塔ノ岳
雪の塔ノ岳 16,1,24
弾左衛門ノ峰を歩いて後喉の腫れが酷くなり風邪を悪化させて
しまった。そうは言っても高熱が出るということはなく程度は軽い。
それでジムなどに行ってまた悪くなるとかを繰り返し、結局その後
の岩登りとかスキー等の計画を潰してしまった。スキー板などは
既に送っていたので、スキー板だけが旅行してきた。
なんだかんだ1週間以上ぐずぐずと不調が続いた。
塔ノ岳の計画に2人が行くと応募してきたので病み上がりで心配
ではあったが決行することにした。大倉で集合し雪があると思うの
でスパッツを付けて歩き始める。全国的には大荒れの予報である
が関東近辺はまあまあのはず。日が射していた。9:10頃。
私はようやく風邪が治まったかなというところだし、1人は咳が止
まらない様子のうえ山歩きは久しぶり。元気なのは1人だけという
わけでともかくゆっくり歩く。
雪が多い時は観音茶屋辺りからというときもあるが、18日東京
近辺で交通の大混乱を引き起こしたにしてはなかなか雪が現れず、
見晴らし茶屋に来ても雪が無い。ここは工事中だ。10時頃。
茶屋を過ぎて少しで登山道に雪が現れてきたのでチェーンアイ
ゼンなり軽アイゼンを付ける。チェーンはほんの滑り止めで歯が
小さいのでこうした土交じりの道の場合歯が邪魔にならない。
それはいいのだが本格的な雪道になるとほとんど付けてないのと
変わらない。
こうした特性を理解して使うなら収納もコンパクトだし便利な道具だ。
このくらいの丹沢の雪になら対応可能である。
沢登りの詰めなどに便利に使っている人もいる。
10:40頃登山道で大勢が道の補修工事をやっていた。丹沢自
然再生委員会とか幟が立っていた。ボランティアでやっているようだ。
駒止め茶屋に10:50頃。やはり今日はなかなか足が進まない。
この大倉尾根(バカ尾根)は普通沢登りの降りに使うことがほとん
どでめったに登らないし、降りには頻繁に使うので間隔を短く感じ
ているだけに余計次が遠く感じる。きつい。
堀山の家に2時間掛かった。11:10を過ぎていた。
ここで大休止。昼近いので腹に少し入れる。
富士山が顔を出していたが雲の動きが激しい。
休止を入れると堀山の家で2時間20分ほど掛かったわけで、
この調子では私も花立で精一杯かなという感じだったし、久しぶり
で風邪気味の1人はそれ以上は無理ですという。
堀山の家から歩き出してしばらくして花立目標の人はマイペースで
歩いてもらうことにして、私と元気印のもう1人は先に行ける所まで
行くことにした。
私もこの頃からようやく調子が出てきたようだ。思ったより早く
花立直下の見覚えのある階段が出てきた。振り返れば激しい動
きの雲の下に相模湾が光っていた。
花立に12:15着。この時間ならそしてようやく調子も出てきたし
塔ノ岳山頂まで行けそうだということで、花立目標の1人は置いて
2人で山頂に向かうことにした。
富士山には噴出したかのような凄い雲が掛かっていた。
山荘から10分強登ってようやく塔ノ岳山頂方面や蛭ヶ岳方面が
見えてくる。まだまだ一登りある。後20分では難しそうだ。
(古い地図では金冷しから20分とある。昔の地図のコースタイム
は早いものが多い。)
実際山頂はピーク二つほど登った更に先にあった。
かなりの人たちが降ってくるのを待たなければならない道もあり
先の人を追い越せない道もあったりしたが12:50頃には山頂に
着いた。山頂は人で一杯。
この時は快晴。だが風が強かった。富士山もほぼ見えてきた。
蛭ヶ岳方面の奥は南アルプスだろうがあまり白い峰がない。
相棒もまもなく到着した。
相棒はいつも元気です。
山頂は風強く酷く寒かった。花立には1人が待っているので駆け
下りる。山頂付近は10~20cmほど積もっていてふかふかなので
チェーンでも快適である。
13:15前には着いたから花立から山頂往復1時間掛からなかった。
花立から今日一番の富士山が見えていた。
富士山をバックに。そして三の塔、大山方面。
13:30前に降り始める。日当たりがいい所はかなり溶けてきた。
溶け始めると結構滑る。
13:55頃には堀山の家。30分弱だ。
14:20頃ボランティアでの道の補修場所を通り過ぎる。
かなり大勢の人たちが手伝っているようだ。ご苦労様です。
この少し下でアイゼンを取る。
14:50頃には観音茶屋。
15:10頃には大倉に降りてきた。バス停まであと5分くらいかな。
総行動時間ほぼ6時間だったから、途中から少し挽回したようだ。
風邪気味の人も降りは快調だったし。
バスは一杯だったからかなりの人がこの近辺の山に登ったのだろう。
私も今日一日歩いてようやく本格的に風邪が抜けた感じになった。
それにしても歩き始めはきつかった。病み上がりや久しぶりの山歩き
の場合、最初どうしてもペースが上がらないわけだが、その辛いときを
スローペースでいいからどう我慢するか、乗り越えられるかどうかだと
つくづく思わされた。辛い一時を越えれば結構歩けるものだ。
またこんなに辛いことにならないように普段もう少し歩かなければ。
