西穂高岳 | 鬼川の日誌

西穂高岳

  西穂高岳登攀  15,11,21・22


  今年は槍ヶ岳が冬山第1弾となったが、恒例の西穂高岳は雪が
 少ないと言う情報だ。松本からバスを乗り継ぎ新穂高温泉のロープ
 ウェイで上がる。ゴンドラからの西穂高岳の稜線。(Kさんの写真)
 奥に奥穂高岳らしきが見える。

                       (K)
  14時頃山頂駅。


  進む道に雪は全くない。13年は雪山だったが。


                     (13,11,16)

  笠ヶ岳から抜戸岳、そして双六岳、三俣蓮華岳方面。
 今日は結構きれいに見える。


  肉眼では見えなかったが望遠で引っ張ると笠ヶ岳山荘が写っていた。


  のんびり歩いて15:30頃山荘着。奥に乗鞍岳。




  天気は下り坂。アーベントロートとはいかないが雲海がきれい。


  遠くに白山らしきが見えた。


  山荘前、これだけ全く雪が無いのも珍しい。


                     (13,11,16)

  山荘に着き明日の打ち合わせの後持ち寄ったお酒で宴会。
 この間にKさんが夕景写真を撮ってくれたので掲載する。
 
  笠ヶ岳から双六、三俣蓮華方面。そして明日アタックの西穂高岳。
 周りも少ないがまるで雪が無い。


                       (K)
  前穂高岳、明神岳、霞沢岳。

                       (K)
  乗鞍岳と焼岳。

                       (K)
  宴会も賑やかでした。今回は15名。

                       (K)

  22日朝食を済ませて外に出る。朝はさすがに寒い。
 ほぼ雪が無い状態なので、班分けも細かくせず3班。
 (J班5名、M班4名、O2班5名)
 Kさんはまだリハビリ中で今日は独標までの予定。


  さてO2班5名も歩き始める。6:40頃から。


  丸山に7:00頃。


  天気悪く覆いかぶさるような雲。遠くは見えない。


  独標とピラミッドピーク。7:35頃。天気も悪い。
 13年の晴れた雪山と比べるととりわけ写真の色がまるで別の山か
 のように違う。これでは気分も晴れない。
 

                     (13,11,17)
  独標へ取り付く。


  独標7:50頃で、1時間10分ほどは夏山ペース。


  独標のO2班。


  独標に最初に着いたM班は2人の靴が具合悪く(底が剥がれたり
 新調の靴が足に合わなかったり)、もう1人も不調とか4名のうち3名
 が撤退することにしたようだ。
 後から来るリハビリ中のKさんと降るという。
 確かに不具合を押して頑張ろうかという気にはならないほど、天気は
 悪いし展望もまるでない。
 それで残る1人はO2班に合流して先に進むことになった。まだ1時間
 ちょいしか歩いてないから、不具合がなければここで撤退という気に
 もならないだろう。
 O2班が6名となりJリーダー班5名と11名が独標から先へ進む。
 
  独標からの降りは13年のように雪壁となっていればかなり急なので、
 安全のためにロープをだして確保して降りてもらう。そのためのボルト
 も岩に打ってある。しかし今年は雪が載ってはいるが階段状の降り道
 が出ているので確保なしでそのまま降っていく。


     (続く)