からミツバツツジなどを見ながら降っていく。


  P4らしき峰が見える小岩峰を過ぎてしばらく降っていったがこの先で
 先頭が山腹の降りを右手に外れてしまったようだ。
 最低鞍部まで降るこの道は良く間違えているようで明瞭な踏み跡があった。
 少し戻ると左手に見える尾根筋に沿うように降る道があった。尾根筋を
 外れないように降ることだ。



  これを登り返すと立ち木にP4と書いたテープが巻かれてあった。
 10:25頃。時間的にはロスは少なかった。



  少し降り跨げる程度の小さなキレットを越えて登っていく。


  この辺りで私のカメラがおかしくなった。シャッターに異物が挟まった
 か異常な動きをして、収まったかと思ったら「書き込み不能」と出て
 写せなくなった。電池やメモリーを入れなおしてみたりしたがだめで、
 以後の写真を全く撮れなかった。

  私はほとんど行動記録をカメラに頼っているのでメモは取らない。
 まだまだ面白い上り下りがあったし、とりわけP1山頂は360度の
 大展望で撮れなかったのは残念だがどうしようもない。

  以後はリーダーのメモを元に仲間の写真をいくつか載せます。

  P4後登り返した岩峰を降り、確か小岩峰を巻きその先の踏み跡を
 追ってまた急な斜面を登り返してP3に着いたようだ。
 リーダーのメモで11:15頃。
 ちょうどこの頃仲間が撮った写真。(P3直前ということだ。)



  何とか読めるP2看板のある場所が11:25頃だから、P3から
 直ぐだったようだ。
 この先の降りから登山道を進むと岩峰を巻く道になる。どうやらこれが
 P1らしいと戻り、登り易い取り付きを選んで登る。
 この登りの写真。



  P1に12:05頃到着。ちょうどお昼でもありゆっくり休憩する。
 全体に霞みがちではあるが素晴らしい展望。しかし写真がない。
 まあ目標の赤岩尾根全ピークを踏めたから満足です。

  P1を12:25頃に出てからはほぼ危ないところもなく八丁峠。
 12:50頃。
 少し休んで上落合橋に13:40頃に着いた。
 登山口からちょうど7時間。
 13名もの大人数でこの時間は立派なものでしょう。
 危ないところが大好きらしいおば様軍団だけにたいしたものだ。

  この後車を回収に行き、途中道の駅に併設された風呂に入り帰京した。

  (了)


  その後また仲間からP1山頂の写真が届いたので補足。