大桧沢・飯森沢 2
大桧沢を遡り飯森沢を降る 15,8,8・9 (続き)
黒滝の上の小滝。左の岩にペンキマークがあったがこれは流れ
の中を直登した。11:00頃。
その上の小滝は大岩を越える。ロープあり。
そして熊滝。11:20頃。
ここは触っている棚に上がるのがやっかいで、結局リーダーが荷を
降ろし、ショルダーで女性陣を上げた。3人の踏み台になりご苦労
様でした。重かったでしょう。
そしてまず上の女性陣に荷を上げてもらう。空身で私はリーダーに
補助してもらいながらロープを掴み、セットしたヌンチャクを掴みし
て這い上がった。最後のリーダーが補助がないので上から私がロー
プで引っ張り補助して上がってもらった。ここが一番苦労したかな。
右手の壁からトラバース気味に棚に乗ったというレポもあったが、
これはかなり難しそうだが落ちてもドボンで面白いかもしれない。
熊滝を上がると奥に哺乳ツクシらしい滝が見える。11:35頃。
何処から登るのか探しながら進む。
滝手前の壁に鎖が掛かっていた。
深くてきれいな滝壺を持った滝だ。それにしても哺乳ツクシとは
なんのことやらさっぱり分からないネーミングだね。
大体この沢のネーミングは分からないものが多い。
ウダ滝、ミカワ滝、アダチ滝、そして明日にはマヨネーズ沢という
何でマヨネーズなのというのもある。
まあマヨネーズは別だが土地の言葉で分からないものはいくらでも
ある。丹沢のマスキ嵐沢というのもそうだし。探っていけばそれなり
の理由があるはずだから分からないからといって下手に変えたり
しないほうがいいのが地名なのだ。最近古い地名を変更することが
流行っているようだが軽く考えすぎなのだ。
滝上に出て少し休む。ここは穏やかな流れになっている。
11:55頃からまた進む。
枝沢の小滝がきれいなコケを育てている。まだ小滝はある。
きれいな結構深い釜もある。
渡り廊下のようだ。
そしてきれいな小釜を過ぎると今日の終点二俣に着く。
12:20頃だったから登山口から5時間40分ほどということになる。
これは予定よりかなり早い。
まあ難しい滝にはほとんど挑戦せずに来たし、ほぼロープを出さ
ずとも登れる足並みが揃っていたから。
右が栂峰に至る思案沢。何を思案するのやら。
正面にキャンプ場へ上がる道がある。
担ぎ上げてきたお酒を冷やす。
キャンプ場はかなり広く他に誰もいないので濡れたものを乾かす
場所も自由だし、寝場所も余裕。沢開きのときに使うらしいシート
が奥に保管してあったので、一枚タープに使わせてもらう。
テントもタープの下でフライもいらない。
まず手分けして焚き火用の薪を集めるが沢にはほとんどなく、藪の
中のほうがあった。
そして宴会である。時間はたっぷりある。お酒もたっぷりある。
私たちは早く着きすぎたし、他に来る人たちもいるだろうと思ったの
だがとうとう他には誰一人来なかったので、広いキャンプ場が貸切
となった。土曜日で天気もいいのにこんなこともあるのだ。
テントは5人寝られるがタープの下なのでリーダーと私は外に寝る。
私はやはり寒くなり途中からテントの中に入れてもらった。シュラフ
カバーではダウンを一枚着ても寒い。リーダーはありったけを着込
んで朝まで外で頑張った。
途中起きたとき、まだ火種が残っていたのでもう一度盛大に火を付
け温まる。リーダーも起きてきて私より更に後まで焚き火を楽しんで
いたようだ。キャンプファイアーは暗くなってからの方がいい。
早くから寝てしまったので、9日も朝は早かった。
テントを撤収し、タープをタタミ元の場所に保管して、朝飯を食べて、
沢装備を装着する。まだ乾いてないものを装着する。これが沢泊の
止むを得ないところだが、直ぐに濡れるから同じです。
出発の準備は5:40頃には整った。
テント場は一段高い。
歩き始めると直ぐに小さな釜を持った小滝が連続する。足を
滑らせればドボンするので、風呂屋横丁というらしい。
朝は早いし飛び込んで濡れたくはないのにぬるぬるの小滝が続
くので、皆さん慎重です。
横丁というくらいでずっと狭く細い沢が続く。
日当たりが悪いのでコケが発達するようだ。
足場を確認しながら登る。
6:30頃左からマヨネーズ沢が出会う。何でマヨネーズなのかは
さっぱり分からない小さな沢同士の出合。
出合から程なくでぶつかったこの小滝はぬるぬる、つるつるで
釜も深そうでまず登る気もしないし登れそうもない。左手と右手と
好きな方から笹薮を掴んで小さく巻く。
私は右手を行ったが、こちらの方が登りやすかったようだ。
この先は細い溝状の沢となり藪もうるさく休むに適当なところもな
いのでそのまま登っていくが、これが結構きつかった。
稜線に出て遠くに飯豊連峰らしきが見えたのが、7時前だったから
最後の小滝から20分強ごそごそ這い登ったことになる。
飯森山神社は直ぐだった。7:00頃。
飯森山神社。沢の出口から50mとある。
朝一番1時間20分ほど休みなく登ったのでここで休憩する。
快晴の天気の中歩き出すと直ぐ先が飯森山山頂、三角点。
7:15頃。
遠くに少し雲を被った磐梯山、そして吾妻山連峰らしきが見える。
飯森沢を降る予定で、前に見える鉢伏山との暗部辺りから入る
つもりで進む。
しかしちょっと降りすぎたようで密集した根曲がり竹の藪に突入
してからそう長くではなかったが、少し登りかえさなければならず
その分余計にきつい藪漕ぎをすることになった。
降りになってからもしばらくはかなり急な滑り落ちそうな藪漕ぎが
続いた。根曲がり竹は滑る。
藪の中で少し沢地形になったかなという頃写真を撮ったのだが、
これが8:10頃で藪漕ぎ開始から30~40分くらい経っていたか
な?