弾左衛門ノ峰を歩いて後喉の腫れが酷くなり風邪を悪化させて
しまった。そうは言っても高熱が出るということはなく程度は軽い。
それでジムなどに行ってまた悪くなるとかを繰り返し、結局その後
の岩登りとかスキー等の計画を潰してしまった。スキー板などは
既に送っていたので、スキー板だけが旅行してきた。
なんだかんだ1週間以上ぐずぐずと不調が続いた。
塔ノ岳の計画に2人が行くと応募してきたので病み上がりで心配
ではあったが決行することにした。大倉で集合し雪があると思うの
でスパッツを付けて歩き始める。全国的には大荒れの予報である
が関東近辺はまあまあのはず。日が射していた。9:10頃。
私はようやく風邪が治まったかなというところだし、1人は咳が止
まらない様子のうえ山歩きは久しぶり。元気なのは1人だけという
わけでともかくゆっくり歩く。
雪が多い時は観音茶屋辺りからというときもあるが、18日東京
近辺で交通の大混乱を引き起こしたにしてはなかなか雪が現れず、
見晴らし茶屋に来ても雪が無い。ここは工事中だ。10時頃。
茶屋を過ぎて少しで登山道に雪が現れてきたのでチェーンアイ
ゼンなり軽アイゼンを付ける。チェーンはほんの滑り止めで歯が
小さいのでこうした土交じりの道の場合歯が邪魔にならない。
それはいいのだが本格的な雪道になるとほとんど付けてないのと
変わらない。
こうした特性を理解して使うなら収納もコンパクトだし便利な道具だ。
このくらいの丹沢の雪になら対応可能である。
沢登りの詰めなどに便利に使っている人もいる。
10:40頃登山道で大勢が道の補修工事をやっていた。丹沢自
然再生委員会とか幟が立っていた。ボランティアでやっているようだ。
駒止め茶屋に10:50頃。やはり今日はなかなか足が進まない。
この大倉尾根(バカ尾根)は普通沢登りの降りに使うことがほとん
どでめったに登らないし、降りには頻繁に使うので間隔を短く感じ
ているだけに余計次が遠く感じる。きつい。
堀山の家に2時間掛かった。11:10を過ぎていた。
ここで大休止。昼近いので腹に少し入れる。
富士山が顔を出していたが雲の動きが激しい。
休止を入れると堀山の家で2時間20分ほど掛かったわけで、
この調子では私も花立で精一杯かなという感じだったし、久しぶり
で風邪気味の1人はそれ以上は無理ですという。
堀山の家から歩き出してしばらくして花立目標の人はマイペースで
歩いてもらうことにして、私と元気印のもう1人は先に行ける所まで
行くことにした。
私もこの頃からようやく調子が出てきたようだ。思ったより早く
花立直下の見覚えのある階段が出てきた。振り返れば激しい動
きの雲の下に相模湾が光っていた。
花立に12:15着。この時間ならそしてようやく調子も出てきたし
塔ノ岳山頂まで行けそうだということで、花立目標の1人は置いて
2人で山頂に向かうことにした。
富士山には噴出したかのような凄い雲が掛かっていた。
山荘から10分強登ってようやく塔ノ岳山頂方面や蛭ヶ岳方面が
見えてくる。まだまだ一登りある。後20分では難しそうだ。
(古い地図では金冷しから20分とある。昔の地図のコースタイム
は早いものが多い。)
実際山頂はピーク二つほど登った更に先にあった。
かなりの人たちが降ってくるのを待たなければならない道もあり
先の人を追い越せない道もあったりしたが12:50頃には山頂に
着いた。山頂は人で一杯。
この時は快晴。だが風が強かった。富士山もほぼ見えてきた。
蛭ヶ岳方面の奥は南アルプスだろうがあまり白い峰がない。
相棒もまもなく到着した。
相棒はいつも元気です。
山頂は風強く酷く寒かった。花立には1人が待っているので駆け
下りる。山頂付近は10~20cmほど積もっていてふかふかなので
チェーンでも快適である。
13:15前には着いたから花立から山頂往復1時間掛からなかった。
花立から今日一番の富士山が見えていた。
富士山をバックに。そして三の塔、大山方面。
13:30前に降り始める。日当たりがいい所はかなり溶けてきた。
溶け始めると結構滑る。
13:55頃には堀山の家。30分弱だ。
14:20頃ボランティアでの道の補修場所を通り過ぎる。
かなり大勢の人たちが手伝っているようだ。ご苦労様です。
この少し下でアイゼンを取る。
14:50頃には観音茶屋。
15:10頃には大倉に降りてきた。バス停まであと5分くらいかな。
総行動時間ほぼ6時間だったから、途中から少し挽回したようだ。
風邪気味の人も降りは快調だったし。
バスは一杯だったからかなりの人がこの近辺の山に登ったのだろう。
私も今日一日歩いてようやく本格的に風邪が抜けた感じになった。
それにしても歩き始めはきつかった。病み上がりや久しぶりの山歩き
の場合、最初どうしてもペースが上がらないわけだが、その辛いときを
スローペースでいいからどう我慢するか、乗り越えられるかどうかだと
つくづく思わされた。辛い一時を越えれば結構歩けるものだ。
またこんなに辛いことにならないように普段もう少し歩かなければ。