白馬乗鞍岳 | 鬼川の日誌

白馬乗鞍岳

  白馬乗鞍岳山スキー  16,4,23・24

  今年はどこも雪が少なく山スキーのチャンスを潰している。
 4月初め10年ぶりくらいに会津駒ケ岳山スキーに再挑戦する予定で
 現地民宿まで行った。しかし登山道で半分くらいまでは雪がないらしく、
 何時間も板を担いで登らなければ(ということは降りも)ならないとか。
 しかも入り口から山の取り付きまでの林道には雪が半端に残り車は
 入れない。そんなこんなで中止になってしまった。
 駒ケ岳の山頂近くは樹木がなく広い大斜面をすべることが出来るので
 山スキーヤーにはあこがれの地である。遠くから山頂付近を望む限り
 では一面真っ白だったが下部の方はもう全く雪がない。
 
  そこで次のチャンスとして白馬乗鞍岳山スキー教室に参加させてもらう。
 23日は栂池自然園まで登りテント泊。教室の皆さんはツエルト体験とか
 だが、年寄りは勘弁してもらいテントだ。今回は7名。

  天気予報はあまり良いものではなく、23日夜中に雨が(雪ではなく)
 ぱらぱらと天幕を打つ音がしてちょっと心配になったが、24日朝は
 晴れてくれた。
 7:00頃出発、を目指して準備する。



  少し遅れたが7:15頃から歩き出す。とてもいい天気。


  山荘前から山に取り付く。しかしこちらからは目的の尾根に乗るのには
 かなりな急斜面を越えなければならず、結局板を担いで登ることに
 なったが、まあちょっとだけ。しかしここは素晴らしいロケーションだった。
 雲海が広がっている。



  あまりにもいい天気でとても暑いので直ぐに温度調節。
 天狗原への大斜面にはブッシュが多くみられるが、登り降りには
 問題なさそう。



  8:00頃から大斜面を登り始める。


  蓮華温泉山スキーで何度も登っているのでもう見慣れた景色ではあるが
 白馬岳から鹿島槍ヶ岳にかけての大展望が素晴らしい。とりわけ5月
 連休に挑戦予定の鹿島槍ヶ岳の双耳峰が気になる。厳しそうに聳えている。



  大展望を背景に登る。8:20頃


  8:30頃の乗鞍岳、白馬岳。大雪渓には雪がたっぷりのようだ。


  8:40頃、白馬三山が良く見える。この後白馬岳が乗鞍に隠れていく。


  樹林帯を抜けていく。白馬岳が隠れる頃には雲海が迫ってきた。



  8:50頃天狗原祠前到着。乗鞍岳の板を立てたような大斜面に先行する
 4名の登りを見ながら休憩する。




   (続く)