途中休んでまたしばらく降ってようやく水が流れるようになる。
ここまでが結構きつかった。水が流れだすと少し涼しい。8:35頃。
枝沢でもそれなりの滝が出てくるが巻きながら降りられる。
降りたところで写真を撮る。9:05頃の滝。
9:15頃の滝と9:20頃の滝。いずれも補助ロープで降りられた。
飯森沢本流に出たのがこの直ぐ後で9:25頃。藪に突入してから
2時間ほど掛かったようだ。この間が一番きつかったかもしれない。
出合で少し休むが水が流れてなく暑いので長くは休まず。
しばらく降って適当な場所でティータイム。
また歩き出したのが10:20頃。
1ヶ所大岩の滝がそのまま下るにはちょっと難しく、巻き気味に
降るところで補助ロープで少し懸垂して降りるところもあった。
大桧沢と同じくこちらも大岩がごろごろした沢なのだ。10:55頃。
11:20頃には遠くに橋が見えてきて、少しで飯森沢と大桧沢との
出合に到着した。
左から飯森沢、本流が大桧沢。ぐるりと1周したわけだ。
終点登山口、11:25頃。
橋の上から大桧沢と飯森沢の出合を見下ろす。
行動時間昨日は5時間40分くらいで今日は5時間50分くらい。
とても順調なペースでした。
沢装備を解き犬の散歩で通りかかった叔父さんに教えてもらった
風呂屋に寄り、道の駅で昼飯を食べて帰京です。
関越道は酷く混んでいるようでしたが、東北道はさほど混まず順調
でしたね。1度車のパンク事故で少し渋滞はあったが。
黒滝の上の小滝。左の岩にペンキマークがあったがこれは流れ
の中を直登した。11:00頃。
その上の小滝は大岩を越える。ロープあり。
そして熊滝。11:20頃。
ここは触っている棚に上がるのがやっかいで、結局リーダーが荷を
降ろし、ショルダーで女性陣を上げた。3人の踏み台になりご苦労
様でした。重かったでしょう。
そしてまず上の女性陣に荷を上げてもらう。空身で私はリーダーに
補助してもらいながらロープを掴み、セットしたヌンチャクを掴みし
て這い上がった。最後のリーダーが補助がないので上から私がロー
プで引っ張り補助して上がってもらった。ここが一番苦労したかな。
右手の壁からトラバース気味に棚に乗ったというレポもあったが、
これはかなり難しそうだが落ちてもドボンで面白いかもしれない。
熊滝を上がると奥に哺乳ツクシらしい滝が見える。11:35頃。
何処から登るのか探しながら進む。
滝手前の壁に鎖が掛かっていた。
深くてきれいな滝壺を持った滝だ。それにしても哺乳ツクシとは
なんのことやらさっぱり分からないネーミングだね。
大体この沢のネーミングは分からないものが多い。
ウダ滝、ミカワ滝、アダチ滝、そして明日にはマヨネーズ沢という
何でマヨネーズなのというのもある。
まあマヨネーズは別だが土地の言葉で分からないものはいくらでも
ある。丹沢のマスキ嵐沢というのもそうだし。探っていけばそれなり
の理由があるはずだから分からないからといって下手に変えたり
しないほうがいいのが地名なのだ。最近古い地名を変更することが
流行っているようだが軽く考えすぎなのだ。
滝上に出て少し休む。ここは穏やかな流れになっている。
11:55頃からまた進む。
枝沢の小滝がきれいなコケを育てている。まだ小滝はある。
きれいな結構深い釜もある。
渡り廊下のようだ。
そしてきれいな小釜を過ぎると今日の終点二俣に着く。
12:20頃だったから登山口から5時間40分ほどということになる。
これは予定よりかなり早い。
まあ難しい滝にはほとんど挑戦せずに来たし、ほぼロープを出さ
ずとも登れる足並みが揃っていたから。
右が栂峰に至る思案沢。何を思案するのやら。
正面にキャンプ場へ上がる道がある。
担ぎ上げてきたお酒を冷やす。
キャンプ場はかなり広く他に誰もいないので濡れたものを乾かす
場所も自由だし、寝場所も余裕。沢開きのときに使うらしいシート
が奥に保管してあったので、一枚タープに使わせてもらう。
テントもタープの下でフライもいらない。
まず手分けして焚き火用の薪を集めるが沢にはほとんどなく、藪の
中のほうがあった。
そして宴会である。時間はたっぷりある。お酒もたっぷりある。
私たちは早く着きすぎたし、他に来る人たちもいるだろうと思ったの
