百花繚乱
春の花 16,3,22~4,5
* 22日
八ヶ岳バリエーションから帰り、次の日花を探して近くを散歩。
オオイヌノフグリは最も早くから道端で咲いている。

アセビは馬酔木と書く様で少し毒があるとか。

コブシは花の根本に一枚の葉を付けている。

数輪のソメイヨシノが咲いていた。とてもいい色です。

ユキヤナギは少し離れて見るほうがいい。

* 29日
いつも行くクライミングジムで知り合った人たちと、丹沢大倉にある
山岳スポーツセンターでクライミング。この練習会は2回目です。
15m程も高さがある壁はそうないですから楽しめます。

この日はいい天気で暖かく、外では久しぶりの人や遠くから参加した人
もいて1日楽しみました。同じ楽しみを共有する人たちと仲間になるのは
なんというかとても素晴らしいことです。

<div align="center">
この近くにオキナグサが咲いていた。柔らかそうな白い毛をマトイ、
翁の名にふさわしい。そういえば腰も曲がっているな。
八ヶ岳横岳付近にこの仲間のツクモグサが雪解け後の雪田に咲く。梅雨時に
わざわざ見に行ったこともあるがそれも随分昔の話だ。
九十九と書いて「つくも」と読むそうだ。九十九は百に一つ足りないから、
百から一を取った白のことで、やはり老人、翁を意味する。
「つくも会」というのがあちこちあるが、これも大抵老人会だ。


*1日夜~3日
4月初めに会津駒ケ岳山スキーの予定だった。桧枝岐の民宿に泊まった
のだが、駒ケ岳の雪が少なく、中間点くらいまで板を担いで登らなければ
ならない状態と民宿の主人から教えられた。しかも林道には半端に雪が残り
車は入れず、登山口までも歩かなければならないので止める事にした。
そんなわけで2日は天気は良かったのだが「塔のヘツリ」や大内宿の観光に
なってしまった。
何処でも見られる雑草の代表、ヒメオドリコソウ。小さな花ですが
ドアップするとそれなりにきれいです。外来種だそうですね。
あまり見られないがオドリコソウは在来種。(丹沢で見られる。)

早春の花の代表格福寿草がまだ咲いていた。硬い感じの黄色で強く
光を反射する。
夏の高山で見られる黄色の花などと同じくピントがとても合いにくい。


(アズマ)イチゲでしょう。小さく白い花も露出を補正しないと撮るのは
難しい。ピントも合いにくくただ撮るだけでは大概少しボケる。

雪田の中にとても素晴らしくいい色をして葉が開き始めていた。
何でしょうか?

* 5日
あいにくの天気だったが鎌倉でお花見。八幡宮前の段葛が改装された
とかで見に行った。しかし往時の面影がまるでなくなり幅も広くきれいには
なっていたけどちょっと違うなという感じ。
桜も植え替えたばかりで花は少ない。今は見栄えが悪いからか間隔が狭く、
大きくなったら多分混みすぎで間引かなければならなくなる。
なんだかいまいちな改装だ。


八幡宮の桜は今満開。

ボタンも今が盛りか。お金のない私には多分余り合わない花だ。
同じ豪勢でも「立てば芍薬」の方がまだいいか。


鎌倉随一の古刹杉本寺。入ったことがないのでお参りに。
山門の仁王像は運慶作と伝えられている。


今は通行止めの苔むした階段。入口の階段もそうだが人の往来で磨り
減ってしまっている。鎌倉のお寺では良くあることだが一体どれだけの
人がお参りしたのだろう。この辺の岩が砂岩で柔らかいこともあるのかな。

観音様の撮影は禁止でした。

花と芽吹きで柔らかな山の景色。しかしただ写してもその感じは
伝えられないといつも思う。

途次満開の桜。

報国寺を訪ねる。

コケが美しい。アップにするとスギゴケと分かります。


お寺の桜も見事です。ツツジも満開。


報国寺は竹林で有名。確かにきれいに手入れされた太い孟宗竹は
見事です。この日は小ぬか雨が降るあいにくの天気だったが、日が射し
こむとまたいいのではないかと思われた。
顔を出している筍もかなり太かった。


お休み処も雰囲気に合っている。

竹林とカエデの若葉。紅葉の頃も見応えありそう。


奥の崖にヤグラ。鎌倉は全山が墓地だ。

石庭にサンシュユの木(ハルコガネバナ)が花を付けていた。
秋になれば赤い実を付け秋珊瑚とも呼ばれるらしい。
(難しい漢字で看板があったが覚えられない。)

ところで稗搗節の「庭のサンシュノキ」がこれだと思っている人が
いるようだが、歌詞は「庭の山椒(さんしゅ)の木」で私たちにもお馴染みの
山椒(さんしょう)のことだ。さんしゅとルビがあるのは日向地方の方言だとか。
ということでこちらはサンシュユで全く違う木です。
裏山の山桜と淡い新芽、新葉とがなんとも美しい。


ハナモモがにぎやか。花をアップすると結構素晴らしいのだが。

シダレザクラが早くも咲いていた。ソメイヨシノよりもピンクが強く
単体の花としては八重桜系で豪華です。これも好き好きだ。


湿った土地に見られるウラシマソウ。鎌倉では良く見られる。
サトイモ科テンナンショウ属でマムシグサなどの仲間。独特の釣り糸を
伸ばしていてユーモラスだがサトイモ科の仲間は毒成分を持つものが多い。
球根があっても喰いたいとは思わないが。
* 22日
八ヶ岳バリエーションから帰り、次の日花を探して近くを散歩。
オオイヌノフグリは最も早くから道端で咲いている。