だがとうとう他には誰一人来なかったので、広いキャンプ場が貸切
となった。土曜日で天気もいいのにこんなこともあるのだ。
テントは5人寝られるがタープの下なのでリーダーと私は外に寝る。
私はやはり寒くなり途中からテントの中に入れてもらった。シュラフ
カバーではダウンを一枚着ても寒い。リーダーはありったけを着込
んで朝まで外で頑張った。
途中起きたとき、まだ火種が残っていたのでもう一度盛大に火を付
け温まる。リーダーも起きてきて私より更に後まで焚き火を楽しんで
いたようだ。キャンプファイアーは暗くなってからの方がいい。
早くから寝てしまったので、9日も朝は早かった。
テントを撤収し、タープをタタミ元の場所に保管して、朝飯を食べて、
沢装備を装着する。まだ乾いてないものを装着する。これが沢泊の
止むを得ないところだが、直ぐに濡れるから同じです。
出発の準備は5:40頃には整った。
テント場は一段高い。
歩き始めると直ぐに小さな釜を持った小滝が連続する。足を
滑らせればドボンするので、風呂屋横丁というらしい。
朝は早いし飛び込んで濡れたくはないのにぬるぬるの小滝が続
くので、皆さん慎重です。
横丁というくらいでずっと狭く細い沢が続く。
日当たりが悪いのでコケが発達するようだ。
足場を確認しながら登る。
6:30頃左からマヨネーズ沢が出会う。何でマヨネーズなのかは
さっぱり分からない小さな沢同士の出合。
出合から程なくでぶつかったこの小滝はぬるぬる、つるつるで
釜も深そうでまず登る気もしないし登れそうもない。左手と右手と
好きな方から笹薮を掴んで小さく巻く。
私は右手を行ったが、こちらの方が登りやすかったようだ。
この先は細い溝状の沢となり藪もうるさく休むに適当なところもな
いのでそのまま登っていくが、これが結構きつかった。
稜線に出て遠くに飯豊連峰らしきが見えたのが、7時前だったから
最後の小滝から20分強ごそごそ這い登ったことになる。
飯森山神社は直ぐだった。7:00頃。
飯森山神社。沢の出口から50mとある。
朝一番1時間20分ほど休みなく登ったのでここで休憩する。
快晴の天気の中歩き出すと直ぐ先が飯森山山頂、三角点。
7:15頃。
遠くに少し雲を被った磐梯山、そして吾妻山連峰らしきが見える。
飯森沢を降る予定で、前に見える鉢伏山との暗部辺りから入る
つもりで進む。
しかしちょっと降りすぎたようで密集した根曲がり竹の藪に突入
してからそう長くではなかったが、少し登りかえさなければならず
その分余計にきつい藪漕ぎをすることになった。
降りになってからもしばらくはかなり急な滑り落ちそうな藪漕ぎが
続いた。根曲がり竹は滑る。
藪の中で少し沢地形になったかなという頃写真を撮ったのだが、
これが8:10頃で藪漕ぎ開始から30~40分くらい経っていたか
な?
途中休んでまたしばらく降ってようやく水が流れるようになる。
ここまでが結構きつかった。水が流れだすと少し涼しい。8:35頃。
枝沢でもそれなりの滝が出てくるが巻きながら降りられる。
降りたところで写真を撮る。9:05頃の滝。
9:15頃の滝と9:20頃の滝。いずれも補助ロープで降りられた。
飯森沢本流に出たのがこの直ぐ後で9:25頃。藪に突入してから
2時間ほど掛かったようだ。この間が一番きつかったかもしれない。
出合で少し休むが水が流れてなく暑いので長くは休まず。
しばらく降って適当な場所でティータイム。
また歩き出したのが10:20頃。
1ヶ所大岩の滝がそのまま下るにはちょっと難しく、巻き気味に
降るところで補助ロープで少し懸垂して降りるところもあった。
大桧沢と同じくこちらも大岩がごろごろした沢なのだ。10:55頃。
11:20頃には遠くに橋が見えてきて、少しで飯森沢と大桧沢との
出合に到着した。
左から飯森沢、本流が大桧沢。ぐるりと1周したわけだ。
終点登山口、11:25頃。
橋の上から大桧沢と飯森沢の出合を見下ろす。
行動時間昨日は5時間40分くらいで今日は5時間50分くらい。
とても順調なペースでした。
沢装備を解き犬の散歩で通りかかった叔父さんに教えてもらった
風呂屋に寄り、道の駅で昼飯を食べて帰京です。
関越道は酷く混んでいるようでしたが、東北道はさほど混まず順調
でしたね。1度車のパンク事故で少し渋滞はあったが。