アセビは馬酔木と書く様で少し毒があるとか。

コブシは花の根本に一枚の葉を付けている。

数輪のソメイヨシノが咲いていた。とてもいい色です。

ユキヤナギは少し離れて見るほうがいい。

* 29日
いつも行くクライミングジムで知り合った人たちと、丹沢大倉にある
山岳スポーツセンターでクライミング。この練習会は2回目です。
15m程も高さがある壁はそうないですから楽しめます。

この日はいい天気で暖かく、外では久しぶりの人や遠くから参加した人
もいて1日楽しみました。同じ楽しみを共有する人たちと仲間になるのは
なんというかとても素晴らしいことです。

<div align="center">

この近くにオキナグサが咲いていた。柔らかそうな白い毛をマトイ、
翁の名にふさわしい。そういえば腰も曲がっているな。
八ヶ岳横岳付近にこの仲間のツクモグサが雪解け後の雪田に咲く。梅雨時に
わざわざ見に行ったこともあるがそれも随分昔の話だ。
九十九と書いて「つくも」と読むそうだ。九十九は百に一つ足りないから、
百から一を取った白のことで、やはり老人、翁を意味する。
「つくも会」というのがあちこちあるが、これも大抵老人会だ。


*1日夜~3日
4月初めに会津駒ケ岳山スキーの予定だった。桧枝岐の民宿に泊まった
のだが、駒ケ岳の雪が少なく、中間点くらいまで板を担いで登らなければ
ならない状態と民宿の主人から教えられた。しかも林道には半端に雪が残り
車は入れず、登山口までも歩かなければならないので止める事にした。
そんなわけで2日は天気は良かったのだが「塔のヘツリ」や大内宿の観光に
なってしまった。
何処でも見られる雑草の代表、ヒメオドリコソウ。小さな花ですが
ドアップするとそれなりにきれいです。外来種だそうですね。
あまり見られないがオドリコソウは在来種。(丹沢で見られる。)

早春の花の代表格福寿草がまだ咲いていた。硬い感じの黄色で強く
光を反射する。
夏の高山で見られる黄色の花などと同じくピントがとても合いにくい。


(アズマ)イチゲでしょう。小さく白い花も露出を補正しないと撮るのは
難しい。ピントも合いにくくただ撮るだけでは大概少しボケる。

雪田の中にとても素晴らしくいい色をして葉が開き始めていた。
何でしょうか?

* 5日
あいにくの天気だったが鎌倉でお花見。八幡宮前の段葛が改装された
とかで見に行った。しかし往時の面影がまるでなくなり幅も広くきれいには
なっていたけどちょっと違うなという感じ。
桜も植え替えたばかりで花は少ない。今は見栄えが悪いからか間隔が狭く、
大きくなったら多分混みすぎで間引かなければならなくなる。
なんだかいまいちな改装だ。


八幡宮の桜は今満開。

ボタンも今が盛りか。お金のない私には多分余り合わない花だ。
同じ豪勢でも「立てば芍薬」の方がまだいいか。


鎌倉随一の古刹杉本寺。入ったことがないのでお参りに。
山門の仁王像は運慶作と伝えられている。


今は通行止めの苔むした階段。入口の階段もそうだが人の往来で磨り
減ってしまっている。鎌倉のお寺では良くあることだが一体どれだけの
人がお参りしたのだろう。この辺の岩が砂岩で柔らかいこともあるのかな。

観音様の撮影は禁止でした。

花と芽吹きで柔らかな山の景色。しかしただ写してもその感じは
伝えられないといつも思う。

途次満開の桜。

報国寺を訪ねる。

コケが美しい。アップにするとスギゴケと分かります。


お寺の桜も見事です。ツツジも満開。


報国寺は竹林で有名。確かにきれいに手入れされた太い孟宗竹は
見事です。この日は小ぬか雨が降るあいにくの天気だったが、日が射し
こむとまたいいのではないかと思われた。
顔を出している筍もかなり太かった。


お休み処も雰囲気に合っている。

竹林とカエデの若葉。紅葉の頃も見応えありそう。


奥の崖にヤグラ。鎌倉は全山が墓地だ。

石庭にサンシュユの木(ハルコガネバナ)が花を付けていた。
秋になれば赤い実を付け秋珊瑚とも呼ばれるらしい。
(難しい漢字で看板があったが覚えられない。)

ところで稗搗節の「庭のサンシュノキ」がこれだと思っている人が
いるようだが、歌詞は「庭の山椒(さんしゅ)の木」で私たちにもお馴染みの
山椒(さんしょう)のことだ。さんしゅとルビがあるのは日向地方の方言だとか。
ということでこちらはサンシュユで全く違う木です。
裏山の山桜と淡い新芽、新葉とがなんとも美しい。


ハナモモがにぎやか。花をアップすると結構素晴らしいのだが。

シダレザクラが早くも咲いていた。ソメイヨシノよりもピンクが強く
単体の花としては八重桜系で豪華です。これも好き好きだ。


湿った土地に見られるウラシマソウ。鎌倉では良く見られる。
サトイモ科テンナンショウ属でマムシグサなどの仲間。独特の釣り糸を
伸ばしていてユーモラスだがサトイモ科の仲間は毒成分を持つものが多い。
球根があっても喰いたいとは思わないが。